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船井流数理マーケティング基礎講座

昨年から、年に一度、船井総研の社員対象にスペシャル版の一日研修会を実施しています。昨年は大阪のみの開催であったのですが、本年は東京のみの一日開催で9月19日の土曜日に船井総研の丸の内事務所でワンマン講師で実施しました。

この勉強会は船井幸雄が体系化を始めた伸び続ける企業になるための経営法を現社長の小山正彦が得意の数学で論理的に裏づけをとった「数理マーケティング」の基礎講座です。

今年は30名ほどの若手からベテランまでの参加があり、五連休初日にも関わらず朝から夕方までまるまる一日一緒に勉強させてもらいました。というのも講師も年に一度教えることによって復習ができ、あらためて教えられることが多いのです。

日本が高度経済成長の道をひた走った時代に「東の渥美俊一、西の船井幸雄」と称せられた二人の天才コンサルタントの一翼がわが船井総合研究所の創業者の船井幸雄先生ですが、すでに経営コンサルティングの仕事は引退しており、その精神は現社長の小山政彦以下幹部に脈々と受け継がれているのです。

ところが船井総研も社員が相当増えてきており、若手社員比率が高くなってきました。私は船井幸雄先生とともに仕事をした世代を第一世代、船井幸雄先生に仕事を教えてもらった世代を第二世代、船井幸雄先生と仕事をしたことがある世代を第三世代、船井幸雄先生と仕事をしたことがない世代を第四世代と定義していますが、現在の船井総研はあきらかに第三世代、第四世代が中心で第二世代もその比率はわずかなものになってきています。このような現状で、なぜ船井流の経営法が生まれてきたのか、そして数理マーケティングは船井流の何をどう考えて数値化したのかを勉強会では伝えるべきだと考えて実施しています。

理念とともに技術の継承を意識することはとても大切であるし、サービス業であるコンサルタント会社ではとても難しいことだと思うので丁寧に時間をかけて伝えるべきことを伝えるのが船井流の研究家を自称する岡としの役割だと思うのです。自分で教えながら船井幸雄の理論、小山政彦の理論をさらに深く理解できることもとても有意義なことなのです。

勉強会の最大のポイントは船井流のベイシックな理論をいかに自分の業界やテーマにカスタマイズして使えるものにするかという部分です。船井総合研究所がここまで成長できたのも船井総合研究所自体が船井流を実践したわけですし、幹部社員はそれぞれ船井流の達人です。ですからこれから活躍していただかないといけない若手や、さらにレベルアップしたい中堅社員にはぜひとも身につけていただきたい基礎知識を昨年来、テキストに整理してきています。

来年からは時代適応した新版の船井流経営法、船井流・数理マーケティングの一般企業向けの研修会、勉強会も実施していく構想があります。

不透明な時代だからこそ、足元を見つめて実力アップと考える読者の皆様も限定的ですがすでに出張勉強会なども実施していますので興味がある方はお問い合わせください。

  • 作成:2009-09-22 (火) - 岡 聡コンサルタントブログ
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