今では想像も出来ない船井幸雄先生の紹介文を見つけました。
小売業未来学―競合時代を勝ち抜く! (1977年)の本のカバーの文章です。
船井幸雄先生の初期のビジネス社の本には同様の紹介文がしばらく記載されていたのですが、この写真のものは似顔絵入りです。恰幅がよく貫禄がある船井幸雄先生の絵ですね。昭和52年1月8日に初版が出たこの本は船井幸雄先生が43歳の頃の流通コンサルタントばりばりの時に書いた本です。以下に紹介文を記載します。
船井幸雄
・経営コンサルタントとして、この数年、その指導実績において100%の成功を収めてきた男。
・流通業界の指導者としては文字通り第一人者。
・現在、関係先企業は数百社に達している。大企業だけではなく、中小企業にも強い男。
・価値観の激変の中に生きた昭和一桁生まれの強さを、見事に経営に具現化した男。
・その指導理念は「人間性尊重」と「常識的なのが最善」ということに尽きる。
・競合(競争)指導においては一度も失敗したことがない、おそろしくケンカに強い男。
・メチャクチャ忙しいのにたえずニコニコ。仕事が趣味なのか、趣味と仕事が一致しているのか。常に余裕たっぷり。
・最近、「好況にも不況にも強い船井流経営法」として、識者の間にセンセーションをまきおこしつつある。
現在の私の年齢よりもかなり若い船井幸雄先生は32年前にバリバリで超売れっ子であったことがわかります。しかしケンカの船井は内輪の話だけではなく本でまで宣伝されるぐらいの話であったのですね。
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- 「ケンカの船井」の頃の船井幸雄紹介文を発見 from 経営コンサルタント 岡 聡