【10対8の利益の原理】 船井流キーワード 208
「同一市場で二社が共存する場合、一番にとっては、競合相手の二番の力を自分の80%以下に抑えていないと利益が出にくくなる」という意味の原理だ。したがって、一番にとって最も必要なことは、二番をたたくことである。
岡の解説
10対8ということは一番と二番の差は1.25倍です。つまり1.3倍の差がついていないということで、ほとんど消費者からみて差がない存在となり集客力でも明確な差がなくなります。そこでお互いに利益を削ってでも集客を強化しようということをやりあう関係となってしまい、利益を削りあう状況になるわけです。シェアが大きい、売り上げが高いといっても、圧倒的に二番以下の企業と差をつけることをより重要な目標とせねばなりません。10対8では戦いの決着もまだついていないのです。
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