【力の原理】 船井流キーワード 350
競合社会においては、力において、総合力において上回るものが、それ以下のものと競争した場合に、まず絶対的な優位に立つ。力とは、知識と経験の集積値である。力のない者は、力のある者との競争では競合市場では勝てないし、一般にいう一番二番とはこのような意味での力の順位をしめしていると考えるのが順当である。
岡の解説
力がある、力がないという言葉は実際によく使われる。しかし、その中身とは何かはあまり理解されていない。船井流では力とは知識と経験の集積値とあらわす。情報化社会が進展しネットで世界中のあらゆる情報が瞬時にほぼ無料で手に入る時代となった今、先進国、先進企業だけが持ちえていた情報やノウハウを発展途上や新興の国や企業も持つようになり格差が縮まってきています。そうなると経験値の重要性が高まることになってくるはずです。知っているということが優位性を持たず、やったことがあるということ、そして今もできる、やり方を体得しており再現できるということが重要な力となるのです。それはまさに知識以上に知恵が重要な時代となってきているということなのでしょう。
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