経営コンサルタント 岡 聡
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2015-08-31T15:15:36Z
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理念は必要ないは本当か 3013-15
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2015-08-31T15:14:46Z
2015-08-31T15:15:36Z
グングン業績を伸ばしているベンチャー企業の経営者の中には「理念なんかに必要ない。...
グングン業績を伸ばしているベンチャー企業の経営者の中には「理念なんかに必要ない。そんなものはどうでもいいんだ」というような発言をする人もいます。この解を考えてみましょう。企業の哲学や価値観=めざすべき基準を取りまとめた物が理念です。企業理念は企業として存在し続けていくために大切にすべきものとして定義された価値観です。そして経営理念は今取り組んでいる事業について忘れてはいけないもの、末端のスタッフにまで大切にして欲しい事を定義した物です。解りやすく表現すれば、企業理念は企業が100年、1000年存在し続けるために抑えるべき基準、本質です。経営理念とは企業経営=時流適応業であるため、時代の変化に対応し事業の内容が変化したり、違うドメインの事業に取り組まねばならなくなった時には勇気を持って変えるべきものです。
企業の寿命は30年説で考えれば、30年で波にのった経営は終わるということですから、30年毎に再定義すべきものでしょう。企業の寿命30年説は経営者がバリバリ活躍できる期間が30年程度と不思議とリンクしがちです。この考え方でいくと経営者の代替わりにあわせて経営の方針、戦略共に変わる部分があるだろうから、この時に経営理念は見直す必要があるのでしょう。10年一昔でがらりと時代は変わると考える企業であるなら10年で一度程度理念は見直すべきなのでしょう。ここで最初の課題、理念は必要なのか、必要でないのかの問いへの解を私なりに説明します。起業し命を賭して経営に取り組む創業型の経営者は芯があり、ぶれなく、そしてガムシャラに経営に取り組みます。そういう創業オーナー型の企業はその経営者そのものが哲学であり理念であり、周囲にいる社員に大きな影響を与えます。このような企業では理念の制定は必要ないのかもしれません。ただ会社が成長し経営者と触れ合う機会のない社員が増えたり、事業そのものが壁に疲弊してきたり、事業の再構築が必要になった場合、困難を乗り越えるためのよりどころとなる理念が必要になるはずです。新しい旗を立てフォア・ザ・フラッグを叫ばなくてはならないことが多くなるのです。だから成熟期に(船井流では安定期)に入った企業にこそ理念は必要だと思うのです。時代、時代にあわせて社員の心を躍らせ、闘志をわかせ一体化を促進する理念を持つことは勝利につながる重要戦略なのです。
戦略無き経営からの脱出 2013-14
tag:oka.secret.jp,2015://1.639
2015-08-31T15:13:24Z
2015-08-31T15:14:31Z
世界中で競争が繰り広げられ、限られたパイを奪いあう時代です。この時代の特徴は頑張...
世界中で競争が繰り広げられ、限られたパイを奪いあう時代です。この時代の特徴は頑張って働いているつもりでも戦略がなければ負け組が発生しやすく、働けど働けど結果は出ないということになりかねません。では、なぜ戦略的経営に取り組むことができないのでしょうか。私はこの答えを求め多くの企業を見つめ続けています。そして理解できた答えは簡単です。それは「ビジョンがないから」です。つまり戦略的経営を実践している企業には確かにビジョンがあり、戦略的経営を実践できてない会社にはビジョンが無いか、ビジョンが不明瞭かどちらかなのです。わかりやすく申しますと戦略とはビジョンを実現するための手段=シナリオなのです。経済環境が悪かろうと業界が停滞していようとわが社はこういう会社になりたい、将来の会社のあるべき姿はこういう形だとビジョンを明確にしないと実はシャキッとした戦略は成立しないのです。
言葉を変えれば先が見えていない中でパワフルな戦略は立案できないし、精緻なシュミレーションもできないのです。川が増水して荒れくるっていようと「対岸に部隊を渡して戦い勝利する」というビジョンをリーダーが持たないとタイミングは図れないわ、どこが一番リスク無く渡れる場所かの探索はできないわ、実際に割り切るにはどれだけ時間がかかるか、そもそもそういうことは実現可能なのかなどに頭がいかないわけです。ここで言うビジョンと類似したものに、「仮説」や「夢」があります。仮説は“こういうことができるかもしれないなぁ”というものであり、夢は“こうできたらいいなぁ”というものです。それに対してビジョンは“ぜったいにこれを実現する”というリーダーの覚悟まで含めたものなのだと思うのです。多くの企業で末端の社員は右肩上がり時代よりも負荷がかかっています。戦いに疲れて戦意を維持するのが難しい環境が実際にあるわけです。その負荷は悪くすると迷いや諦め感をも生み出します。次の時代に「われわれはこういう会社を目指す」と宣言することにより、新しい戦略の組み立てが行なわれ、負荷がかかろうとやりがいが生まれることをリーダーは理解しなければなりません。
迷いを振り払う3つの質問 2013-13
tag:oka.secret.jp,2015://1.638
2015-08-31T15:12:30Z
2015-08-31T15:13:28Z
伸び悩んでいる会社、不振な会社を分析した時、共通して「迷っているなぁ」と感じます...
伸び悩んでいる会社、不振な会社を分析した時、共通して「迷っているなぁ」と感じます。組織はリーダーで99%決まりますから経営トップが迷えば、組織が沈滞して当たり前です。今後の世界経済を考えるとき、先進国、新興国他問わずその中の勝ち組企業対、先進国、新興国他問わずの負け組み企業の図式になることは明らかです。今、急成長している企業は迷いの無い投資と事業展開にまい進しています。では、なぜ迷うのか。それは決断する勇気の前に、どう考え判断して決断するかということが不明確な思考を続けているからです。今回は迷いを振り払うために効果的な3つの質問を考えてみます。
1つめの質問は①低価格で攻めるのか、②価格競争に身を投げ出さずあくまでも自分たちの考える適正価格で攻めるのかを決めるということです。2つめの質問は①事業ドメイン、営業エリア、商品の展開幅、企業規模などにおいて拡大志向を持つのか、②事業展開をむやみに広げることなく足元を固めることに集中し狭い領域の勝者を目指すのかを決めるということです。そして3つめの質問は①自分たちが本当にやりたいことをやり続けるために攻めるのか、②自分たちが本当にやりたいことをやり続けるために守るのかということです。これらはマーケティング戦略において基本的な発想と思うのですが、経営トップや幹部が決断するときに考慮されていないことが案外多いのです。今、1つめの質問に答えられない企業はとても難しくなってきているはずです。中途半端な特徴のない価格で製品を市場に押し出すことになって、予想通り売上はかんばしくないという状況に陥るのです。この質問を突き詰めると「驚きの低価格商品」で攻めるか、必要に応じて「驚きの高価格商品」で攻めるかを決めることに繋がります。驚きの低価格は原料や資材の根本的な調達から加工販売までの仕組みの全面的見直しが必然となり、驚きの高価格は買い手が十分納得する丁寧な物づくり、上質なものづくりが前提となります。そしてその上で日本一、世界一レベルの最高の商品を提供できうる会社であるというアピールと認知が必要でしょう。マーケティング調査と称して顧客に受ける価格や商品の探索ばかりを続け、シンプルな3つの質問に答えられない企業はこれから生き残れないと思います。
説明能力が乏しい会社は淘汰される 2013-12
tag:oka.secret.jp,2015://1.636
2015-08-31T15:11:08Z
2015-08-31T15:12:07Z
アベノミクスで最近、打ち出された経済政策はGNIの150万円増を実現するため20...
アベノミクスで最近、打ち出された経済政策はGNIの150万円増を実現するため2020年に女性の就業率を73%を目指すことや10年間で農業・農村全体の所得を倍増させるなど、どの項目もやり抜かないと日本の明るい未来は開けないと言われ続けてきた積年の課題ばかりです。長く続いたデフレをストップさせ、円安を実現させながら、数々の経済政策を実現していく中で、今後はっきりしていくと思われることは「前向きな取り組みができる分野、企業中心に支援が行われる」ということ。変化に抵抗したり、乗り遅れた企業には逆に厳しい状況が訪れるということなのです。つまり今後は更なる格差が生まれ、グローバルな競争を勝ち抜けない企業や人は淘汰されていくというシナリオなのです。
そういう部分はアベノミクスではなくアベノリスクと呼ばれ始めたりしているものですが、私たち船井総研が多く支援する中小企業においても、既に大きな環境変化が生まれ始めています。その原因は電気や石油、食料などの資源の値上がりなどです。多くの日本の企業は営業において20年近く安さを強調して売上を作ってきました。その過程で経費や原価の見直しなどを行いコスト削減へ取り組みました。低価格の打ち出しは説得力抜群で長らく最強価格、最低価格を提示した会社が勝ってきたのが現実です。ところが企業努力では昨今の値上がりは吸収できるレベルではなく、得意先に対しいよいよ値上げの了承をとらねばならなくなってきているのです。さらに来年以降は消費税のアップも認めてもらわなければなりません。ところが、この値上げの正当性を上手に説明し買い手の納得を引き出せる会社、営業担当者は実は多くはないのです。なぜなら弱い立場の企業が値上の承諾をとるということは取引中止の恐怖と戦うことを意味するからです。とはいえ今回は値上要請を諦めるわけにはいきません。中小企業にはすでに内部吸収の余裕がほとんど無いからです。さて皆さんの会社は得意先、お客様に対して値上要請を堂々と説明できる力をお持ちですか。そういう営業担当者を育ててきましたか。20年にわたり価格勝負だけに頼って自分たちの商品やサービスの価値の説明を十分に行ってこなかった企業には厳しい時代が既にやってこようとしていると思うのです。
説明能力が乏しい会社は淘汰される 2013-12
tag:oka.secret.jp,2015://1.637
2015-08-31T15:11:08Z
2015-08-31T15:12:27Z
アベノミクスで最近、打ち出された経済政策はGNIの150万円増を実現するため20...
アベノミクスで最近、打ち出された経済政策はGNIの150万円増を実現するため2020年に女性の就業率を73%を目指すことや10年間で農業・農村全体の所得を倍増させるなど、どの項目もやり抜かないと日本の明るい未来は開けないと言われ続けてきた積年の課題ばかりです。長く続いたデフレをストップさせ、円安を実現させながら、数々の経済政策を実現していく中で、今後はっきりしていくと思われることは「前向きな取り組みができる分野、企業中心に支援が行われる」ということ。変化に抵抗したり、乗り遅れた企業には逆に厳しい状況が訪れるということなのです。つまり今後は更なる格差が生まれ、グローバルな競争を勝ち抜けない企業や人は淘汰されていくというシナリオなのです。
そういう部分はアベノミクスではなくアベノリスクと呼ばれ始めたりしているものですが、私たち船井総研が多く支援する中小企業においても、既に大きな環境変化が生まれ始めています。その原因は電気や石油、食料などの資源の値上がりなどです。多くの日本の企業は営業において20年近く安さを強調して売上を作ってきました。その過程で経費や原価の見直しなどを行いコスト削減へ取り組みました。低価格の打ち出しは説得力抜群で長らく最強価格、最低価格を提示した会社が勝ってきたのが現実です。ところが企業努力では昨今の値上がりは吸収できるレベルではなく、得意先に対しいよいよ値上げの了承をとらねばならなくなってきているのです。さらに来年以降は消費税のアップも認めてもらわなければなりません。ところが、この値上げの正当性を上手に説明し買い手の納得を引き出せる会社、営業担当者は実は多くはないのです。なぜなら弱い立場の企業が値上の承諾をとるということは取引中止の恐怖と戦うことを意味するからです。とはいえ今回は値上要請を諦めるわけにはいきません。中小企業にはすでに内部吸収の余裕がほとんど無いからです。さて皆さんの会社は得意先、お客様に対して値上要請を堂々と説明できる力をお持ちですか。そういう営業担当者を育ててきましたか。20年にわたり価格勝負だけに頼って自分たちの商品やサービスの価値の説明を十分に行ってこなかった企業には厳しい時代が既にやってこようとしていると思うのです。
小は大を兼ねる 2013-10
tag:oka.secret.jp,2015://1.635
2015-08-31T15:09:12Z
2015-08-31T15:10:26Z
アベノミクスを頼りにそのムード浮上したい日本ですが、物不足の高度経済成長の時代が...
アベノミクスを頼りにそのムード浮上したい日本ですが、物不足の高度経済成長の時代が終焉し、物余りの低成長時代に入っている上、今後人口減少、高齢化、核家族化(特に独居、二人住まい増加)がますます進展するわけですから一昔前の価値観と戦略でやっていてうまくいくわけはありません。ふだん流通業のコンサルティングに従事していて、痛感することの一つが「大は小を兼ねる」が主流だった時代から「小は大を兼ねる」時代に時代はハッキリと変化している事実に企業がなかなか対応できていないという事実です。「大きいからお得」。「とりあえずこれだけのものは要らないが安いのだからかっておけ」というような発想では何事もうまくいかないと思うのです。「大きいことはいいことだ」から「大きいことはいいことか?」へ時代はかわっているのです。
昔は子供服などでも大き目のサイズをかって小さな時はブカブカだけどそのうち大きくなるから、これを買っておくから着なさいという親が多かったのですが、今は今、きっちりとしたサイズで似合っているものが売れます。コンビニやスーパーの買い物でも「大容量商品」の安くてお得な商品も使い切れなければ捨てなければならないので買ってももったいないだけですし、夏場のスイカなども一人暮らしで一玉食べきれないし、そもそも冷蔵庫入れるのが大変だし、そもそも入らないというような問題がでています。航空会社も同様で乗降客が少ない路線もジャンボ機を運行していては赤字ばかりがふくらむだけで、小型機で空席率を低く抑えた方が燃料も無駄なく効率的であるというのが普通になった時代です。目を凝らしてよく見てみると多くの場面で大は小を兼ねはしていないのです。小で売ってもらった方が必要な部分だけ買えて便利と大を兼ねるのです。レンタカーが10分間の利用料金で借りれたり、乗用車でも大型車が減少し小型車や軽自動車の需要が伸びたりと明らかに日本は「小が大を兼ねる」時代となっているのです。通常、小さくしても経費が割高にかかってあまり安くできないというようなことも多いのですが、できるだけ無駄を省き、できるだけ合理的に小さく物を作る、小さな単位で発想してみると新しいヒットが見つかるはず。それが今の時流なのだと思うのです。
急速キャッチアップ続けるASEAN 2013-9
tag:oka.secret.jp,2015://1.634
2015-08-31T15:08:08Z
2015-08-31T15:09:15Z
船井総研でも急速にアジアでの事業展開に関してのご相談が昨年より増えてきています。...
船井総研でも急速にアジアでの事業展開に関してのご相談が昨年より増えてきています。これは肥大する中国のカントリーリスク対策の意味もありますが2015年にASEAN経済共同体が誕生することが原因でもあります。鄧小平が1992年に南巡講話を発表し改革開放が進んできていたことが明白であったものの1997年香港が中国に返還された時、多くの香港人が香港の中国化を恐れ国外脱出まで計画しましたが、その結果は中国大都市の香港化でした。この十数年7%~10%近い経済成長を実現し、中国は世界経済に大きな影響を与える存在になりました。中国ビジネスに失敗し撤退した企業も多数ありますが、逆に多くの成功企業も産み出しました。その中国経済に各種歪が発生し新たな岐路を迎えようとしている今、ASEANが経済共同体が誕生するのです。
ASEANNは人口6億人の巨大市場に再編され域内総貿易額2.1兆ドルのエネルギーをどう自企業のビジネスに取り組むかが大企業だけでなく、中小企業の課題となっています。これまでは安価な人件費を目当てに製造業の進出が進んできましたが、いよいよ市場の成長・成熟化、中間層の拡大から消費・サービスの分野でもいろいろな取り組みが可能となってきています。日本の食がブームになってきている上、日本ブランドの高品質さが支持される背景があることからASEANビジネスにはチャンスがいっぱいです。進出時に気をつけなければならないことは上から目線で日本のビジネスをそのまま持ち込むことは危険であるという認識です。いかに現地の事情と嗜好にあわせたローカライズを行うかです。また現地の富裕層・日本人駐在員家族の需要を取り込むのか中間層相手の実需を取り込むのかを明確に認識することです。また現地の法制度や流通の仕組みなどを理解して進出することが大切です。片手間発想やアイデアだけで進出しても明るい未来は開けてきません。現地従業員に支持され、現地の消費者に愛されるブランド作りにどう取り組むかという発想がとても大切です。よい意味で日本の付加価値を視覚化させビジネスにつなげる発想も大切です。アジア進出のスタートはまさに「今でしょ」というのが渡航するたびに確信になってきています。アジアンドリームは今そこにあるのです。
どうやって当てるか。B級グルメで街おこし 2013-8
tag:oka.secret.jp,2015://1.633
2015-08-31T15:05:27Z
2015-08-31T15:07:54Z
近年、B級グルメを使った食の街おこしに注目が集まっています。ご当地B級グルメとし...
近年、B級グルメを使った食の街おこしに注目が集まっています。ご当地B級グルメとして宇都宮餃子や富士宮やきそばを始め、多くの街おこしの成功事例が産まれています。また地域ブランドとなっていなくてもご当地B級グルメ型お取り寄せ商品も通販の世界を中心に多数産まれてきています。今回は大掛かりな設備や投資を必要とせずに取り組めるB級グルメのヒット商品作りはどうすればハズレなしで取り組めるかを考えてみましょう。
まず最初に整理をするとA級グルメとは非日常商品で非日常のイメージを打ち出すものです。一般的にあまり食べられないものを特別な演出や加工で提供するものとも言えます。これに対しB級グルメとは日常商品の非日常的イメージ的加工や提供を行うモノと言えます。主な手法としては日常商品の中に一点豪華な非日常の特別な素材を使ったり、わかりやすい意外な食べ方、調味料の加え方をしたものです。これは通販のお取り寄せ商品開発時の注意点としても重要です。まずB級グルメでヒット商品を狙うには単品でマーケットサイズが大きなものが適しているのです。餃子、カレー、ラーメン、焼きそば、コロッケ、おでんのようなものが代表的なものです。それは日本人が大好きなおなじみ商品ということです。これに調味料、ソース、トッピングなどでこれまた熟知型の商品を組み合わせて独特の味を産み出すわけです。長崎県のトルコライスはトンカツ、カレーピラフ、スパゲッティーというメジャー商品が組み合わせられたヒットパレード商品。姫路おでんはしょうが、醤油というメジャーな商品だが意外な組み合わせで近年、人気の商品になってきています。ただこれらは作ろうと思うと家庭でも作れるので外部の人には病みつきリピート商品とはなりにくいのです。何度でも食べに行きたいというような病み付き商品を作るには、マーケットサイズの大きな熟知型商品にご当地の原材料商品が組み合わされていることが望ましいのです。街おこしは農商工連携などでも取り組まれており、いますが、その場合は地域商材活用ということがテーマになりやすいのですが、その時、珍しすぎる商品を開発してはダメだと言えます。地元商材を活かして子供が大好きなメニューを作るつもりで開発することが重要です。
人口縮小時代の売上拡大の視点 2013.3-3
tag:oka.secret.jp,2015://1.632
2015-08-31T15:03:32Z
2015-08-31T15:05:20Z
日本はこれから本格的な人口減少がスタートします。先日、発表された国立社会保障・人...
日本はこれから本格的な人口減少がスタートします。先日、発表された国立社会保障・人口問題研究所の調査では2040年の人口がすべての都道府県で減少すると推計されています。全国平均で2010年に比べ人口が16.2%も減少するのです。船井総研は経営において時流適応の重要性をお伝えしていますが、人口縮小はこれからの本命メガトレンドの時流ですので企業経営者は明確な対応の視点を持たねばなりません。まず放置すると顧客が減少していくわけですから販売チャンスを広げるという発想がとても大切です。敷居を低くして多くの人に利用していただけるビジネスを考えるわけです。この分野では多くの事例がすでに存在します。
女子高・男子校の高校の男女共学化。お菓子を良く食べる子供以外のニーズの発掘。宮沢りえさんなどの出演させたCMが話題だった大人グリコ。メガネをかけない人にメガネを売るという新発想のJINS PC。健康志向の人にもコーラと脂肪吸収を抑えるあっと驚く特保商品ペプシスペシャルを出したサントリー。大きくわけるとその手法には次のようなものがあります。営業時間を広げる、ターゲット客層を広げる。ターゲット年齢を広げる。ターゲットジェンダーを広げる。売場を広げる=死に場所を無くす。駐車場を広げる。販促手段を広げる。商圏を広げる。売れ筋商品のフェイスを広げる。品揃えの幅(バラエティ)を広げる。取り扱い価格幅を広げる。取り扱いカテゴリーを広げる。社員の雇用形態の幅を広げる。社員の仕事の場・役割・責任範囲を広げる(多能工型)などです。お客様が来ないとただボヤクだけのビジネスをしているだけではこれからは生きていけません。売上増とは新しい需要の開拓です。人口縮小時代とは常にその発想が求められる時代になったということなのです。
マーケティング視点で考えるAKB48ビジネス 2013,3-3
tag:oka.secret.jp,2015://1.631
2015-08-31T14:50:23Z
2015-08-31T15:00:08Z
AKB48ビジネスをマーケティング視点で分析してみましょう。成熟化社会の日本では...
AKB48ビジネスをマーケティング視点で分析してみましょう。成熟化社会の日本では国家の課題は需給ギャップ=内需不足による企業成長の停滞であり、企業においては売上不足という課題です。これらの原因は全て「客数が伸びない」「客数が減少した」ということなのですが、AKB48ビジネスではたくみにソーシャル型社会の特性を利用してリスクを減少させています。
まずAKB48ビジネスの“生徒たち”は各自が劇場での公演をスタートさせます。それぞれが無名の存在から毎日のコツコツ型の活動のスタートです。もちろんファン=「客」はゼロです。毎日の講演や握手会などを通じて生徒たちはファンを作っていきます。その活動の通信簿は1年で1回選抜総選挙という形で実施されます。総選挙で選抜メンバーやセンターが決定するわけです。この総選挙は文字通りファンが投票するわけです。文字通りファンの熱烈支持度が投票数になるわけで、当然人気の高いメンバー中心にチームが編成されて曲がどんどん発売され、活動が行われていくわけです。AKB48以外のグループを曲の発売を見ても、活動が始まってしばらくしないと曲は発売されません。例えばNMB48は結成が2010年10月お披露目、2011年1月公演スタート。新曲発表は2011年7月発売という具合です。つまりコツコツ客作りを実施してからリスクの高いCDの発売とプロモーションのビジネススタートという流れなのです。小売業などでいうと新規出店の前にその地域で見込み客作りを行っているということなのです。既存店が調子が悪いという状況の中、マーケティング不足、地域顧客特性理解が無い中、勘中心で出店してもうまくいきません。AKB48ビジネスの中にはビジネスのヒントがたくさんあります。
AKB48という時流適応-2013.3-1
tag:oka.secret.jp,2014://1.630
2014-02-24T11:00:33Z
2014-02-24T11:03:52Z
最近、AKB48のプロデュース手法の研究をしています。テレビをつければ番組、CM...
最近、AKB48のプロデュース手法の研究をしています。テレビをつければ番組、CMでその姿を見ない日はありません。雑誌や新聞などでもグループそしてメンバーが露出しています。船井流の経営法では「時流適応」が重要というわけですから、経営とマーケティングの観点から彼女たち、そして総合プロデューサーである秋元康さんの視点と手法にも目をやらねばなりません。最近、書籍や雑誌の対談などで秋元さんの話を見ると興味深いことがわかってきます。今、アイドルの頂点であるAKB48ですが、彼のプロデュースの視点は従来型の「人気の出そうな光り輝くアイドルを世の中に出す(そしてその稼ぐ)」というところに無いことがわかります。彼はAKB48を「普通の女の子が目指す甲子園(その感動と涙で稼ぐ)」と捕らえているということです。世界第二の経済大国から滑り落ち、得意であった家電業界でも大赤字。財政はこのままいけば破綻と将来に対する不安、青空がなかなか見えにくい社会の中で、無機質でどんよりとした時代の空気が支配する今、AKB48総選挙でも見られる精一杯の努力と夢の結実。休み無く走り回る彼女たちのベースは秋葉原の劇場での公演にあるという真実。彼女たちの映像を見ると彼女たちがAKB48でいるためにどのような意識で努力しているのかということがよくわかると思います。トラブル有り、意見の食い違い有り、喜び有り、悲しみ有りの毎日です。情報化時代の特性を利用しながらフィクションより面白いリアルを映像化し続ける秋元康のライフワーク。それがAKB48だと言えるのです。DOCUMENTARY of AKB48というシリーズの映像が残されています。
1本目が「to be continued 10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう?」。2本目が「Show must go on少女たちは傷つきながら、夢を見る」。3本目が「 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る?」と毎年1本ずつの密着ドキュメントが映画化・公開されています。別にNHKで放送された「DOCUMENTARY of AKB48~1ミリ先の未来~」もあります。これらの映像のタイトルと作り方を見てもAKB48の本当の商品は何かを知ることができるはずです。上記の映像を見ると閉塞感のある社会で普通の女の子が夢をあきらめずに努力する姿を見ることができ感動します。時代の空気感とトレンド、最新ビジネス手法を体感するためにもお奨めです。
三日月百子 物河 昭社長 × 岡 聡 対談第4回
tag:oka.secret.jp,2013://1.626
2013-07-15T15:34:19Z
2013-07-15T22:02:28Z
【小売業界成功事例インタビュー】株式会社三日月百子 物河 昭社長 × 岡 聡 「...
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【小売業界成功事例インタビュー】株式会社三日月百子 物河 昭社長 × 岡 聡
「ミカヅキモモコ社長に聞く!究極の女性活用成功術!!(4/4)(全4回)」
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三日月百子 物河 昭社長 × 岡 聡 対談第3回
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2013-07-15T22:04:35Z
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【小売業界成功事例インタビュー】株式会社三日月百子 物河 昭社長 × 岡 聡
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三日月百子 物河 昭社長 × 岡 聡 対談第2回
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2013-07-14T01:00:40Z
2013-07-15T22:03:30Z
【小売業界成功事例インタビュー】株式会社三日月百子 物河 昭社長 × 岡 聡 「...
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【小売業界成功事例インタビュー】株式会社三日月百子 物河 昭社長 × 岡 聡
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三日月百子 物河 昭社長 × 岡 聡 対談第1回
tag:oka.secret.jp,2013://1.625
2013-07-13T13:35:10Z
2013-07-15T22:04:01Z
先日、仲良しの三日月百子と公式対談を行いました。船井総研のサイトで登録された方は...
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【小売業界成功事例インタビュー】株式会社三日月百子 物河 昭社長 × 岡 聡
「ミカヅキモモコ社長に聞く!究極の女性活用成功術!!(1/4)(全4回)」
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