【最終到達系はだいたい両端にある】 船井流キーワード 318
競争が激しくなってきたら、最終到達系しか存在し得ない。最終到達系というのは、どんな場合でも絶対に残る、というもので、これ以外のものは競争激化でだんだん存在できなくなる。最終到達系というのは、だいたい両端にある。真ん中がいらなくなるわけだ。中間系はいらなくなるという原則がある。流通業界ではメーカー、小売業はなくならない。卸というのは、だんだん苦しくなってくる。
岡の解説
目先のことだけにとらわれているだけでは大きな事を成すことは難しいものです。大局と時流を捕らえ、未来をダイナミックに思い描く中で、あるべき姿につながっていくように、今を生きることが重要です。そういう中で最終到達系発想とは二極化がより進み、曖昧な存在や事業が淘汰される可能性が高いことを説明しています。中間でカバー率を高めてボリュームを抑えて存在している企業は徐々に特徴を際立たせ、機能を拡大・向上させていく両端の企業に侵食され、ボリュームを失っていくことになるのです。中間は両端の特徴を際立たせ続ける企業に包み込まれていくのです。
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