【”さん付け”で呼ぶ】 船井流キーワード 239
年齢、入社年次によってわざわざ呼びわけていたら煩雑だし、後輩が上司になることも珍しくない。その都度、呼称を変える方が不自然だし、全員、”さん付け”と決めておけば、立場や役割が変わったとしてもいちいち悩まなくて済む。しかし、「長幼の序」という言葉があるように、年長者は敬いたい。
岡の解説
全ての会社ができるわけではないでしょうが”さん付け”で呼び合える会社の環境は素晴らしいと思います。実力主義の世の中や、グローバル化が進む世の中では男性の社員に女性の上司や、後輩や外人が上司に、というようなことも珍しいことでは無くなって来ています。人事や評価は働く人のモチベーションに影響を与えます。その中で資格・呼称も微妙に影響を与えるのです。仕事を行う組織にはリーダーが必要です。そのリーダーシップを持つもの、組織の進むべき道を定める意思決定をしメンバーを支援し引っ張る力には後輩も先輩もあまり関係ないことが多いのです。”さん付け”で呼び合っても先輩や年長者を敬ったり気にかけることは人間として自然なことです。”さん付け”を実践してみるとそういう秩序は本来は”さん付け”運動とは別物だということもわかります。
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