【弱い物いじめの法則】 船井流キーワード 204
競合社会においては、強者は弱者よりも絶対的に有利な立場に立つ。とすれば、初めから自分より強者に体当たりをしていくことは、競争法として最も下手なやり方だといわなければならない。弱者の企業は、より弱い者をいじめてシェアの拡大をはかり、強者へのプロセスを歩まなければならない。
1)自分のすぐ下の弱者を包み込む
2)強者に対抗できる自信をつける
3)はじめて強者と戦う
岡の解説
日本人は弱者びいきの民族であり「弱い者いじめ」という表現は誤解を生むかもしれないですが、好き嫌いを問わず世の中には競争、競合があるのが普通です。ですから自分の身を守ったり、会社を守ったりする場合に戦いの基本を知ることが重要です。強者に対して無手勝流で戦いを仕掛けても徒労におわったり、ともすると犬死というようなことにもなりかねません。戦わずに済むときはそれがよいのですが、やむを得ず戦わねばならないなら、勝てる戦い方を考えねばなりません。激烈なシェア争いをしている業界でこの法則を当てはめればよくわかると思います。まずは勝ちやすい下位の者との戦いを制し、力を蓄えて上位の強者と戦うのが正攻法だということを知っておきたいものです。
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