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戦略無き経営からの脱出 2013-14

世界中で競争が繰り広げられ、限られたパイを奪いあう時代です。この時代の特徴は頑張って働いているつもりでも戦略がなければ負け組が発生しやすく、働けど働けど結果は出ないということになりかねません。では、なぜ戦略的経営に取り組むことができないのでしょうか。私はこの答えを求め多くの企業を見つめ続けています。そして理解できた答えは簡単です。それは「ビジョンがないから」です。つまり戦略的経営を実践している企業には確かにビジョンがあり、戦略的経営を実践できてない会社にはビジョンが無いか、ビジョンが不明瞭かどちらかなのです。わかりやすく申しますと戦略とはビジョンを実現するための手段=シナリオなのです。経済環境が悪かろうと業界が停滞していようとわが社はこういう会社になりたい、将来の会社のあるべき姿はこういう形だとビジョンを明確にしないと実はシャキッとした戦略は成立しないのです。

言葉を変えれば先が見えていない中でパワフルな戦略は立案できないし、精緻なシュミレーションもできないのです。川が増水して荒れくるっていようと「対岸に部隊を渡して戦い勝利する」というビジョンをリーダーが持たないとタイミングは図れないわ、どこが一番リスク無く渡れる場所かの探索はできないわ、実際に割り切るにはどれだけ時間がかかるか、そもそもそういうことは実現可能なのかなどに頭がいかないわけです。ここで言うビジョンと類似したものに、「仮説」や「夢」があります。仮説は“こういうことができるかもしれないなぁ”というものであり、夢は“こうできたらいいなぁ”というものです。それに対してビジョンは“ぜったいにこれを実現する”というリーダーの覚悟まで含めたものなのだと思うのです。多くの企業で末端の社員は右肩上がり時代よりも負荷がかかっています。戦いに疲れて戦意を維持するのが難しい環境が実際にあるわけです。その負荷は悪くすると迷いや諦め感をも生み出します。次の時代に「われわれはこういう会社を目指す」と宣言することにより、新しい戦略の組み立てが行なわれ、負荷がかかろうとやりがいが生まれることをリーダーは理解しなければなりません。

  • 作成:2015-09-01 (火) - 岡 聡コンサルタントブログ
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