2010年08月
【プラス発想型人間】 船井流キーワード 167 #funai365
- 2010-08-01 (日)
- 6.は行
【プラス発想型人間】 船井流キーワード 167
人間というものは、心に描いた方向に体も動くものなのだ。心に描いた方向に物事が動くとわかった以上、とるべき最善の方法は決まってくる。それは、
1)できるだけ実現可能な大きな夢をもち、
2)それができる理由を一所懸命探し出して、必ずできると思い込むことだ。
商売とか事業をやろうという人には、ぜひ、こういうプラス発想型の人間になっていただきたい。
岡の解説
人間は頭の中で思うこと、決めたことを実行しようとします。ですから実現可能な範囲においてはできるだけ大きな夢を持つほうが有利です。最初からダメだ、できないと考えると体も動こうとしません。動かないと結果は出ません。大きな夢はできるだけリアルにイメージすることが重要です。より具体的な夢が描け、自分がその夢を実現できる、いや実現すると覚悟を決めることがスタート時点でまず重要です。その夢は”できたらいいな”レベルでは困ります。よりリアルな夢を描き、その実現を自分自身納得し、確信を持てたならば、その夢の実現の材料探しに入らなければなりません。通常、夢の実現を願えば情報やアイデアは自然と集まってきますし、目に入ります。その材料を使って夢に近づく方法を必死で考えれば自然と道は開けていくわけです。
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【情報】 船井流キーワード 168 #funai365
- 2010-08-02 (月)
- 3.さ行
【情報】 船井流キーワード 168
情報の量は移動距離に比例する。情報の質は体験に比例する。そして情報はどう利用するかが問題である。
岡の解説
人間は情報を五感を利用して入手しています。五感とは視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚でするが、特に視覚、聴覚、触覚が重要です。仕事や趣味で旅行にいったりすると、”その地に行く”という行動(触覚)を通じて、見たり、聞いたりして情報を自然と入手します。それらの情報はインターネットなどを通じて得た情報とちがって生の状態ですからその情報量は膨大なものであるはずです。旅行などに行かない場合でも、毎日の生活の中で知らない人と積極的に会ったり、店や会社を訪問したり、知らない道を歩いたりするということを心がければ情報量を無理なく増やすことができるはずです。ただし重要なことは情報を利用して”何をするか””どう判断するか”です。その行為こそが貴重な体験=自分の引き出しとなるのです。できるだけ”どう判断するか””どう行動するか”をルール化し、使いこなすことができるようになるとより効率的かつ充実感をもって人生を過ごせるようになるはずです。まとめますと情報の収集は自分から積極的に求めるという姿勢こそがまず重要だということです。頭でっかちにならず、直接見に行く、聞きに行く、探しに行くという行為を大切にしたいものです。
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【和略】2 船井流キーワード 169 #funai365
- 2010-08-03 (火)
- 9.ら行
【和略】2 船井流キーワード 169
外には戦略(相手に与辛)。内には和略(相手に与欣)。心価=与欣量-与辛量 である。
A)与欣量-与辛>+0 人は喜んで仕事をする。
B)与欣量-与辛<+0 不満を感じ、手抜きが始まり、報復されるようになる
A)の状態の人間関係を全方向に施すことを和略という。
岡の解説
ギブアンドテイク、ギブアンドギブ、テイクアンドテイクの考え方にもつながる考え方が和略です。ネットの世界で言うウッフィーと同様ともいえます。人は与え好きの人の下では喜んで働いたり、その人に喜んでもらおう、お返しをしようという行動をとります。ところが逆に取り好きの人では、できるだけ楽をしよう。なんで自分だけがという不満を感じて、損をした分だけ取り返そうということになるようです。組織を束ねるリーダーは和略を理解しならないはずです。人を使う要諦とも言えましょう。拡大して考えると外に対しても戦略的に攻撃し、従属させるのが基本ではありましょうが、更に応用的に考えると外に対しても和略を取っていき、自然に取り込む。好きになってもらえるような環境を提供することが重要なのだと思います。
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【存在メリット不存在デメリット】 船井流キーワード 170 #funai365
【存在メリット不存在デメリット】 船井流キーワード 170
人事や枝切りは不存在デメリットを主体に考慮した方がよいようである。一般的には存在メリットを優先して考慮しがちであるが、これはミクロな視野での判断となりマクロな視野での判断とはいい難い。組織的人事は以上に留意すべきだろう。
岡の解説
人事を考えるとき、人の移動を関係部署に打診しますと「彼を取られると仕事が回らなくなる。困る。」というような答が返ってきます。しかしこれは誰しも業務になんらかの貢献をしているはずですから”当たり前の話”であり、そういう声を気にしすぎると組織を維持・発展させることは難しくなります。不存在デメリットとは「彼がいなくなると何が本当に困るのか?」を考えることです。すると特殊な仕事以外においては”彼”でなくてもなんとかなる場合が多いのです。だから不存在デメリットがとても大きく、代替者がいない場合を除いては移動させることができると気づくわけです。新規事業の立ち上げの時などにはそのような考え方を持たないと立ち上げメンバーは”抜いても困らない余った人員”になってしまうのです。本来の新規事業は、不存在デメリットももちろんあるが、新規事業で得られる果実を考えれば、なんとかその問題も克服して乗り切ろうという多少の痛みを伴う移動でなければならないはずなのです。枝きりは盆栽で考えるとわかるでしょう。
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【頭のよくなる方法】 船井流キーワード 171 #funai365
- 2010-08-05 (木)
- 1.あ行
【頭のよくなる方法】 船井流キーワード 171
3年間でいいから親からもらった体力と頭脳を100%使ってみる。必ず頭がよくなる。
岡の解説
船井流では3年間集中して物事に取り組めば、誰でもプロレベルに到達できると教えます。人間の脳は通常は数パーセントしか利用されていないということですから可能性は無限だと言えます。無限の可能性を持つ脳=頭にたくさんの知識と経験を集中して詰め込めばそれが頭だけでなく体にも染み渡り、力となっていきます。健康な体と心さえあればそれを誰でも可能なことなのです。だからこそ頭は使わないと損なのです。集中して使えばいわゆる”筋力”がつきます。同じ学習でも集中せず長時間ダラダラ取り組んでも”筋力”はつきません。特に社会に出た最初の3年間。転職した時の3年間を濃密に過ごせるかどうかで人生で大きな差が産まれるのです。
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【一番づくりでわすれてはならないこと】 船井流キーワード 172 #funai365
- 2010-08-06 (金)
- 1.あ行
【一番づくりでわすれてはならないこと】 船井流キーワード 172
1)わかりやすいもので一番にならないとほとんど効果がない
2)ロットにならないものでは一番になってもあまり意味が無い
岡の解説
船井流は競争が激しい時代における成功法として”一番主義”を基本におきます。力がなければ、一番の範囲を狭い商圏=狭い分野、狭い人=狭い客層、狭い商品、狭い時間=限られた時間帯などというように限定し、マーケットでの一番化を考えわけです。これは言い換えるとまずはご近所、足元からの一番化ならば誰でも何かで一番が可能なはずだということを意味します。この足元レベルで一番になれるものを考えれば色々と出てくるわけですが、できれば他人やお客様にわかりやすくアピールできるもの、狭く絞るといっても初期段階でもある程度量を稼げるもので、できれば将来より多くのお客様が興味を持ちターゲットとなりえるものであることが望ましいのです。他人が興味を持たず市場性もないもので一番になっても大きな成功は勝ち取れないからです。言い換えれば商売で上手な商売とは客に近づきやすい商売であり、客をひきつけやすい商売なのです。
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【絶対的成長分野】 船井流キーワード 173 #funai365
- 2010-08-07 (土)
- 3.さ行
【絶対的成長分野】 船井流キーワード 173
全ての消費やビジネスがライフサイクル的であるわけではない。なかには絶えず成長期にある商品や分野がある。
1)教育・教養マーケット
2)安全マーケット
3)成功マーケット
4)文化マーケット
5)美と健康マーケット
6)本能追求マーケット
7)情報マーケット
8)快適マーケット
9)効率化マーケット
10)就職マーケット
などがこれに当る。これらは言い方を変えれば、”落ちこぼれマーケット”あるいは”入門マーケット”というふうに見ることもできる。
岡の解説
絶対的成長分野といってもすべての企業が成功するわけではありませんし、もちろん環境が厳しくなればマーケットは短期的に縮小することもあるはずです。しかし逆を言えば絶対になくならない分野のビジネスが絶対的成長分野なのです。厳しくなればなるほど新しい切り口で改善、改革を行えば再度成長が可能なはずなのです。それらの多くが本能に忠実な分野や、競争下で振り落とされず豊かな人生をおくりたいという願望に直接影響する分野です。当然それらの分野は先進国から徐々に新興国で大きな成長をみせるようになるはずです。
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【相性のいい人間を使う】 船井流キーワード 174 #funai365
- 2010-08-08 (日)
- 1.あ行
【相性のいい人間を使う】 船井流キーワード 174
どことなく気が合う。一緒にいて気が張らず安心できる。そばにいないよりも、いてくれたほうが楽しい。こういう人を相性がいい人という。この相性のよい物同士がひとつのグループで仕事をするとき、その仕事は間違いなく興味と一致するし、そこではお互い”参加と独立”がうまくかみ合うので、大変な効率を発揮する。
岡の解説
新しい人を採用するときに、よく迷うことがあります。技術や能力は高い実績を誇ってはいるものの会社の考え方には合わないような人を選ぶか、会社の考え方をとてもよく理解して受け入れる力をもっているものの知識や技術、経験はなく未知数な人。この2つのタイプで迷うときは後者を選択するのが船井流の採用法です。知識や技術などの能力は努力によって高まるのだからそれは教育すれば良いわけです。ところが考え方が合わない部分を教育することはとても難しいものです。価値観を共有する人間が一体化する方が組織は効率的に動きます。価値観を共有しない人間は一体感を崩し、全体最適の観点から考えると問題を多く持つ場合が多いのです。結婚も同じで相性の悪い人同士は長続きしないはずです。
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【コミュニケーション力が競争力を高める】 船井流キーワード 175 #funai365
【コミュニケーション力が競争力を高める】 船井流キーワード 175
組織にとっての血液とは、上下のコミュニケーションのことである。コミュニケーションが、円滑に速いスピードで組織内を駆け巡っているならば、その組織体は健康と判断してまず間違いない。必要な情報が必要なところになるべく早く伝達される組織が、健康でベストな組織なのである。競争力の弱い企業では、しばしば必要な情報や指示が、必要なところに正確に届いていないケースが多い。
岡の解説
人と人が集って、何かの目的で動いているのが組織です。組織は一体化して動くときに効率が高まりますが、一体化の原点はコミュニケーションなのです。コミュニケーションが悪くて一体化している組織を見たことはないはずです。もちろん知った中の組織では阿吽の呼吸で動く組織もありますが、それはコミュニケーションが良いのです。コミュニケーションの量よりも質が高いわけです。一般に組織をまとめるにはコミュニケーションの量を高めることが大切であり、それは時間よりも頻度を高くすることの方が望ましいでしょう。普段から気軽な声かけができる、そして気持ちよく挨拶ができる組織が強いはずなのです。
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【自己申告制度の採用】 船井流キーワード 176 #funai365
- 2010-08-10 (火)
- 3.さ行
【自己申告制度の採用】 船井流キーワード 176
仕事は命じられてするよりも、自分で参加し、進んでやる気になってするほうが、はるかに効率があがるものだ。
その基本は、1)参加意欲を大事にする、2)独立意欲を満たす、3)責任感を持たせる、4)相性のよい人たちを集めるという人事を認める、5)仕事の報酬まで自己申告制にする、の五つといっていい。
ただし、やる気のないサラリーマン根性型の従業員が多く、責任回避姿勢がはびこっているような企業では、こういった方法はなかなか成果を挙げられない。
岡の解説
自己申告制とは今でいう、コミットメントです。自己申告とは自分でPDCAでいうPを立てるということです。計画が無い、もしくは不十分なまま動く人が多い中で自分でPをたてて実行を約束できる、そして報酬もその申告の中で十分妥当と思われる額を申告請求するという形をとれることはとても素晴らしいことです。つまり全てに責任をとるという姿勢を保てる人です。不言実行は大昔の美学となりました。今は有言実行が大切な時代です。なぜなら不言実行するつもりで不言不実行の人が多くなってしまったからです。
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【商いのコツのひとつは客を増やすこと】 船井流キーワード 177 #funai365
- 2010-08-11 (水)
- 1.あ行
【商いのコツのひとつは客を増やすこと】 船井流キーワード 177
商いのコツのひとつは、客を増やすことである。客数が増えつづけている以上、経営体は安泰である。一般に客が増えると、客単価は上がらなくとも、経営体にとって最も大切な売り上げが増え、経営体自体は拡大、成長を続けられるからだ。新しい客は増やさなければならない。しかし、古い客、いままでのなじみ客を減らしてはならない。商売のコツは、いままでの客を固定化しておきながら、新しい客を増やし、しかも、この新しい客も固定化することなのだ。
岡の解説
売上高の一般的な公式は 売上高=(平均)客単価×客数 と表現される。これは物販などはレジそのものの公式です。 卸売業の場合、売上高=(平均)取引高×取引件数 と考えればよいはずです。ここで売上高を維持、拡大させる基本は客数となります。客数を(取引件数)を増やすためには新規開拓、新規客の呼び込みを常に意識して実行するシクミづくりが必要だと言うことです。新規客集客のための販促を実行し続けることも基本です。ただし固定化ができないと少額の取引で終わってしまいます。新規客から売り上げを獲得する費用は既存客(固定客)から売り上げを獲得する費用の5倍程度と言われていますから、新規客を獲得しても放置していては意味がありません。新規客はリピートしてもらい年間買い上げ金額(取引金額)を高めてもらうことが重要なのです。そのシクミづくりは利益に直結するはずです。
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【人間的密着商法】 船井流キーワード 178 #funai365
- 2010-08-12 (木)
- 5.な行
【人間的密着商法】 船井流キーワード 178
客を固定化しやすい商売、いままでの客を逃がさない商売、新しい客を固定化できる商売、それが接客商法=人間的密着商法であり、これこそが本当の商売なのである。接客商法は人と人とがいやおうなしに密着する。それだけに店の人は商売が好きにならなければならない。好きになると細事に気がつき、個別対応ができる。それだけ客を大切にするから、客も集まる。
岡の解説
不況期や低成長期ほど人間的密着商法は有効です。このキーワードでは店となっていますが、全てのビジネスでこの発想は利用できます。競争が激しくなればなるほど、買い手企業の担当者と売り手企業の担当者、顧客企業のトップと売り手企業のトップの人間的密着は重要です。ここでいう密着とはなれあいの密着ではなく、お互いが信用できる。価値観を共有できる。商売の哲学の物差しが近い。などを言います。常に顧客の要望や期待を超える対応を売り手は心がけ実行していることを顧客が知っているというような状態が真の人間的密着です。このような状態になった場合、ビジネスの場を離れても個人の立場でもとても仲のよい関係になっているのが普通といえましょう。
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【デッドラインの原理】 船井流キーワード 179 #funai365
- 2010-08-13 (金)
- 4.た行
【デッドラインの原理】 船井流キーワード 179
供給不足が供給過剰に変る。この境目を経営用語で転換点と呼んでいるが、転換点後におけるセグメンテーション・ノウハウは、即デッドラインを招きよせる。これが”デッドラインの原理”だ。転換点の経営ノウハウは、転換点前のそれと、全くといっていいほど異なっている。
岡の解説
ライフサイクルでいう転換期前の成長期までは右肩上がりで拡大する需要に効率的にあてて売り上げと利益を獲得すればよかった。ところが転換点を越えて供給が需要を上回る成熟期、安定期に向かうと、競合が激しくなり販売が難しくなるわけだから、より客サイドのビジネスを考え、客数を確保するためにより広い客層に喜ばれ利用してもらえるようにビジネス自体も転換させなければならないはずです。特定の客層に喜ばれる特定の商品では売り上げ拡大は難しくなることははっきりしているのです。そして客をセグメンテーションする前に、自社の強みを磨きあげ、独自固有の長所を持つ商品を提供する意識を持ち、幅広い顧客に喜んでいただける体制を作り上げることを目指さなければなりません。
でないと右肩上がり商法はやがてデッドラインを迎えるわけです。
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【力をつける三課題】 船井流キーワード 180 #funai365
- 2010-08-14 (土)
- 4.た行
【力をつける三課題】 船井流キーワード 180
力をつけるためには、1)クリエート、2)決断、3)責任の三点を自らに課すこと。そしてこの三点を自らに課すためには、独立、自由、参加が基本条件になる。
岡の解説
船井流では人間は生きている以上アタマをよくしなければならない、また一部のあきらめた人間以外の人は力をつけたいと考えており、その力をつける環境を主として仕事を通じて提供するのが正しいととらえています。そして企業は仕事を通じて力のある社員を育てなければならないし、そうするのが最も効率的に世の中がよくなるというわけです。その力をつけるための条件は人間性重視の場=組織とシステムを作ればよいのです。自由な空気の中で独立心、自立心をもって、仕事に自主的に参加する人間が育つ場づくりが重要なのです。そして責任をもって正しい決断、判断を行い、0から1の価値をクリエートできる人が増えれば豊かな会社や社会が生まれるはずなのです。人が力をつけ育てば会社や組織は良くなるはずなのです。
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【衆知結集による全員経営】 船井流キーワード 181 #funai365
- 2010-08-15 (日)
- 3.さ行
【衆知結集による全員経営】 船井流キーワード 181
業績を伸ばしている企業は、全社員が提案し、しかもその提案のほとんど全部が採用される仕組みを維持しているという特徴がある。「人は、自分が所属する集団の規範に合わせて態度を決め、そして行動する。しかし、その原動力は自由な自分の存在意識である」というのが独立と参加の原理だが、これを効果ある形で開花させるのが、衆知結集による全員経営法である。
岡の解説
”会社を今より良くする方法を考える””お客様にもっと喜んでいただくことを考える”社員が増えれば増えるほど会社は良くなるはずです。そういう意見を言うことを躊躇させる環境をつくることは、かなり”損なこと”になるはずです。また出された意見を実行するのに骨が折れたり、意見は出せても誰も実行しない。実行しようとするとアゲインストの風が吹くという組織も大変です。そういう環境だと、だんだんと前向きな意見は出なくなるはずです。意見が出ないよりも多少荒っぽくても自由にどんどんと意見がでる環境の方が良いに決まっています。会社経営に対して適切に教育がなされた企業では、経営にマイナスになることがわかっている意見をわざわざ言う人はいないわけですから、心配していても何も始まりません。まずはなんでも自由に意見が出せる環境が全員前向き型の経営の入り口であるはずなのです。
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【イメージを落とさない】 船井流キーワード 182 #funai365
- 2010-08-16 (月)
- 1.あ行
【イメージを落とさない】 船井流キーワード 182
マーケティングの最も大事なノウハウのひとつが、イメージ作戦だといわれている。高いイメージを落とすことは簡単である。しかし、一度落ちたイメージは、なかなかもとに戻らない。イメージアップにいちばんよいのは、ハイイメージ化しながら、一方で客を固定化し、信者客化していくことだ。
岡の解説
良いイメージを持たれるようになった企業や人はブランド力があると言ってよいのだと思います。競争が激しくなればなるほど、ブランド力ある商品や企業、ブランド力のある人を育てることが重要になってくるはずです。ハイイメージな企業や人ほど、そのイメージを落とされた時、立て直すことはとても困難になります。逆に低いイメージを上げる方が、一度落ちたイメージを元に戻すよりは、はるかに簡単なのです。つまり、一度イメージが落ち傷ついたブランドなら、あまりこだわらず捨てさる選択肢も検討することが重要なことなのです。
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【女性客の特質】 船井流キーワード 183 #funai365
- 2010-08-17 (火)
- 3.さ行
【女性客の特質】 船井流キーワード 183
女性客の特質は、1)ゴチャマゼが好き、2)衝動買いが好き、3)ショッピングを趣味化している ということである。それだけに女性客の固定客化は男性の固定客化よりむずかしい。
岡の解説
消費の鍵としてよく語られるのは、いかに女性客を取り込むかです。日本では、給料が銀行振り込みになってから、家計の主導権は男性から主に女性が握るように変りました。共働きが増えたとはいえ、基本的に男性は会社で働いているケースが多く、子育てをしながら女性が家にいるわけですから、消費活動に費やす時間は圧倒的に女性の方が多いのも事実ですから、その影響も大きいわけです。男性は論理的に考えて損か得かを考えて行動をすることが多いものですが、女性は自分の感覚や感情に正直に行動することが多いようです。整然と陳列されている売場よりも雑貨店のような売場でお気に入りの商品を探すことも大好きです。また男性は必要だから買うことが多いのですが、女性は買いたい気持ちになったから買うという部分も大きく違うようです。また女性は年齢によって大きく消費行動が変りますので女性マーケティングは企業のマーケティングの中で重要な部分を占めます。
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【局地戦は集中主義で勝つ】 船井流キーワード 184 #funai365
- 2010-08-18 (水)
- 2.か行
【局地戦は集中主義で勝つ】 船井流キーワード 184
個々の地域、個々の局地戦においては、企業としての総合力のいかんにかかわらず、その地域に大きな集中力を投入し、一番化政策をとったところのみが勝ちを制する。総合力では弱者であってもその地域においては完全な強者になれる。
岡の解説
弱者は戦う場を見極め、そこに集中して力を注がなければなりません。ところが頭ではわかっていても、なかなかそのフォーカスすべき点を見極めることができません。こちらを失うことももったいない、こちらを失うことももったいないという気持ちが起きてくるからです。また、自信のなさも決断を鈍らせるようです。集中させねばということはわかっても、「他を捨て強みに集中させる」という勇気がなかなかでてこないわけです。間違った判断をしたり、決断が鈍ることがないように、自分自身の強みと自分が勝てる”土俵”を意識しておくことはとても大切なことです。
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【固定客化するために重要なこと】 船井流キーワード 185 #funai365
- 2010-08-19 (木)
- 2.か行
【固定客化するために重要なこと】 船井流キーワード 185
人が固定客化するためには最も重要なことは、人間的つながりである。接客方法は人と人とがいやおうなしに密着する。それだけに店の人は商売が好きにならなければならない。
岡の解説
売り上げがやすやすと伸びない時代になりました。これは産めよ増やせよ的に客が増えない時代になったということです。こういう時代に売上を上げるにははシェアをあげるしかないわけです。限られたお客様に喜んでいただき、繰り返し来店していただければならないということです。このような時代に大切なことは、限られたお客様に良い印象を与え、もう一度行ってみたいと思わせる商売を意識しなければならないということです。そのためにはお客様が好きになる前に社員が自分達の商売を好きになり、自信をもってお客様におすすめする必要があるのです。これが新しいお客様を増やすコツにもつながるのです。
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【自信】 船井流キーワード 186 #funai365
- 2010-08-20 (金)
- 3.さ行
【自信】 船井流キーワード 186
自信は自分の潜在能力に目覚めて、それとともに劣等感に別れを告げると、一挙につくものである。1)やる気と、2)努力の尊さと、3)その結果の威力をぜひ知ってほしい。現実の問題として、自分も儲けられるのだとハッスルし、現実に儲け、自信をつけること、これが何より大事である。
岡の解説
人間は多くのこと経験する中で、自信をつけ、次に同じようなことが発生してもあわてず、難なくこなすことができるように力をつけ続ける必要があります。一度失敗したら次に同じ失敗をしないように努力することが重要なのです。そしてまずは逃げることなく全てのチャンス=ピンチに前向きに取り組むことが重要なのです。
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【経営にとって一番大事なことは戦略的決定】 船井流キーワード 187 #funai365
- 2010-08-21 (土)
- 3.さ行
【経営にとって一番大事なことは戦略的決定】 船井流キーワード 187
企業にとって一番大事なのは、戦略的決定である。間違った戦略決定のもとでは、いくら戦術や戦闘に巧みであっても戦いに勝つことは不可能である。
経営者→方向、方針を決める 戦略(Administration)
管理者→計画し統制する 戦術(Management)
監督者→実施させる 〃
一般従業員→実施する 戦闘(Operation)
岡の解説
物が溢れ、企業が溢れる厳しい競争の時代になればなるほど、間違った戦略的意思決定と正しい戦略的意思決定の差は覆ることができないくらい大きなものとなります。同じ経営資源とチャンスを持つ企業であっても、トップの物の見方、考え方次第で経営には大きな差が出てしまうのです。その戦略的意思決定を行うときに大切な視点が、時流に適応するということなのです。
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【経営者の戦略的決定の三分野】 船井流キーワード 188 #funai365
- 2010-08-22 (日)
- 3.さ行
【経営者の戦略的決定の三分野】 船井流キーワード 188
経営者の戦略的決定には三分野ある。すなわち次の三つである。
人事・組織面 人ならび人材の採用(調達)、開発、活用に関する方向、方針を決めること
財務面 資金調達、運用、ならびに資産と負債のバランスについて方向、方針を決めること
マーケティング面 業種、業態、規模、ならびに立地について方向、方針を決めること
岡の解説
人事・組織面、財務面、マーケティング面の戦略的決定とは、ヒト、カネ、モノの調達、資金運用そのもののことです。時流をにらんで、経営者が伸びる分野、伸ばしたい分野、伸ばすべき分野に経営資源をどう投入するかで経営の結果=業績はまったく変ってくるのです。特に中小企業、後発企業、先例のない分野に挑戦するベンチャー企業ほど、乏しい経営資源をどう投入するかが重要なのです。これは会社経営だけのことではありません。人間一人一人も会社や社会、そして自分自身をどう伸ばしていくか、戦略的決定をしていかねばなりません。自分の商品力を高め、自分自身のカネ、時間を何に投資し、どう伸ばしていくか、伸びる市場、勝てる市場で勝負するかを考えることが重要なのです。
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【人間は自分より力のない人の下では仕事をしたがらない】 船井流キーワード 189 #funai365
- 2010-08-23 (月)
- 5.な行
【人間は自分より力のない人の下では仕事をしたがらない】 船井流キーワード 189
人間は、「自分より力のない人の下では仕事をしたがらない」という本性を持っている。「自分の上役が自分より力のないとき、彼は、そこから逃げ出すか、上役の足をひっぱろうとする」というのが人間なのである。
岡の解説
船井流では企業や組織は「トップで99%決まる」と考えています。そしてトップの力が企業や組織の力そのものとなるのです。トップ以上に力のある部下がいるというのは不自然なことですし、そのような力のある部下を認めない組織はあまり伸びないと考えられます。人間には成長欲求があり、誰しも自己実現をしたいと考えるのは普通なことです。ですから力のある人間がいるなら、どんどん仕事を任せていくのが良いのです。そして経営者よりも部下に実力があるなら、自分自身は経営者となり事業の執行は部下に任せる、運営会社の社長に任命するなどということも考えていかなければ、人材が流出する可能性もあるのです。
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【力とは能力×意欲】 船井流キーワード 190 #funai365
- 2010-08-24 (火)
- 4.た行
【力とは能力×意欲】 船井流キーワード 190
力とは、「能力×意欲」であり、能力とは、「知識×技術×態度」である。
岡の解説
能力で言う「知識」「技術」「態度」は評価項目における三つの要素です。通常、この三つの要素にウエイトづけをして業績とともに評価されるのが普通です。しかしいくら能力が高くとも、考え方がネガティブであったり、働くことの意欲を失ってしまえば、決して組織や企業の戦力にはなりません。
時代の転換期にはベテランであって能力が高くとも、新しい時代に対応する意欲、新しい時代に自分自身を対応させることを断念している人が出てくることには注意したいものです。その原因はかって評価された自分の能力が、新しい時代の新技術によって初心者でも楽々と同じレベルのことができるようになってしまい、かってのように高く評価されなくなってきていることを認めたくない、拒絶したいという後ろ向きな姿勢によることが大きいのです。
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【アイメッセージ(わたしメッセージ)】 船井流キーワード 191 #funai365
- 2010-08-25 (水)
- 1.あ行
【アイメッセージ(わたしメッセージ)】 船井流キーワード 191
アイメッセージとは、「相手が、聞く話の内容を”話す人の事実の叙述”ととるようなメッセージ、決して評価的にとらないメッセージ(評価的にとるメッセージがユーメッセージ)である。しっかりと自己受容したものを正直に相手にメッセージとして伝えることによって、コミュニケーションがスムーズにいきだすのである。
岡の解説
アイメッセージは心理的に相手に受け入れられやすい話し方です。東洋心理学者であるトマス・ゴードンが開発し、「親業」の中で説明されている話し方です。同じ話でも相手に受け入れられやすい話し方かそうでないかでは結果は大きく変ってしまいます。自分が今この時にどのように感じているかを素直かつダイレクトに話すことで、聞き手に考えさせる話法だ。子供にでも通用する話し方であるため、他人にも効果的であることは間違いない。
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【変化こそ不変の原則】 船井流キーワード 192 #funai365
- 2010-08-26 (木)
- 6.は行
【変化こそ不変の原則】 船井流キーワード 192
「変化こそが、あるいは変化だけが、不変の原則」なのであり、「変化のスピードは加速度」を加えつつある」のである。
岡の解説
船井流では、企業は常に時流適応しなければ生き残れないと考えています。時流適応とは言葉を変えると生活者の生活スタイルや意識の変化、そしてニーズの変化に対応することが重要だということです。緩やかであっても趣味志向も変化しますし、製品やサービスの進歩も存在します。情報化時代の今、かっての10年の変化も3年たたないうちに同レベル程度変化するような時代になっています。だからこそ、この言葉の意味も相当重くなっています。「変化こそ不変の原則」であり、今は「大変化こそ不変の大原則」になっているのです。より大きな変化を志向することが当たり前で良いのです。
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【従業員教育】 船井流キーワード 193 #funai365
- 2010-08-27 (金)
- 3.さ行
【従業員教育】 船井流キーワード 193
従業員教育とは、従業員に、人と自分の大事さを自覚させ、やる気を引き出してやることである。従業員がやる気を出すには、まず従業員を大事に思うこと、惚れこむことである。
岡の解説
企業は人なりと言われるように人を育て、その人を使って成果を出すのが商い=ビジネスです。人間は自分ひとりでやれることはたかが知れています。従業員を使い捨てにするような会社で成長する企業は多くありません。良い人が採用できない、人が育たないということを中小企業の経営者はよく口に出します。しかし放っておいて中小企業に良い人材が来てくれるということ自体があまり自然なことではありません。自らが従業員を信じ、育てる覚悟を持つことが先の話ではないでしょうか。これは経営者のケースだけでなく部下を持つリーダー自身が自覚しなければならないことなのです。従業員教育の前に自分自身の「育てる」覚悟の方が大切なのです。
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【従業員の定着率を高めるに】 船井流キーワード 194 #funai365
- 2010-08-28 (土)
- 3.さ行
【従業員の定着率を高めるに】 船井流キーワード 194
従業員の定着率を高めるには
1)社員を信じましょう
2)公開主義に徹しましょう
3)お互いに助け合いましょう
4)親身になって従業員の面倒をみましょう
5)何よりも人が宝であり、大事であるということを会社の理念にしましょう
岡の解説
多額の採用コストと手間をかけ、社員を採用しても定着しなければ相当の費用の無駄遣いになります。企業活動においては良い商品と良い人材の”仕入れ”を行うことが利益獲得の源泉なのです。良い人材の定着率を高めるために大切なことは、従業員にこびたり、厚遇を与えることではありません。従業員が「どうせどこかで働くならこの会社で働きたい」「辞めたくない」環境を作ることが何より大切なことです。社内既定や退職金制度でいくら縛りをつけても辞めていくのが会社というものです。だからこそ、「仲間と共に働き、学ぶことをやりがいと感じることができる環境」を提供する努力を経営者やリーダーは意識しなければならないのです。
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【大きな野心、すぐれた勘、それにワンマン性をもった経営者が優秀なトップ】 船井流キーワード 195 #funai365
- 2010-08-29 (日)
- 1.あ行
【大きな野心、すぐれた勘、それにワンマン性をもった経営者が優秀なトップ】 船井流キーワード 195
企業を伸ばしたかったら、経営者はやはり、実現可能な大きな野心をもち、正しい勘を養成し、リーダーシップを発揮してワンマン性を確立していかなければならない。これは修羅場の時代ほど、それを乗り切るための必要条件となってくる。
岡の解説
船井流では「組織はトップで99%決まる」と考えています。不透明な時代にはヒト、モノ、カネをどの部分に重点的に配分し、競争力を高めるかということの重要度が高まります。未知の状況での判断は過去の経験からの学びや、経営の原理原則や正しい理念に基づき経営者が勘で判断しなければ前にも後ろにも進めない時があるものです。特に日本は戦後、長く続いた護送船団方式の横並び思考が強まっているためワンマンというと拒否反応を示したり、否定したりする人が多いようですが、優秀な経営者のワンマン性が優れたリーダーシップとなるということも忘れてはいけません。また経営者が野心を無くし、守りに入り、いわゆるサラリーマン化すればするほど、お金の使い方や管理の仕方も親方日の丸型になりがちですし、何より部下に夢を提示することができなくなりモチベーションが低下しやすくなるということにも注意が必要です。
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【従業員が意欲を燃やす三要素】 船井流キーワード 196 #funai365
- 2010-08-30 (月)
- 3.さ行
【従業員が意欲を燃やす三要素】 船井流キーワード 196
企業には、従業員が意欲をもって働くための条件というものがいくつかある。
1)トップからの信頼
2)会社の知名度
3)会社への信頼
三つすべてが欠けている会社では、社員は意欲をもって働けない。
岡の解説
従業員の意欲は企業成長のもっとも重要なエンジンです。意欲が高い従業員が多い企業は伸びるものですし、反対に意欲が低い従業員が多い企業は、いくら優秀な社員を抱えていても企業活動が鈍り、停滞し成長どころか徐々に衰退を始めていくはずです。会社が有名で知名度が高く、信頼が高いと従業員は「その会社で働く」ということに疑問を持つことは少なくなるはずです。大企業ならもちろんこの条件を有していますが、中小企業でも何かで一番をもって顧客から強く支持されておればこの環境は作ることができるはずです。そしてトップから従業員が信頼されている環境を持つ企業というのは大企業よりも、中小企業の方がそういう環境を作りやすいということにも注目したいものです。つまり中小企業こそトップが従業員を信頼しやる気を引き出さなければならないということでもあるのです。
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【社長は従業員の精神的支柱】 船井流キーワード 197 #funai365
- 2010-08-31 (火)
- 3.さ行
【社長は従業員の精神的支柱】 船井流キーワード 197
社員の目は、たえず社長に向けられている。社長は人格的に高潔で無私無欲であり、人間的にも公開主義者であり、自己をさらけ出して公開しても、なおかつ欠点の見えない完全人間に近い存在にならなければならない。社員の精神的支柱としての自分の姿を、社長はいつも認識していなければならない。
岡の解説
企業はトップで99%決まります。トップがリーダーシップを発揮するには、従業員が”トップを信頼し、戦略や方針の正しさを信じ、納得して迷わず行動できる環境作り”を行う必要があります。その前提となるのが、トップの高潔さなのです。表から見ても裏から見ても言っていること、行っていることに私欲がなく、会社のため、従業員のためであると信じられることが重要なのです。そういう状況を作ることができれば、窮地に陥ったときもトップの判断を信じることができるはずです。逆にトップが自分の損得で指示・命令を出していると感じたとき、部下である従業員は徐々に心が離れていくというものでしょう。その場合、窮地に陥ったとき、部下は散り散りになり逃げ出すことになるはずです。
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