【東洋思想】 船井流キーワード 358
生きるという、ただそのことに喜びを感じることができる思想である。すべてに感謝でき、あきらめることのできる思想である。自然を支配するのでなく、自然に溶け込める思想である。「一期一会」の考えにみられるごとく、偶然の出会いを大事にし、たえず、その瞬間、瞬間を悔いなく相手や自然のために善であれと考えて行動し生きられる思想である。
岡の解説
船井流の経営法・コンサルティングの根底には東洋思想があります。アメリカ型の金銭至上主義的な経営法・コンサルティングの思想においては、競争に打ち勝つ過程で競争相手を徹底的に打ち破り、奪えるものは奪えばよい。それは強者こそが全て正しく、勝者が勝者の価値観で歴史を作ればそれが正解であるという発想とは一線を画したものです。自らが強者となっても弱者を思いやり競争相手も包み込んで活かすという発想を持つ経営スタイルです。そしてどんな状況においても現状を否定せず、感謝しベストを尽くすという考え方を採るわけです。
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