6月2日に船井総研大阪事務所で五十棲さん、岡の2名が講師となってビジネスツイッター入門講座を開催しました。ツイッターに関しては最近テレビ雑誌で話題になることも多く年初のちょっと変った新サービスという状況から、iPadとともに、時代を変える新サービス、新ツールとして認識されるようになったようです。
ところが、HPなどへリンクを飛ばしましょうというような、流れでしか認識していなかったり、フォロワーが十分にいないと2000名の壁を敗れなかったりとか発言よりも自分のフォロワー数を単に増やすことを楽しみにするというような少々倒錯した利用者も急増し、ちょっと加熱した状態になっています。
現場主義の船井総研では、自分達自身がよくわかっていないことを能書きだけで語るのはやめようという風土がベースにありますので、チラシ、HP、メルマガの次に出てきたマス対象のセールスプロモーションツールとして自ら使ってみなくてはということで現在140名以上が登録して自分なりの使い方を公開実験中です。
立ち上げるのも無料、使用も無料という夢のような親切なツールであるツイッターですが、今回お伝えしたのは自分自身が苦手意識をもって「ツイッターはまだまだだ」とか「ツイッターに登録しても誰に読んでもらうのか検討がつかない」とか「本当にビジネスに使えるものなのだろうか?」とかという疑問をお持ちの方も経営者には多いのです。今回は初心者の方、現在まだフォロワー数のことばかり気になっている方などを対象にツイッターの可能性や、ツイッターを利用したウッフィーという世の中にお役立ちを提供していく力や実績を重視するという考え方をお話し、皆でとにかくもっと自由かつ積極的に利用していこうとお話した次第です。
ツイッターはとてもオープンなツールですから関連するサービスが無限にこれからも出てきます。純正なサービス以外にも、第三者が提供するサービスが出ればでるほどシステムが発展するというのはゲーム機やiPhon、iPadの世界でも語られていることです。それらを考えれば数年後にはツイッターはオオバケのシステムになって更に使いやすくなっていることは間違いないはずです。SNSは同じ温度間、同じ趣味の人との会話が始まるとハマル状態になります。そしてハマレバ、ハマルほど会話に取り組む時間が増え、検索エンジンやポータルサイトをみたり入力したりする時間が減ります。つまり全然違うサービスである検索サービスなども影響をうけていく可能性が高いわけです。そのような状況になればグーグルは大丈夫だとしても下位の検索エンジンサービス会社の経営は大変になってきます。
iPadの登場が書店ビジネスに大きな影響を与えたりツイッターやユーストリームの登場がテレビ業界に影響を与えていったりとこれからは異業種競合が増えます。だからこそ自分達の業種、業界に対してもアンテナをたててビジネスに望むことがとても大切な時代になっているわけです。
そういうことを再度、自分でも認識させていただいた貴重な公開実験イベントのビジネスツイッターセミナーでした。ツイッターを使ってビジネス展開を!ということにもご興味のある方は気軽にお問い合わせください。もちろんツイッターで@funaiokaにお問い合わせいただいてもけっこうです。
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- 社長のためのビジネスツイッター入門講座 from 経営コンサルタント 岡 聡