ブランドコンセプトを定義していく時、最も重要になってくる事はターゲットの設定であると思います。難しく聞こえる部分があるかもしれませんが、わかりやすく言うとその商品群を誰に提供していくのか=誰がその商品を手にした時に喜ぶのかということです。
商品はコンセプト、ターゲット設定を変更すると俄然輝きを増して売れるようになることがあります。今、食品業界では日本酒の海外への輸出がブームになっています。外国人から見ると酒自体の美味しさ、味の多様性などだけでなく世界でも類を見ないラベルと箱のデザインの華やかさ、珍しさが好奇心をそそられる存在になっていると聞きます。確かにビックリするほど商品名やロゴ、自体の多様性があります。数百年の歴史を刻む酒蔵もあるわけですから当然なことです。
また実用的な道具類をインテリアとして位置づけたり、用品を日本人の完成の色彩や素材で作り直したりすることも多く見受けられるようになってきています。
マーケットは製品と市場の組み合わせで出来ているわけですから同じ商品でも売り先、売り方を変えることで新たな市場の獲得が可能になる場合も多いわけです。
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- ブランド作り② ターゲットの捉え方、見つけ方 from 経営コンサルタント 岡 聡