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社員満足が高い会社作りが勝ち残りの鍵

(震災のためアップが遅れました)2011.2.23分

昨年に引き続き、第二回グレートカンパニーアワードの表彰式が東京国際フォーラムの会場で実施されました。

受賞企業は以下のとおりです。

グレートカンパニー大賞
         株式会社エブリイ

働く社員が誇りを感じる会社賞
         株式会社イチバン・コーポレーション
       

顧客感動会社賞
         ステラリンク株式会社

ユニークビジネスモデル賞
         株式会社OKUTA

船井総研が定義するグレートカンパニーとは

社会的価値の高い「理念」のもと、その「企業らしさ」を感じさせる独特のビジネスモデルを磨き上げ、その結果、持続的成長を続ける会社のことです。そして、社員と顧客が「素晴らしい会社」と誇りを持つくらいの独特のカルチャーが形成されている企業を、グレートカンパニーと定義します。

というものです。そしてグレートカンパニーの要件は

①持続的成長企業であること
②熱狂的ファンを持つ、ロイヤリティーの高い企業であること
③社員と、その家族が誇れる、社員満足の高い企業であること
④自社らしさを大切にしたいと思われる、個性的な企業であること
⑤世の中に広く大切にしたいと思われる、社会的貢献企業であること

と定めています。

受賞企業は去年に引き続き、上記の物差しに合致する企業でしたが、本年の受賞企業にはハッキリとした共通点がありました。その共通点とは「従業員の満足度を高めることで、お客様への貢献力を高めている」ということです。いずれの企業も社員同士がお互いの長所を認め、褒め、称えるために「ありがとう」という言葉を大切にして事業に取り組んでいました。

高度経済成長期の成功法則は、これから需要が伸びそうな事業にいち早く手を出し、他社を振り切って一番化を進めるというようなスタイルでしたが、低成長・縮小時代の勝ち残りスタイルは、他のライバル企業が萎縮する中で、企業としての大胆な強みをダイナミックに打ち出し、その自分たちの強みを信じて、売上作り以上に自信あふれる会社作りに取り組んでいる企業でした。すなわち社員満足が高い会社作りを進める中で、結果としてちょっとやそっとでは真似ができない伸び伸びとした社風を作り上げていたのです。そしてそれが「勝ち残り」に直結していました。

私自身は14年前にお付き合いを始めた株式会社エブリイが大賞を受賞したことで胸がいっぱいになりました。お客様を他社と取り合うという考え方でなく、お客様が行きたくなる店作りをするために、色々な仕掛けに取り組んでいこうと話をしていたコトを感慨深く思い出しました。クライアント企業との出会いは偶然、突然ですが、船井総研はやはり得意の人間力の引き出しをベースに人財づくりに取り組むグレートカンパニー作りを社員全員が目指すことが一番だなと感じた授賞式でした。

  • 作成:2011-05-12 (木) - 岡 聡コンサルタントブログ
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