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どうやって当てるか。B級グルメで街おこし 2013-8

近年、B級グルメを使った食の街おこしに注目が集まっています。ご当地B級グルメとして宇都宮餃子や富士宮やきそばを始め、多くの街おこしの成功事例が産まれています。また地域ブランドとなっていなくてもご当地B級グルメ型お取り寄せ商品も通販の世界を中心に多数産まれてきています。今回は大掛かりな設備や投資を必要とせずに取り組めるB級グルメのヒット商品作りはどうすればハズレなしで取り組めるかを考えてみましょう。

まず最初に整理をするとA級グルメとは非日常商品で非日常のイメージを打ち出すものです。一般的にあまり食べられないものを特別な演出や加工で提供するものとも言えます。これに対しB級グルメとは日常商品の非日常的イメージ的加工や提供を行うモノと言えます。主な手法としては日常商品の中に一点豪華な非日常の特別な素材を使ったり、わかりやすい意外な食べ方、調味料の加え方をしたものです。これは通販のお取り寄せ商品開発時の注意点としても重要です。まずB級グルメでヒット商品を狙うには単品でマーケットサイズが大きなものが適しているのです。餃子、カレー、ラーメン、焼きそば、コロッケ、おでんのようなものが代表的なものです。それは日本人が大好きなおなじみ商品ということです。これに調味料、ソース、トッピングなどでこれまた熟知型の商品を組み合わせて独特の味を産み出すわけです。長崎県のトルコライスはトンカツ、カレーピラフ、スパゲッティーというメジャー商品が組み合わせられたヒットパレード商品。姫路おでんはしょうが、醤油というメジャーな商品だが意外な組み合わせで近年、人気の商品になってきています。ただこれらは作ろうと思うと家庭でも作れるので外部の人には病みつきリピート商品とはなりにくいのです。何度でも食べに行きたいというような病み付き商品を作るには、マーケットサイズの大きな熟知型商品にご当地の原材料商品が組み合わされていることが望ましいのです。街おこしは農商工連携などでも取り組まれており、いますが、その場合は地域商材活用ということがテーマになりやすいのですが、その時、珍しすぎる商品を開発してはダメだと言えます。地元商材を活かして子供が大好きなメニューを作るつもりで開発することが重要です。

  • 作成:2015-09-01 (火) - 岡 聡コンサルタントブログ
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