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【「物と金」。「心」と「生き甲斐」】 344

【「物と金」。「心」と「生き甲斐」】 344

「物と金」によってのみ物事を判断すると、どうして、難解かつ種々の解釈が出てくるのだろうか?答えは簡単である。「物と金」は、人間の本性である「心」と「生き甲斐」のために、人間が作り上げた一種の道具なのである。道具が勝手に動き出したら、それこそ何を、おっ始める分かったものではない。人それぞれによって「物と金」の価値は違うのである。それに対し、人間の「心」や「生き甲斐」は本性である。だれにとってもつきつめれば同じものである。

岡の解説
資本主義社会のもと、世界的に競争が激化し、資本=金が全てという風潮の世の中になってきました。本来はここにあるように物や金は頑張りや生き甲斐の目標として存在していたときは美しいものでした。それらを努力して手に入れた時には短期的なものではありましたが喜びを手にすることができたのです。ところが際限なく「物と金」を欲し、手段を選ばずそれらを手にすることは「心」を豊かにしたり「生き甲斐」にはつながりません。極端なことを言えば「物と金」を追求しなくても「心」は豊かになるはずですし、「生き甲斐」は見つかるはずです。また「物と金」が生き甲斐となれば、ある程度所有してしまえば「生き甲斐」がなくなるということにもつながりませんので、注意が必要です。

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  • 作成:2011-02-04 (金) - 船井流成功法 by岡 聡
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