以前、テレビ出演の機会があり船井先生から番組の中でコメントをいただきました。その言葉は「経営者は孤独です」「コンサルタントは経営者が元気になること(だけを)考えれば良いのです」というものでした。
不透明な時代、会社の転機にあたって経営者は客観的な判断をしているつもりであってもそれが正しいのかどうか大いに悩みます。企業を引っ張る経営者とて同じ悩みを持つ人間ですが、経営者は自分の悩みが社内に伝わり動揺を招いたり、社員の志気に悪影響を与えたくはないので、孤独な決断を迫られるシーンが発生します。
私たち経営コンサルタントは幹部にも話せない事柄の相談相手として論理的、体系的に企業の課題を分析し、自信をもって処方箋を企業に提示し、経営者の方が成功への確信イメージを高めるお手伝いをするのが仕事です。そして経営者の“右手にあるロマンや夢”と“左手にある算盤の勘定“をあわせていきたいと願っています。
船井幸雄先生がルール化した船井流の経営の原則はシンプルかつ時流に流されない汎用性のあるわかりやすい魔法の言葉でした。その言葉は多くの経営者を納得させ、安心させ正しい経営の意思決定をサポートしたことは周知の事実です。私自身も自分自身の一言一言が企業の明るい未来への招待状となり経営者が元気になれる要素をもっているか、常にチェックし続けこの仕事を続けていきたいと考えています。
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- 船井幸雄先生の思いでの一言 from 経営コンサルタント 岡 聡