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今年もお世話になりました。明日からも新しい挑戦を!

2011年も秒読み段階で終わりを迎えています。今年の皆様のビジネスはいかがでしたでしょうか?

需要と供給のバランスが供給過多になり、厳しい状況が続いてきた日本経済も、更に世界的価値観大転換の時代には更なる本格的淘汰とニュースターの登場を迎えるようになってきています。

「同質化を防ぐために更なる差別化を!」と立ち向かう企業も多いのが実情ですが、最近お問い合わせや経営相談で多いのが、これまでの本業のあり方今後も続くのだろうか?もう思い切って変えていったほうがよいのではないだろうか?」というような内容なのも実態です。

それはバブル崩壊後に当たり前のことを当たり前にできない企業が多くなっていく中、”自分たちが考える当たり前を愚直に実践し続ける”ということを大切にする時代がさらにもまれて進化し、”自分たちが信じるお客様にとっての当たり前を、さらに自分達らしく見えるように努力し続けよう”と考える企業が増える時代に入ったということなのだと思います。そう考える中での相談が増えているのです。

11月以降もそういう経営相談が増え続け、ご相談者もこれからのあるべき姿を求める第三セクター、旧公的機関、投資先と共に価値創造を目指すファンド企業、競争が激しくなる中、企業売却・業種転換を考える民間企業とさ間ざまです。

もちろん船井総研に相談にこられる企業の皆様は、前向きに時代変化に挑戦される企業が多いのですが、コンサルタントのわれわれが考える以上に前向きにこれからの時代の自分達の会社を考える企業が増えているのが実態です。

ご相談のお話をする中で、痛切に感じるのがマーケティングの原理原則を世界的視野、範囲においての力関係で考えることの重要性です。商品の良さ、接客の良さ、販促のユニークさなどはどれも伝統的な売上アップの要素で、船井総研が大切にしている要素なのですが、それらの要素の実践の大切さは変わらないものの、長い目、広い視点で業界と経済の未来をみつめることの重要性が更に高まっているように感じます。

自分達の業界の閉塞感もゼロベースで考え、あるべき姿を志向すると答えが見えてくるものです。例えば縮小傾向にある百貨店はどんどん閉店をむかえる時代が続きますが、その物件を活かして開業する企業も多いわけです。本当は百貨店業界事態が業態の進化をもとめ、新事業、新業態に挑戦すれば良いのですが、それができず他業種企業が物件の新しい主になっていっているのが実態です。

新しい年が明日から始まります。自分達の居城を明け渡す側に回るのか、居城の新しい主になるのかは挑戦心が決めるのだと思います。

私も明日からの一年をまた志も新たに始めていきたいと思います。ぜひ皆さんも「守り」より「攻め」を強くして立ち向かい、自分の力で歴史を築く気構えをもっていただきたいと思います。

いろいろありましたが、大きく考えれば今年も良い年だったと思います。更に来年も良い年にしたいと思います。全力で走りますので応援よろしくお願い申し上げます。

また、私でお力になれることがありましたら、全力でお応えします。何でもお気軽にご相談くださいませ。

今年も1年ありがとうございました。    岡 聡

  • 作成:2011-12-31 (土) - 岡 聡コンサルタントブログ
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