小山政彦社長が産み出した数理マーケティングはなかなか難解であり、社長自身も今も更なる研究を行っている。いわゆる社長の生き様そのもののテーマであることから、船井総合研究所社内でこの部分を自信をもって語ることは相当難しい。
ちょっとでも間違った解釈や捉え方をしていれば、不勉強なことが余計にバレてしまうことになる。また全国に数多く存在する「コヤマファン」「数理マーケティングファン」からの指摘も恐ろしい。そういう危なっかしい(?)テーマに手をつける人間は小山政彦社長の愛弟子である船井総合研究所東京事務所所属のコンサルタントである梶野順広さん、そして大阪のコンサルタントでは岡ぐらいのものである。なかなか数理マーケティングを正面から語るのは社内でも難しいのである。
そのうえ岡は数学がないから文系に進んだぐらいであり、まったく数学は得意ではない。しかし元来の凝り性とどうしても憧れの数理マーケティングをものにしたいという執念でマーケティングの真髄を20回程度読んでいた。
執念とは恐ろしいものでそういう経験の中から自分なりに数理マーケティングの底流にながれる小山政彦社長の視点がおぼろげながらに理解できてきていたのである。なんとなくわかってきた。そういう気持ちになったのは、すでに船井総合研究所に入社して10年ほどが過ぎていた頃であった。
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