【モノより想い出】 船井流キーワード 277
際限のない消費に飽きた人々は、お金で買えない「コト」のために「モノ」を買うようになる。「あれが欲しい、これが欲しい」の時代ではなく、「想い出をつくるために、何かを買う時代」に入ったといえる。現代は、「モノ」を売る側も、お客様がその商品を買うことによって得られる「想い出」や「コト」が何であるのかを、きちんとイメージしておく必要がある。
岡の解説
どんな人がどんな場所で、どんな時に何をしようとしているのかを知ることはマーケティングにおいてとても重要なことです。その人は何をすることによって、何を得ようとしているのかをイメージし、そ物語をビジュアルに表現した売場作りは単なるモノ売りの売場から一歩超越した売場になります。キャンプ用品を買うのはもちろんキャンプに行くためですが、それはアウトドアで家族や友達と楽しい時間を持ちたい、きれいな空気と景色の中で普段は動かさない体を動かして充実した時間をもちたいというような潜在的な欲望があるはずです。ワクワクするコト、楽しい時間を想起させる売り方無しにはモノは売れにくい時代になってきたと言えるはずです。
■船井幸雄先生の最新書籍
Trackback:0
- TrackBack URL for this entry
- http://oka.secret.jp/cgi-bin/mt-tb.cgi/495
- Listed below are links to weblogs that reference
- 【モノより想い出】 船井流キーワード 277 #funai365 from 船井流成功法 by岡 聡