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なぜプラス発想・素直・勉強好きが必要なのか

船井総合研究所では成功の3条件をプラス発想・素直・勉強好きとお伝えしています。これは創業者である船井幸雄先生がとりまとめた原理・原則です。どの言葉も言葉自体が明快かつシンプルでなるほどなるほどとなるわけですが、なぜこの3つの言葉を実行することによって企業や人に成功がやってくるかを考えたことはあるでしょうか。

今回は船井流の基本のこの言葉の意味を岡流に説明してみることにしましょう。

企業と人が成長し、成功するためには自分の現在の状態の判断し、これからどう進むかを”決断”しなければなりません。人生も仕事も小さい、大きいは関係なく決断の連続です。正しい決断をするか、間違った決断をするかで結果は大きく変わってしまいます。

正しい決断をするためには正確かつ正しい状況の判断が必要となることは自明です。結論から言うとプラス発想・素直・勉強好きでないと”正しい判断”ができなくなるのです。特に重要なのが、素直という要素で、素直でないと他人のアドバイスや忠告が耳に目に入らないどころか、ひどく偏った状態であってもそれを認めようとはしないというような”自分中心のモノの見方”しかできなくなるのです。

素直とは船井流では「自分の知らないことでもすぐに否定しないこと」と説明しています。否定をしてしまうとその方面に関しての情報や知識を即座に遮断してしまうことになるので、決して得なことはありません。しかし頭でわかってはいてもこれが難しいわけなのです。素直でないとプラス発想もなかなか難しくなります。人間は自分中心に物事を考える動物なので「プラス発想」という言葉を日々唱えていても、体調が悪かったり業績が悪化してくると口で唱えているようなプラス発想の行動ができなくなったりします。当然、プラス発想の判断も難しくなります。このような状況に気がついた医者や先輩がアドバイスしてくれたとしても素直でないと”プラス発想している”と自分は思い込んいるので、でなかなかアドバイスを聞き入れられなくなるのです。

勉強好きも素直だから取り組める要素です。業績が良いときには誰でも前向きに勉強したくなるものですが、業績が悪い、体調がわるいと全て投げ出してどうでもいいやとなりがちです。そういう時にこそ、明るい未来を夢見てプラス発想で勉強をしなければならないのですが、それが難しいわけです。このように素直=ニュートラルに自分を客観視できる状態でないと困った状況、困難な場面で周囲の意見を聞きながらも客観的に状況を判断し、正しい決断をするということができないのです。もちろん勉強好きですと古今東西の兵法や原理原則、心理学的な知識、戦略論なども勉強していることになり、過去の経験や知識をもとに正しい判断をしやすいことになる。私はこのように理解しているのです。

自信満々に正しい決断をし、ダイナミックなアクションを行えば成功を引き寄せることが可能となるのです。このようにプラス発想、素直、勉強好きは決断の前段階として力をつける部分で重要になるのだと思います。

秋の夜長の季節になりました。世の中にはさまざまなビジネス書、経営書、哲学書があります。暑い夏よりは環境が良いので今一度、勉強好きになって自分の追い求めるテーマの知識を深められてはいかがでしょうか。

  • 作成:2010-10-26 (火) - 岡 聡コンサルタントブログ
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