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3.さ行 記事一覧
【素直な心】 船井流キーワード 1
【素直な心】 船井流キーワード 1
(船井総合研究所のクレド1)
私たちはあるがままを受容し否定しない姿勢を示します。
岡の解説:
船井総合研究所では「素直」は産まれもった気質や性分とはとらえません。素直とは性格であり、性格は基本的に変えられるものなのです。そして素直とは自分に都合がよいものだけ、自分が受容できるものだけ、自分が納得できるものだけを聞き入れるだけではなく、自分には都合が悪いもの、自分としては受容ができないもの、自分が納得できないものでもできるだけ否定せずに受け入れようというものです。そのためには力をつけ努力をしなければなりません。
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【自然の摂理に順応】 船井流キーワード 9
【自然の摂理に順応】 船井流キーワード 9
(船井総合研究所のクレド9)
不自然な活動、経営はいずれ廃れていくものであり、私たちは自然の摂理に合った行動をします。
岡の解説:
船井総研では人も企業も力相応に成長していけばよいと考えています。もちろん背伸びをすることも大切で、少々背伸びした目標を達成することができれば人も会社も大きく成長することができます。ところが無理を続けていればやがて問題が起こってきます。企業は成長レベルにあわせて「人」「物」「金」「情報」を充実させていかなければなりません。しかしその過程において反社会的なことや自然の摂理に合わないことをすることは慎まなければなりません。やって良いこと、悪いことという価値観のない人や企業は他者に大きな迷惑をかけることになるからです。
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【自分に正直】 船井流キーワード 22 #funai365
【自分に正直】 船井流キーワード 22
情報が溢れる世の中で、物事の尺度も多様化し、何が正しくて何が間違っているのか、はっきり断定するのが困難になってきている。自分でこうだ、と思っていても、人の目や意見が気になって、実行に移せない人も多いでしょう。けれど、正しいかどうかわからないからこそ、一歩ふみだすことが必要なのだ。自分に正直に生きてみよう。
岡の解説:
自分に正直に生きたいと全ての人が思っているはずです。ところが案外それを実行することは難しいのです。会議の途中に自分が感じることがあっても意見を言わない人がいます。そればかりか、自分としては絶対にオカシイと思っていてもその意見を言わずに会議を終わらせてしまうことも多いようです。人生はより主体的に生きた方が楽しいし、やりがいもでるはずです。人に左右されるだけではなく、人の意見も素直に受け止めながらも「自分としての意見」を持ち、良心に照らし合わせて正直に生きることはとても大切なことだと思います。
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【消費者志向より環境志向】 船井流キーワード 24 #funai365
【消費者志向より環境志向】 船井流キーワード 24
消費者志向とは、競合対策の一環としての発想であり、物志向的発想である。今、企業活動は社会公共性を優先させなければ無くなってきているため、メーカーは物づくりの一番はじめに、そのものが役立てられる環境や雰囲気を考えなければならなくなった。つくったものを売るのではなく、環境と消費者にあわせて店をつくり、店にくるお客様に合わせて商品を作ることが重要だ。
岡の解説:
プロダクトアウト以上にマーケットインの発想がビジネスにおいてはより重要になってきているのは周知の事実です。ところが意識してマーケットインをしようとすればするほど、ターゲットとなる消費者が好む商品を探り出し、提供しようと言う流れになってしまいます。ところがコンピューターやインターネットの発展は人間の暮らしを大きく変えました。これまでは限られた人だけがアクセスできた情報が一般の人にも容易にアクセスできるようになってきています。そういう時代には情報を提供するだけでは利益をあがることができず、情報をどう個々の企業や人間に落としこんで活用するか、どうすれば情報を活用して幸せな会社や人生をおくることができるかという知恵と仕組みを提供したものが利益をあげるようになることは間違いないでしょう。情報=知識>具体的行動の仕方=知恵 となるわけです。
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- 作成:2010-03-07 (日)
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【斜陽期に本物がわかる】 船井流キーワード 26 #funai365
【斜陽期に本物がわかる】 船井流キーワード 26
ライフサイクルでいう斜陽期に突入すると、一番だけしか主体性を発揮することができない。二番以下の商品や企業や店がコンセプトやCIを強化して、みずからの主体性を主張しても、それ自体がナンセンスで効果は上がるものではない。
岡の解説:
斜陽期=需要を供給が上回る時期です。この時代になると豊富な品揃え、店揃えの中から買い手は自由に選択することができるようになってきます。景気が悪い時期に社用者変化や混乱期というものはネガティブにとらえると「大変な時代」だと言えるでしょう。これまであまり深く考えずにうまくいってきたことが通用しなくなったりします。楽ができなくなります。ところがポジティブにとらえると「大チャンスの時代」だということになります。いよいよ自分にも大暴れできるチャンスの時代がやってきたといようにとらえればよいわけです。この時に大切なことこそ変化や混乱期の時代の次に何が来るかということを感じる力です。
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- 作成:2010-03-09 (火)
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【主役のほうが力がつく】 船井流キーワード 28 #funai365
【主役のほうが力がつく】 船井流キーワード 28
主役になり、自分で意思決定をし、リスクをもち、修羅場にとびこんだほうが、脇役でいるよりは、どうしても、人間としての力=人として生まれきた目的に沿っての力が早くつく。
岡の解説:
日本人は外国の人と違って、主役になることをためらったり、脇役で批評することを好むことが全体的に多いようです。ですが、人生は一度きり。自分の人生劇場の主役は自分自身のはず。できれば、自分の人生劇場は悲観的に考えずに楽しくいきたいはず。そして大切なことは主役=矢面にたっても他人に迷惑をかけず、できれば他人にお役にたつような発言と行動ができるようになることが大切なはずです。主役にたってこそ、脇役の方々の大切さ、脇役の方への感謝の心、お客様のありがたさへの理解も生まれるはずです。主役をはれる力をつけた方が人生は楽しくなるはずですし、主役をこなせれば人間は自信もつき、一回りも二回りも成長できるはずです。
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- 作成:2010-03-11 (木)
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【自分のことは自分で決める】 船井流キーワード 29 #funai365
【自分のことは自分で決める】 船井流キーワード 29
変化や混乱を生き抜くには、「強い人=どんな変化にも、自分主体で前向きに上手に対応できる」という資質を作っておく以外にはありません。自分のことは自分で決める、どんな場合でも人や神に頼りすぎず、他人のせいにしないということが変化と混乱をのり切るための前提です。
岡の解説:
どうしてよいかわからない時、よく知っている人、家族や友人、恩師などのアドバイスをうけることはとても大切です。ですがアドバイスに自分の意思や判断を加えずに実行することはあまり得策とはいえないでしょう。また、うまくいった時はよいのですが、うまくいかなかった時にアドバイスを聞かなければよかったと考えるのもマズイはずです。最終的には色々な意見を聞いても物事は自分がきめたこととして納得して実行しなければ、成功したときも失敗したときも学びを得られないでしょう。
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【人を信じられない者は人を使えない】 船井流キーワード 33 #funai365
【人を信じられない者は人を使えない】 船井流キーワード 33
人を多く投入することが、競争激化時に生き残るポイントだとしたら、多くの人に働いてもらうことが必要となります。そのためには人を信じなければなりません。人を信じない人間が人から信頼されるはずがないことは、「カガミの原理」からいっても明らかです。
岡の解説
営業会社で売上が下がったとき、どの会社も裏方の事務方まで含め、現場応援体制を強化したり、配置転換をしたりして現場の第一線の強化に努めます。つまり利益を上げる部門に人を多く投入するということが勝ちのコリのキーワードなわけです。その時には「投入した社員がそれなりに働いてくれるだろう」という信頼があるわけです。つまり最終的には売上を上げる現場に人を投入して、投入した人が貢献してくれることを信じるわけです。ならばできるだけ人を信じ、たくさん採用し、たくさんの人に仕事を任せ、彼らが会社に貢献してくれるということを信じて利益を上げられる体制や環境を経営者は作った方が良いということがわかってきます。人を信じられない経営者の会社は人が育たず、人が辞めやすく企業としての成長スピードがなかなか加速していかないということになるでしょう。
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【人生に一足とびはない】 船井流キーワード 36 #funai365
【人生に一足とびはない】 船井流キーワード 36
成功をつかむのに一足とびというものはありません。成功の道を歩んできた人、成功している人にはかならず成長のプロセスがあるのだ。人というものは、やはり山へ登るときのように一歩一歩、着実に歩み続けなければならない。
岡の解説
成功という結果を求めるためには、成功するための原因を作らなければなりません。当然、ラッキーな成功というものもあるのでしょうが、全ての人に最高のタイミングがラッキーでやってくるのではないでしょう。ところが成功を勝ち取るための原因づくりには全ての人が取り組むことができるはずです。人生においては後退するよりも前進するほうがよいのは当然のことなので、日々明るい未来、成功にむかっての原因作り、種まきを続けることが大切なことなのです。
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【「人材」とはよく気のつく人】 船井流キーワード 42 #funai365
【「人材」とはよく気のつく人】 船井流キーワード 42
本当の「人材」とは、小事を大事にし、小事に気のつく人である。小事をおろそかにする人、小事に気づかぬ人は大事をも成し遂げられない。「人をみるに小事をもってせよ」という格言もある。小事とは、誤字脱字をしない。漢字の読みを間違わない。人の肩書きや名前を正確に覚える。数字を間違わない。名刺の出し方、受け取り方をわきまえるなどといったことである。
岡の解説
平均的な一以上に仕事ができたり、人をまとめる力があるというように優れた人を人材と呼びます。ところが仕事も人生も、人間関係も一足飛びに成功させるというようなことはできません。全てがつながりであり、積み上げだからです。だからこそ、成功確率を高め、自分自身を確実に成長させていくためには小さなことを確実にこなして積み上げていく力を持つことが重要です。小さなことでミスがでる人は大きなことでも大きなミスがでることが多くなるはずです。
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【支持すると尊敬されるが支配すると怖がられる】 船井流キーワード 45 #funai365
【支持すると尊敬されるが支配すると怖がられる】 船井流キーワード 45
上司は部下を支持しなければならない。支持するというのは、たとえば功があった場合は、、それを部下のものとしてやり、過失があれば、それは上司が負ってやることだ。この逆を支配という。このような発想からすれば、会社の中には、社長より力のある社員はいないし、上司より力のある部下もいないことになる。
岡の解説
あるべき姿の組織デザインとよい社内風土ができている会社は、上司は部下の行動や発言に責任を持ちます。部下が失敗した時には上司は素直に部下の失敗を関係者にわびることができ、リカバリーできるように動きます。逆の組織では部下の失敗を上司が非難し、リカバリーにも力を貸しません。しかしこのような動きを他の社員は見ているわけですから、求心力はいつまでたっても高まりません。部下を信じ、支持する上司になれるよう意識して力をつけていきたいものです。
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【上司と部下の関係】 船井流キーワード 46 #funai365
【上司と部下の関係】 船井流キーワード 46
上司と部下の関係
①部下のほうが、上司より力をあると、部下は上司の足を引っ張るか、去っていく
②もし、部下より上司のほうが力があっても上司が部下を支配する=いじめる場合、部下は去っていく
岡の解説
企業の規模や、業種業態をとわず、企業で成長の持続の根本の問題は「人」であるということになります。人間は誰しも歳をとるわけですから、企業が持続的な成長を考えると、持続的によい人材を採用し、よい人材を育てる視点が重要になります。組織内ではほとんどの上司は部下の育成がうまくいかないと悩むことになります。ただし部下が育つ、育たないという組織風土はその上司が作っている部分が多いため、育てようという意識以上に部下に尊敬される上司になることを自分が意識し、部下を支配するのではなく、伸び伸びワクワク仕事をさせ、その動きを強く支持することが重要となります。
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【戦略的決定】 船井流キーワード 51 #funai365
【戦略的決定】 船井流キーワード 51
企業にとって一番大事なのは、戦略的決定である。間違った戦略的決定のもとでは、いくら戦術や戦闘が巧みでも戦いに勝つことは不可能である。いいかえれば、企業の盛衰は、企業の戦略的決定、すなわち、経営者の方向、方針の決定にその大部分を委ねていることになる。
岡の解説
世の中では二極化が叫ばれる時代となった。二極化とはこれまで大きかった真ん中部分が急速に減少し、上と下に分かれるということです。二極化が時流として認識できたとき、経営者は真ん中重視だったものを減らし上または下に行こうと決めることがまず重要な責務となるわけです。次に上に行くか、下に行くか、または上と下を両方狙うかを明確に決めることが重要です。これらを決めずにいると現場部隊は通常これまでどおりの真ん中狙いの業務を延々と続けることになります。そうすると時間がたてばたつほど状況は悪化するわけですし、業績も低下していくことは明らかです。メーカーの場合は生産地の海外移転という時流に自社をあわせるかあわせないかで大きく業績が変わったはずです。国内に残ったとしても中間で残った企業は多くはないはずです。
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【戦略的決定の最大指針は「時流」】 船井流キーワード 52 #funai365
【戦略的決定の最大指針は「時流」】 船井流キーワード 52
戦略的決定の最大指針は「時流」
方向、方針決定の最大指針が「時流」であり、正しい方向・方針決定は時流適応することしかないのである。よって、その企業で働く人を採用する場合にも、「時流についていけるか」が重要なポイントとなる。
岡の解説
船井流経営法の基本に「時流適応」という概念があります。戦略的決定にもこの「時流適応」という考え方が重要になるわけです。つまり戦略的決定は未来志向で現在、そしてこれから世の中、人の想いがどの方向に流れていくかを理解し、その流れにのる意思決定を行うことが重要であるということを意味しているわけです。未来の企業を創るのが人であるわけですから、新しく採用する人も会社が向かう未来にマッチした能力を持つ人、時流の変化に合わせて自分を変化させ、新しい能力を身につけようという意思を持っている人、そういうタイプの人を採用するのが正しいはずです。
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【自由が多いほど繁栄する】 船井流キーワード 62 #funai365
【自由が多いほど繁栄する】 船井流キーワード 62
世の中は、秩序が維持されるという条件が満たされるなら、なるべく自由なほうがよいのだ。規則や制約は、少ないほうがよいのだ。規制や制約が少なくて、自由が多いほど繁栄する世界や社会を、進んだ世界や社会というのだろう。
岡の解説
規制や制約があるということは、頭を抑えるということです。つまり例外的な動きを抑止しようとすることですから規制や制約が無いほうが、あっと驚くような素晴らしい発明や進化が出てくる可能性がたかまるはずです。また規制や制約をつけること自体にエネルギーや手間、人員がかかることが多いので、すべての人が人に迷惑をかけない自己責任の範疇で自由にうごき、制約をつけないという形の方が堂考えても効率がよいはずです。
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【集中主義、拠点主義】 船井流キーワード 65 #funai365
【集中主義、拠点主義】 船井流キーワード 65
「利益は集中と、一番と、主力にのみ生じる」というのが経営の原則だ。世の中は一番を中心に動く。企業でも個人でも一番になるために集中し、拠点政策、シェア政策をとる。そのために主力商品を作るのである。そしていつでも利益が出る、最後によりかかれる拠点をもつことも必要だ。
岡の解説
一般的に競争が激しくなればなるほど利益は減少していく。他者よりも安く消費やサービスを提供することによりお客様に喜んでいただこうという自然な競争心がうまれるからです。このような競争はどのような業界でもいつかおこってきます。その時に勝ち残る条件は一番であることです。一番も残れないというのならそのマーケットがゼロになってしまいます。一番ならばどんなに縮小しても最後まで頑張れる可能性が高まります。負けない組織、負けない企業をつくるためのコツは一番化、集中主義、拠点主義にあるわけです。
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【自己申告制度】 船井流キーワード 66 #funai365
【自己申告制度】 船井流キーワード 66
人間の本能の1つに「仲間欲」がある。これは、食欲や性欲とともに、本能なのであるが、わかりやすく説明すると、「人に認められたい、よく思われたい」ということだ。この「仲間欲」を最も満たす制度の1つが、自己申告制度である。
岡の解説
人にかまってもらえない、認めてもらえないという状態になると人間は強烈な孤独感に襲われるようです。これは日常会話している人がいる、いないというようなレベルの問題ではなく、心が通じる人が存在していると感じられるかどうかだと思います。最近はうつ病なども増えメンタルヘルスなどの問題がありますが、できるだけ人を認め、自主的に参加する環境を用意することがリーダー、経営者の大きな責任なのかもしれません。そういった環境からやる気がある人が育ってくるのだと思います。
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【自分との対話】 船井流キーワード 72 #funai365
【自分との対話】 船井流キーワード 72
どんなことでも、全ての答は自分の中にある。それを自分で引き出せばよい。どうなればよいのか、それをまず頭に描いて、問いかけることだ。高い理想を持ち続けると人間はジャンプして届こうと思うものなのだ。
岡の解説
逆の場合の話をします。コンサルティングを行っているときに、若手から「答はどこにあるのか見えません」とよく質問を受けます。私は、「経営というものは全ての答は社長の頭の中にある。社長が何を考え、何をしたいかを理解すれば答は出てくるよ。」と説明する。経営はトップで99%決まる。トップがやろうと決心をして進めだすと企業も前進する。トップがやりたくないことはコンサルタントがいくら説明しても進まない。相手の心を理解し、相手の夢を形にしる。それがコンサルタントやコンサルティング営業の仕事なのだと思います。そして自分マーケティングと自分コンサルティングの世界では、「自分が本当にやりたいことは何か?」「今、自分は何をなすべきか?」「自分一人からでも何ができることなのか?」を考えることが重要なのです。
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【自由が一番】 船井流キーワード 80 #funai365
【自由が一番】 船井流キーワード 80
とことん自由な風土を守りたい。自由が一番だし、自由が一番効率的なのだ。だから常識的ルールは守って欲しい。常識をもって最善とす。それでいいのだ。
岡の解説
船井流は徹底的な性善説の経営法です。組織の構成員にそれぞれ、良識が存在するならば、ルールや規制は最小限でよいとする考え方です。そのルールや規制はそれぞれの組織の構成員が気持ちよく仕事に取り組むためのものでありたいわけです。あれをやってはいけない、これもダメだという組織では当たり前の並程度のアイデアやチャレンジ力しかでてこないものです。あれもやりたい、これもやりたいという考え方が出てくる会社こそが、これからの社会をリードするはずです。良識を重視しながら自由なアイデアが実現できる会社を創ることが大切なのでしょう。
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【総合化すること】 船井流キーワード 87 #funai365
【総合化すること】 船井流キーワード 87
一番商品が1つ以上あって、いろいろな商品があることを総合化という。逆に一番商品が1つもなく、いろいろな商品があることを「よろずや化」という。総合化は人を見事に引き付けるが、よろずや化は供給不足の時はまだしも、普通の場合はまったくといってよいほど引き付ける力がない。
岡の解説
総合化という言葉は普段何気なく使っています。船井流では総合化を厳格に「一番商品が1つ以上あること」と定義しています。供給過剰の状態になった時、一番商品はないがいろいろあるよろずや化でも人を引き付ける力が無いということは品揃えが限られて一番商品もない企業はたちどころに行き詰はずです。つまりモの余り供給過剰の時代は小さく事業を始める最初から一番を狙える尖がった商売でスタートすることが重要であり、少しずつ1番商品を増やしていくという流れこそが自然なのです。1番商品を複数持てば持つほど魅力的な企業になることは間違いないでしょう。
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【情理一体化】 船井流キーワード 92 #funai365
【情理一体化】 船井流キーワード 92
人間はいたって感情的名動物だ。一方で理性もある。この「情」と「理」といいう相対するものを、できれば一体化し、バランスをとることが望ましい。感情と理性から良心の納得する判断を導き、日々の行動、意思決定に生かすことが大切なのだ。
岡の解説
正と反から合を生み出すと一体化すると言います。一見相反して相性が悪いように見えるものがいったん合するととてもバランスがとれるようになるわけです。つまり物事は最良のパターンと最悪のパターンを考え、そのバランスの中で納得する答を見つけなければならないわけなのです。マクロは楽観的に考え、ミクロは悲観的に考え徹底的にそれに対応していくというようなことも必要なわけです。
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【自信】 船井流キーワード 113 #funai365
【自信】 船井流キーワード 113
自信は競争に勝ってきたという誇りと、その裏づけとなる強さこそ自信を生み出していくのだと言っていい。人間は、体質に合わないことは不得意である。好きなものでないと上達もしないし興味ももてない。逆に得意なもの、好きなものには、ますます情熱が燃やせるし上達も早くなる。それが強さや自信に結びついていくといっていい。そのかぎりにおいて、自信は自らのなかに育てることができるものなのだ。
岡の解説
ここ一番の時に自信がある人と自信のない人の差は大きくでるものです。例えばお客様に物を売りに行ったときライバルと競合したとしましょう。お客様から見て、自信がある売り手と自信がない売り手と、どちらから購入したいものかを考えてみればわかるでしょう。また自信がないと、本番でも過去に失敗したような経験を思い出してしまい、余計に失敗してしまうものです。逆に自信のある人は、過去にも成功したのだから、今回も大丈夫だというような気持ちで望むのでスムースに事が運びます。人生を生きるということはキャリアを積むということですが、失敗のキャリアを積むのではなく、成功する、競争に勝つキャリアを早く積むことが重要だと言えるでしょう。
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【人財、人材、人罪】 船井流キーワード 115 #funai365
【人財、人材、人罪】 船井流キーワード 115
人は能力とその育て方によって、①人財、②人材、③人罪のいずれかになるという。すなわち、能力のある人を一生懸命鍛えたら、あるいは能力のある人が一生懸命やる気になったら、その人は人財になるし、また、能力のない人を一生懸命鍛えたら、あるいは能力のない人が一生懸命やる気になったら、その人は人材になるが、能力のあるなしにかかわらず、その人間を鍛えなかったら、あるいは本人にやる気がなかったら、その人は人罪になる。
岡の解説
企業は人なりとよく表現されます。企業で働く人のレベルでその会社の成長性も収益率や安全性、はたまたコンプライアンスなども規定されてしまうのです。当然、レベルの高い人が多い会社はレベルの高い仕事ができるようになります。そこでレベルの高い人をどう育てるかという議論が起こるわけですが、その根幹は本人のやる気=考え方と情熱が大きいわけです。企業としては働く人がやる気になる環境をどう作り上げるかがポイントになるわけです。
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【人間性尊重の経営への転化と従業員の意識改革によるやる気の引き出し】 船井流キーワード 117 #funai365
【人間性尊重の経営への転化と従業員の意識改革によるやる気の引き出し】 船井流キーワード 117
業績をよくするには、経営者は従業員を大事にし、信じ、同時にきびしく教育しなければならない、ということであり、またきびしく教育しなければならない、ということであり、また厳しく教育するとは、従業員に人と自分の大事さを自覚させ、やる気を引き出してやるということだ。従業員を大事にするとは、仕事を通じ、従業員の力を最も助長できるような場とシステムを提供することだ。
岡の解説
労務管理の面では現在では日本の多くの企業がX理論かY理論どちらを採用するかと問われるとY理論と応えるように性善説で人間の無限の可能性を信じる考え方が主流です。無限の可能性を持つ人間の能力を最大限引き出せるシステムや環境を準備することがトップや管理職の重要責務なわけです。そのスタートは常に従業員を大切にするという姿勢を日ごろから強く意識し、そのような発言や行動を具体的に取り組むことが重要なのです。そういうことを続けていればどんな組織であっても従業員の意識も行動も変っていくものです。ただし甘やかしは厳禁なのです。
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【情理一体化】 船井流キーワード 119 #funai365
【情理一体化】 船井流キーワード 119
理というのは人間だけがもっている特性だが、情と理を比べれば、人間は情のほうが強い。実はそれでは困るわけで、この両者がバランスよく一体化されている必要がある。
岡の解説
世界がひとつになっていく過程で壁が取り払われ、国内だけでの競争社会から国際的な競争社会へと日本の競争力も大きな変化を迎えています。その中で成果を最大限に高めるという観点から合理性追求に拍車がかかります。合理、つまり理にかなうという行為を色々と考えて創意工夫にするのは人間だけの特性なのです。ところが合理性追求ばかりが基準になると企業に働く人は最小限でよいということになってしまいます。船井流では情と理のバランスが日本企業にとってはとても重要であるとみており、今の時代でも合理が8、情が2なければ日本的経営の良さが全て失われてしまうとみています。もちろん情に流されて正しい判断ができないというような状況は正しくはありません。
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【「幸せ型」の人の条件】 船井流キーワード 123 #funai365
【「幸せ型」の人の条件】 船井流キーワード 123
どんな人でも、普通、人は幸せでありたいと願うものだ。自分が幸せであろうとするのは、そんなに難しいことではない。そのためには、①人のイヤがることをいわず。②人のイヤがることをしないで、③否定をしない。この3つができれば、その本人は幸せになる。
岡の解説
誰しも心の奥底で幸せになりたいと考えています。しかし幸せ感はその人、その人の価値観と尺度によって変り、同じものではありません。同じ状態でもある人は幸せと考え、ある人は不幸と考えるのです。ですから幸せ感をつかむにはまず自分自信の幸せ感の基準のブレを減らす必要がありあます。そのためには、この3つを心がけると良いでしょう。人がイヤがることをいわない、しない、否定しないでおくことは人に迷惑をかけないことにつながるので、相手から攻撃を受けたりする確率も高まるでしょう。そしてそのような考え方を意識しているとつく条件が整ってきます。応援してくれる人が生まれる確率も高まってくるはずです。自分自身も変な劣等感や空虚感から解放され、毎日を感謝して過ごすベースができてくると思われます。
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【「成功者の条件」】 船井流キーワード 124 #funai365
【「成功者の条件」】 船井流キーワード 124
成功者の条件は次のとおり。
①人を許せる。②年とともに幅が広くなる。つまり、好きな人や好きなことが、年を追うごとに増えていく。いつまでも希望を持ち、勉強好きであるという意味。③人を心の底から認め、ほめることができる。④スター的である。
岡の解説
心の持ち方がしっかりしていると誰でも幸せにはなることができます。ところが成功者には誰しもなれません。成功者になるためには他人から大きく支持されるようにならなければならないからです。そのためには、他人を包み込み許せること。褒めて感激や感動、人生の指針や自信を与えることができること。勉強を続け年々成長を続けることができること。そもそもつきをつかんでいて人を引き付けるだけの魅力的な生き方をしていることなどが必要条件になるわけです。成功するためには他人を良い方向に巻き込むための基礎条件を持たなければならないわけです。
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【自助型】 船井流キーワード 136 #funai365
【自助型】 船井流キーワード 136
自助型はつきますが、他人をあてにすると、つきが逃げていく。自助はもとより他助を心がけ、それらを目標にする人は、必ずつく。
岡の解説
自分の外側にあるものや自分をとりまく環境を変えることはとても難しいことです。ところが自分のウ内側にあるものを変えることは簡単なはずです。ところが思い込みやこだわり、プライドなどがからみあってその簡単なものを変えることも難しい人が多いのです。あるべき姿は、あるべき未来を考え、その中で自分自身、変えていかないといけないところは変え、他人に迷惑をできるだけかけない生き方をすることが重要なのです。そして力をつけたと感じたなら他人をよい方向に変えるような動きをとることが重要なのです。ですから究極的に力をつけた人は自分だけが幸せになるという方向で満足するのではなく、より多くの他人をも幸せにすることを目指すことが重要なのです。
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【親切と奉仕】 船井流キーワード 142 #funai365
【親切と奉仕】 船井流キーワード 142
親切というのは、相手の立場に立って、その人のためによいと思うことをしてあげるということ。奉仕というのは、自分の周りの社会全体にとってよいと思うことを為すこと。難しいのは、見知らぬ人に対する親切だが世の中は基本的に公平であり、よいことをすると、よいことが返ってくるものだ。もっとも難しいのが奉仕という行為だ。奉仕は誰からもお礼をいわれるまでもなく、見返りのない、そして誰もそのことに気づいてくれないかもしれないものだ。しかし人間は生かされているのだから、無私・無償で社会に貢献しようと考えることは正しいし、必要なのだ。
岡の解説
誰しも力が無いときは、自分のことで精一杯です。しかし力をつけたなら、特に弱い存在や困っている人に対して、知っている知っていない関係なく、より親切にすることが重要です。また可能な限り奉仕を行うことが正しいのです。まずは自分の近くの存在に対して、少しずつ親切になり、奉仕することを始めたいものです。そして少しずつ少しずつ、遠い存在に対しても親切になり、奉仕できるようになることが重要だと思います。
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【戦略が正しければ全てが良くなる】 船井流キーワード 152 #funai365
【戦略が正しければ全てが良くなる】 船井流キーワード 152
戦略が正しければ、戦術・戦闘力は時間がたつにしたがってよくなっていく。戦術とは戦闘力の使用法であり、戦闘に勝つための計画と統制をすることです。PDCAのPとCであり、経営ならば、予算などの経営計画をたて、それを統制することが戦術である。戦闘とは戦術に従い、あるいは変化に対応して、臨機応変に実際の戦いを行うこと。PDCAのDの部分であり、例えば小売業経営ならば、仕入れ、販売といったことだ。この戦術と戦闘は、経験によってレベルアップできるので、時間がたてば、だんだんとうまくなる。ところあ戦略が間違っている場合は、もともと進むべき方向が間違っているわけだから、どんなに優れた戦術・戦闘力でも、空回りしてしまい、時間とともに弱くなり、効果がなくなってしまう。
岡の解説
戦術はPとC、戦闘は、現場のDの意味は大きいものです。そもそも何のためのPなのかということが見失われていたり、そもそもそういう計画を立てる事が正しいのか、正しくないのかという部分が論議・検討されていないとただただ勝ち目の乏しい業務に時間を投入してしまうことになります。特に社会の変化が激しい時代や時代の転換点においては、縮む市場の中で綿密なPDCAをたてて実効しても成果は芳しいものであるはずがありません。ですからまず、どういう考え方で、どちらの方に進むのかを明確にしなければなりません。その部分を放置して雨漏りを防ぐような対処法の中で戦術・戦闘を繰り返すと兵(社員)は疲弊し、体力を消耗していくばかりになるものです。あるべき姿は企業戦略は経営トップが打ちたて、社内全体にわかりやすく周知徹底して浸透させ、捨てるべき部分は捨て、残すべき部分は残し経営資源を勝ち目のある部分に集中的に投下して競争優位性を作り上げるべきなのです。右肩下がり、縮小経済、グローバル競争が激化する時代こそ経営者が採用する戦略の質が問われることは間違いありません。
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【人材開発の4段階】 船井流キーワード 152 #funai365
【人材開発の4段階】 船井流キーワード 152
人材とは人を使える人のことだと言い換えることができる。部下が「あの人のためなら全力投球して頑張ってみたい」と思い、行動してくれる、そういう人のことだ。そのためには、部下から尊敬され、信頼され、親しまなければならない。そのような人間を作ることが人材開発なのだ。
4段階に分けた人材開発の提案
1)知識・経験への挑戦
2)ルール化能力への挑戦
3)意志力・実行力への挑戦
4)人格への挑戦
岡の解説
本物の人材になるためには、まず自分の近くにいる人を使える力をつける事が重要なはずです。企業の場合、まずは後輩から、そして自分が昇格したら部下を使えないといけない。そしてその再集計は部下でも同僚でも、同じ社内の人でもないまったく利害関係がなく、権限が及ばない人をも魅了し使える、動かす力を持つことなのであろう。そのスタートはまずは身近な人間に教え、使っていくための基礎知識の習得をすることが重要なのでしょう。そしてその自分の知識や経験を他人が使える知恵としてルール化して教え、部下がストレスなく楽に動ける環境を作ることが重要なのです。そして決めたことをやりきる癖付けを自分と部下に課し、自律しながら学び、楽しく働ける環境を提供していける人となることが大切なのです。多くの学びと気づきを与えながら、多くの人によい影響を与え、結果として動かす力を持っている人が本物の人材なのでしょう。
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【自分を客観化してみる】 船井流キーワード 155 #funai365
【自分を客観化してみる】 船井流キーワード 155
客観化の上手な人、より客観的な人ほど、人から好かれ、つきにも恵まれることになる。主観的な人よりも客観的な人のほうが絶対的につく。同じ人でも主観的な時よりも客観的なときのほうが絶対的につきがよい。できるだけ自分を客観化してみることだ。客観化してみると、自分への課題評価がなくなり、他人の意見も素直に聞けるようになってくる。つまり謙虚になるということだ。そうなると自分個人の知識や経験に他人の知識や経験もプラスされ、より大きな成長へと道を開いていくことができる。
岡の解説
人間は自分を客観化してみることができれば成長するとわかってはいても、なかなかどう見たら客観化してみたらよいかわからないものだ。できれば、機会を使って、気を許せる仲間や先輩、家族に自分自身の良いところ、注意すべきところを教えてもらうことがよいだろう。どんなに優れた人でも自分自身のことはなかなか見えないというのが普通だから、その努力は重要だ。それが難しければ、自分自身がなれしたしんだコミュニティから飛び出し、異なるコミュニティや集まり、サークルに顔を出す。外国に行ってみるなどを実行してみよう。自分のことなどまったく知らない人ばかりの中に入ると自分自身の実力も、考え方の小ささもよくわかるものです。また意識して毎日の仕事や生活を振り返る時間をとることも有効です。
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【仕事の目的を考える】 船井流キーワード 156 #funai365
【仕事の目的を考える】 船井流キーワード 156
目的を伴わない行動は、仕事ではない。作業に目的が加わって、初めて仕事といえる。いつもマクロに考えることだ。何のための仕事か?何のための一日か?本質を考えればよい。実績が上がらない原因はただひとつ。自分の仕事がお客様に喜ばれてない。それしかない。
岡の解説
人間は同じことを繰り返しやると楽になってきます。それはそれでよい部分もあるわけですが、当初の目的を見失って繰り返し惰性で続けていることがよくあります。また同じように続けることがすべての目的と成り、作業自体が目的化してしまい、作業していれば安心というような間違った状態にも注意しないと陥りがちです。本来の目的を達成する手法=作業は技術の進歩、科学や新しい理論の発見などで変化していきます。また、そもそも目的も変化する場合もあります。「なぜそうするのか?」「何を目的としているのか?」の意味を見失った作業には大きな付加価値はないということを忘れてはいけないのです。
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【自分と対話する】 船井流キーワード 158 #funai365
【自分と対話する】 船井流キーワード 158
自分と対話する。すべての答えは自分のなかにあるのだから。それを自分で引き出せばよい。どうなればよいのか、どれをまず頭に描いて、それから問いかければよい。自分と対話するとわかる。対話を始めたときには、答が見えていることが。答は自分が教えてくれる。
岡の解説
自分の身におこるほとんどのことは、自分が原因になっているものです。ついているのも、ついていないのも自分がそのような環境を作り出しているものなのです。何か課題が発生したときには、それ自身も顕在的に望んだのか、潜在的に望んだのかはわかりませんが、自分自身が課題としてとらえたことなのです。課題として設定したら、その瞬間、課題は解決に向けて走り出します。そしてほとんどの課題は自分の中にこうすれば本当は良いのではないかという答を引き出して、はじめて解決するはずなのです。だからこそ、勇気を持って自分自身との対話を普段から続け、問題意識を持ち、自分としての答=考え方を持つ癖付けをすることはとても重要なことなのです。そのためには物理的に自分との対話や内省をする時間を持つことが重要なのです。
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【情報主導権】 船井流キーワード 159 #funai365
【情報主導権】 船井流キーワード 159
情報化社会においては、情報主導権をとることがリーダーシップの第一条件である。それは、規模、仲間づくり、最終消費者への密着度などによって支えられ、それらを維持、向上できる人材が集まり輩出する体質があるかどうかによって決定づけられる。
岡の解説
現在は情報化時代といえます。特にインターネットや通信の発達により、時間と場所の制約を越え、比較的容易かつ安価に情報が入手できるようになってきています。このような時代になればなるほど、より現場に近く、決定的な第一情報を入手できる企業、そのような情報を積極的に収集する仕組みを構築しようとする企業こそが有利になることは間違いないでしょう。ありふれた情報しか入手できない企業、ありふれた情報で満足している企業は競争から振り落とされてしまうはずです。また自らが第一次情報を発信する力を持つことも主導権をとるためには重要なことです。
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【最高の戦略】 船井流キーワード 162 #funai365
【最高の戦略】 船井流キーワード 162
最高の戦略とは、要するに、競争しないで目的を達することだ。競争相手をあきらめさせ、戦わずして、目的を達すること。つまり戦わずして勝つこと。そこに人間が競争に取り組む意味がある。競争しないで勝利を得たときに、競争はその真の目的を達したのだといえる。
岡の解説
非競争や共生・共棲を理想としても現実社会には競争が渦巻いています。競争を否定したり、競争を無視して理想論だけで非競争や共生・共棲を望んでも良い結果がでないことが常なのです。争いや競争がない社会や業界を作り出すためには圧倒的な力を保持して相手の競争心を失わせることが最高の戦略になります。同じようなポジションの企業同士の戦いが一番疲弊します。もしも本当に競争を避けたいなら、競合がいないマーケットを探すか、自分達で新しい市場の創造を目指すことが重要です。しかし新しい市場の創造をなしえた場合でも、参入障壁が築けていないと後発のライバル企業の追撃を受けますし、”強さ”がなければ勝利することができません。つまり新規参入する場合でも新規参入を目的とするのではなく新規参入即圧勝という状況を作っておくことが最高の戦略なのです。
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【情報】 船井流キーワード 168 #funai365
【情報】 船井流キーワード 168
情報の量は移動距離に比例する。情報の質は体験に比例する。そして情報はどう利用するかが問題である。
岡の解説
人間は情報を五感を利用して入手しています。五感とは視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚でするが、特に視覚、聴覚、触覚が重要です。仕事や趣味で旅行にいったりすると、”その地に行く”という行動(触覚)を通じて、見たり、聞いたりして情報を自然と入手します。それらの情報はインターネットなどを通じて得た情報とちがって生の状態ですからその情報量は膨大なものであるはずです。旅行などに行かない場合でも、毎日の生活の中で知らない人と積極的に会ったり、店や会社を訪問したり、知らない道を歩いたりするということを心がければ情報量を無理なく増やすことができるはずです。ただし重要なことは情報を利用して”何をするか””どう判断するか”です。その行為こそが貴重な体験=自分の引き出しとなるのです。できるだけ”どう判断するか””どう行動するか”をルール化し、使いこなすことができるようになるとより効率的かつ充実感をもって人生を過ごせるようになるはずです。まとめますと情報の収集は自分から積極的に求めるという姿勢こそがまず重要だということです。頭でっかちにならず、直接見に行く、聞きに行く、探しに行くという行為を大切にしたいものです。
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【存在メリット不存在デメリット】 船井流キーワード 170 #funai365
【存在メリット不存在デメリット】 船井流キーワード 170
人事や枝切りは不存在デメリットを主体に考慮した方がよいようである。一般的には存在メリットを優先して考慮しがちであるが、これはミクロな視野での判断となりマクロな視野での判断とはいい難い。組織的人事は以上に留意すべきだろう。
岡の解説
人事を考えるとき、人の移動を関係部署に打診しますと「彼を取られると仕事が回らなくなる。困る。」というような答が返ってきます。しかしこれは誰しも業務になんらかの貢献をしているはずですから”当たり前の話”であり、そういう声を気にしすぎると組織を維持・発展させることは難しくなります。不存在デメリットとは「彼がいなくなると何が本当に困るのか?」を考えることです。すると特殊な仕事以外においては”彼”でなくてもなんとかなる場合が多いのです。だから不存在デメリットがとても大きく、代替者がいない場合を除いては移動させることができると気づくわけです。新規事業の立ち上げの時などにはそのような考え方を持たないと立ち上げメンバーは”抜いても困らない余った人員”になってしまうのです。本来の新規事業は、不存在デメリットももちろんあるが、新規事業で得られる果実を考えれば、なんとかその問題も克服して乗り切ろうという多少の痛みを伴う移動でなければならないはずなのです。枝きりは盆栽で考えるとわかるでしょう。
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【存在メリット不存在デメリット】 船井流キーワード 170 #funai365
【存在メリット不存在デメリット】 船井流キーワード 170
人事や枝切りは不存在デメリットを主体に考慮した方がよいようである。一般的には存在メリットを優先して考慮しがちであるが、これはミクロな視野での判断となりマクロな視野での判断とはいい難い。組織的人事は以上に留意すべきだろう。
岡の解説
人事を考えるとき、人の移動を関係部署に打診しますと「彼を取られると仕事が回らなくなる。困る。」というような答が返ってきます。しかしこれは誰しも業務になんらかの貢献をしているはずですから”当たり前の話”であり、そういう声を気にしすぎると組織を維持・発展させることは難しくなります。不存在デメリットとは「彼がいなくなると何が本当に困るのか?」を考えることです。すると特殊な仕事以外においては”彼”でなくてもなんとかなる場合が多いのです。だから不存在デメリットがとても大きく、代替者がいない場合を除いては移動させることができると気づくわけです。新規事業の立ち上げの時などにはそのような考え方を持たないと立ち上げメンバーは”抜いても困らない余った人員”になってしまうのです。本来の新規事業は、不存在デメリットももちろんあるが、新規事業で得られる果実を考えれば、なんとかその問題も克服して乗り切ろうという多少の痛みを伴う移動でなければならないはずなのです。枝きりは盆栽で考えるとわかるでしょう。
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【絶対的成長分野】 船井流キーワード 173 #funai365
【絶対的成長分野】 船井流キーワード 173
全ての消費やビジネスがライフサイクル的であるわけではない。なかには絶えず成長期にある商品や分野がある。
1)教育・教養マーケット
2)安全マーケット
3)成功マーケット
4)文化マーケット
5)美と健康マーケット
6)本能追求マーケット
7)情報マーケット
8)快適マーケット
9)効率化マーケット
10)就職マーケット
などがこれに当る。これらは言い方を変えれば、”落ちこぼれマーケット”あるいは”入門マーケット”というふうに見ることもできる。
岡の解説
絶対的成長分野といってもすべての企業が成功するわけではありませんし、もちろん環境が厳しくなればマーケットは短期的に縮小することもあるはずです。しかし逆を言えば絶対になくならない分野のビジネスが絶対的成長分野なのです。厳しくなればなるほど新しい切り口で改善、改革を行えば再度成長が可能なはずなのです。それらの多くが本能に忠実な分野や、競争下で振り落とされず豊かな人生をおくりたいという願望に直接影響する分野です。当然それらの分野は先進国から徐々に新興国で大きな成長をみせるようになるはずです。
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【自己申告制度の採用】 船井流キーワード 176 #funai365
【自己申告制度の採用】 船井流キーワード 176
仕事は命じられてするよりも、自分で参加し、進んでやる気になってするほうが、はるかに効率があがるものだ。
その基本は、1)参加意欲を大事にする、2)独立意欲を満たす、3)責任感を持たせる、4)相性のよい人たちを集めるという人事を認める、5)仕事の報酬まで自己申告制にする、の五つといっていい。
ただし、やる気のないサラリーマン根性型の従業員が多く、責任回避姿勢がはびこっているような企業では、こういった方法はなかなか成果を挙げられない。
岡の解説
自己申告制とは今でいう、コミットメントです。自己申告とは自分でPDCAでいうPを立てるということです。計画が無い、もしくは不十分なまま動く人が多い中で自分でPをたてて実行を約束できる、そして報酬もその申告の中で十分妥当と思われる額を申告請求するという形をとれることはとても素晴らしいことです。つまり全てに責任をとるという姿勢を保てる人です。不言実行は大昔の美学となりました。今は有言実行が大切な時代です。なぜなら不言実行するつもりで不言不実行の人が多くなってしまったからです。
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【衆知結集による全員経営】 船井流キーワード 181 #funai365
【衆知結集による全員経営】 船井流キーワード 181
業績を伸ばしている企業は、全社員が提案し、しかもその提案のほとんど全部が採用される仕組みを維持しているという特徴がある。「人は、自分が所属する集団の規範に合わせて態度を決め、そして行動する。しかし、その原動力は自由な自分の存在意識である」というのが独立と参加の原理だが、これを効果ある形で開花させるのが、衆知結集による全員経営法である。
岡の解説
”会社を今より良くする方法を考える””お客様にもっと喜んでいただくことを考える”社員が増えれば増えるほど会社は良くなるはずです。そういう意見を言うことを躊躇させる環境をつくることは、かなり”損なこと”になるはずです。また出された意見を実行するのに骨が折れたり、意見は出せても誰も実行しない。実行しようとするとアゲインストの風が吹くという組織も大変です。そういう環境だと、だんだんと前向きな意見は出なくなるはずです。意見が出ないよりも多少荒っぽくても自由にどんどんと意見がでる環境の方が良いに決まっています。会社経営に対して適切に教育がなされた企業では、経営にマイナスになることがわかっている意見をわざわざ言う人はいないわけですから、心配していても何も始まりません。まずはなんでも自由に意見が出せる環境が全員前向き型の経営の入り口であるはずなのです。
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【女性客の特質】 船井流キーワード 183 #funai365
【女性客の特質】 船井流キーワード 183
女性客の特質は、1)ゴチャマゼが好き、2)衝動買いが好き、3)ショッピングを趣味化している ということである。それだけに女性客の固定客化は男性の固定客化よりむずかしい。
岡の解説
消費の鍵としてよく語られるのは、いかに女性客を取り込むかです。日本では、給料が銀行振り込みになってから、家計の主導権は男性から主に女性が握るように変りました。共働きが増えたとはいえ、基本的に男性は会社で働いているケースが多く、子育てをしながら女性が家にいるわけですから、消費活動に費やす時間は圧倒的に女性の方が多いのも事実ですから、その影響も大きいわけです。男性は論理的に考えて損か得かを考えて行動をすることが多いものですが、女性は自分の感覚や感情に正直に行動することが多いようです。整然と陳列されている売場よりも雑貨店のような売場でお気に入りの商品を探すことも大好きです。また男性は必要だから買うことが多いのですが、女性は買いたい気持ちになったから買うという部分も大きく違うようです。また女性は年齢によって大きく消費行動が変りますので女性マーケティングは企業のマーケティングの中で重要な部分を占めます。
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【自信】 船井流キーワード 186 #funai365
【自信】 船井流キーワード 186
自信は自分の潜在能力に目覚めて、それとともに劣等感に別れを告げると、一挙につくものである。1)やる気と、2)努力の尊さと、3)その結果の威力をぜひ知ってほしい。現実の問題として、自分も儲けられるのだとハッスルし、現実に儲け、自信をつけること、これが何より大事である。
岡の解説
人間は多くのこと経験する中で、自信をつけ、次に同じようなことが発生してもあわてず、難なくこなすことができるように力をつけ続ける必要があります。一度失敗したら次に同じ失敗をしないように努力することが重要なのです。そしてまずは逃げることなく全てのチャンス=ピンチに前向きに取り組むことが重要なのです。
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【経営にとって一番大事なことは戦略的決定】 船井流キーワード 187 #funai365
【経営にとって一番大事なことは戦略的決定】 船井流キーワード 187
企業にとって一番大事なのは、戦略的決定である。間違った戦略決定のもとでは、いくら戦術や戦闘に巧みであっても戦いに勝つことは不可能である。
経営者→方向、方針を決める 戦略(Administration)
管理者→計画し統制する 戦術(Management)
監督者→実施させる 〃
一般従業員→実施する 戦闘(Operation)
岡の解説
物が溢れ、企業が溢れる厳しい競争の時代になればなるほど、間違った戦略的意思決定と正しい戦略的意思決定の差は覆ることができないくらい大きなものとなります。同じ経営資源とチャンスを持つ企業であっても、トップの物の見方、考え方次第で経営には大きな差が出てしまうのです。その戦略的意思決定を行うときに大切な視点が、時流に適応するということなのです。
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【経営者の戦略的決定の三分野】 船井流キーワード 188 #funai365
【経営者の戦略的決定の三分野】 船井流キーワード 188
経営者の戦略的決定には三分野ある。すなわち次の三つである。
人事・組織面 人ならび人材の採用(調達)、開発、活用に関する方向、方針を決めること
財務面 資金調達、運用、ならびに資産と負債のバランスについて方向、方針を決めること
マーケティング面 業種、業態、規模、ならびに立地について方向、方針を決めること
岡の解説
人事・組織面、財務面、マーケティング面の戦略的決定とは、ヒト、カネ、モノの調達、資金運用そのもののことです。時流をにらんで、経営者が伸びる分野、伸ばしたい分野、伸ばすべき分野に経営資源をどう投入するかで経営の結果=業績はまったく変ってくるのです。特に中小企業、後発企業、先例のない分野に挑戦するベンチャー企業ほど、乏しい経営資源をどう投入するかが重要なのです。これは会社経営だけのことではありません。人間一人一人も会社や社会、そして自分自身をどう伸ばしていくか、戦略的決定をしていかねばなりません。自分の商品力を高め、自分自身のカネ、時間を何に投資し、どう伸ばしていくか、伸びる市場、勝てる市場で勝負するかを考えることが重要なのです。
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【従業員教育】 船井流キーワード 193 #funai365
【従業員教育】 船井流キーワード 193
従業員教育とは、従業員に、人と自分の大事さを自覚させ、やる気を引き出してやることである。従業員がやる気を出すには、まず従業員を大事に思うこと、惚れこむことである。
岡の解説
企業は人なりと言われるように人を育て、その人を使って成果を出すのが商い=ビジネスです。人間は自分ひとりでやれることはたかが知れています。従業員を使い捨てにするような会社で成長する企業は多くありません。良い人が採用できない、人が育たないということを中小企業の経営者はよく口に出します。しかし放っておいて中小企業に良い人材が来てくれるということ自体があまり自然なことではありません。自らが従業員を信じ、育てる覚悟を持つことが先の話ではないでしょうか。これは経営者のケースだけでなく部下を持つリーダー自身が自覚しなければならないことなのです。従業員教育の前に自分自身の「育てる」覚悟の方が大切なのです。
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【従業員の定着率を高めるに】 船井流キーワード 194 #funai365
【従業員の定着率を高めるに】 船井流キーワード 194
従業員の定着率を高めるには
1)社員を信じましょう
2)公開主義に徹しましょう
3)お互いに助け合いましょう
4)親身になって従業員の面倒をみましょう
5)何よりも人が宝であり、大事であるということを会社の理念にしましょう
岡の解説
多額の採用コストと手間をかけ、社員を採用しても定着しなければ相当の費用の無駄遣いになります。企業活動においては良い商品と良い人材の”仕入れ”を行うことが利益獲得の源泉なのです。良い人材の定着率を高めるために大切なことは、従業員にこびたり、厚遇を与えることではありません。従業員が「どうせどこかで働くならこの会社で働きたい」「辞めたくない」環境を作ることが何より大切なことです。社内既定や退職金制度でいくら縛りをつけても辞めていくのが会社というものです。だからこそ、「仲間と共に働き、学ぶことをやりがいと感じることができる環境」を提供する努力を経営者やリーダーは意識しなければならないのです。
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【従業員が意欲を燃やす三要素】 船井流キーワード 196 #funai365
【従業員が意欲を燃やす三要素】 船井流キーワード 196
企業には、従業員が意欲をもって働くための条件というものがいくつかある。
1)トップからの信頼
2)会社の知名度
3)会社への信頼
三つすべてが欠けている会社では、社員は意欲をもって働けない。
岡の解説
従業員の意欲は企業成長のもっとも重要なエンジンです。意欲が高い従業員が多い企業は伸びるものですし、反対に意欲が低い従業員が多い企業は、いくら優秀な社員を抱えていても企業活動が鈍り、停滞し成長どころか徐々に衰退を始めていくはずです。会社が有名で知名度が高く、信頼が高いと従業員は「その会社で働く」ということに疑問を持つことは少なくなるはずです。大企業ならもちろんこの条件を有していますが、中小企業でも何かで一番をもって顧客から強く支持されておればこの環境は作ることができるはずです。そしてトップから従業員が信頼されている環境を持つ企業というのは大企業よりも、中小企業の方がそういう環境を作りやすいということにも注目したいものです。つまり中小企業こそトップが従業員を信頼しやる気を引き出さなければならないということでもあるのです。
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【社長は従業員の精神的支柱】 船井流キーワード 197 #funai365
【社長は従業員の精神的支柱】 船井流キーワード 197
社員の目は、たえず社長に向けられている。社長は人格的に高潔で無私無欲であり、人間的にも公開主義者であり、自己をさらけ出して公開しても、なおかつ欠点の見えない完全人間に近い存在にならなければならない。社員の精神的支柱としての自分の姿を、社長はいつも認識していなければならない。
岡の解説
企業はトップで99%決まります。トップがリーダーシップを発揮するには、従業員が”トップを信頼し、戦略や方針の正しさを信じ、納得して迷わず行動できる環境作り”を行う必要があります。その前提となるのが、トップの高潔さなのです。表から見ても裏から見ても言っていること、行っていることに私欲がなく、会社のため、従業員のためであると信じられることが重要なのです。そういう状況を作ることができれば、窮地に陥ったときもトップの判断を信じることができるはずです。逆にトップが自分の損得で指示・命令を出していると感じたとき、部下である従業員は徐々に心が離れていくというものでしょう。その場合、窮地に陥ったとき、部下は散り散りになり逃げ出すことになるはずです。
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- 作成:2010-08-31 (火)
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【弱者ほど拠点が必要】 船井流キーワード 205 #funai365
【弱者ほど拠点が必要】 船井流キーワード 205
人間にも企業にも拠点が必要である。拠点とは、安心して帰れる場所、最後によりかかれるところ、そしてそこでは強者の生活が送れるところ、マーケティングでいえば、いつでも利益の出るところのことだ。仮に競争に敗れ、本拠地以外のすべてが強者によって奪われても、拠点があれば、そこに立てこもってゆっくりと英気を養い、次の攻撃方法を考えたり、準備をすることもできる。
岡の解説
本拠地、本丸をもっているといないとでは大きな違いがでます。それは得意分野やカテゴリー、専門テーマなどであり、言葉を変えれば主力商品ということもできます。たとえ、売り上げが大きくともそういう自分の得意分野、絶対的自信のある分野がないと、勢いがそがれると総崩れとなることが多いものです。また、そういうものを持っていないと精神的にも不安定になりやすいものです。営業部なら営業で得意な地域、商品部なら商品部で仕入れ・製造で得意なカテゴリーを持たねばならない。こういうことを考えると、「絶対的に自信のある得意分野やセグメント、カテゴリーをまずは持とう」という意識を早く持つことの重要性がわかるはずです。
- 作成:2010-09-08 (水)
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【商売の原点①~安く売れる体質】 船井流キーワード 211
【商売の原点①~安く売れる体質】 船井流キーワード 211
同じものならできるだけ安く売れる体質をつくれ。
1)ローコスト店舗作り。
2)現金仕入れ、現金販売。
岡の解説
商売の中で儲けは仕入原価を低減し粗利を増やし、経費を抑えることによって生み出されます。一般的に経費内でウェイトの高いのが不動産費と人件費です。人件費は運営しながら多少はコントロールができますが、家賃と建物・什器類の減価償却費が高すぎると損益分岐点があがりすぎます。損益分岐点の引い儲かりやすい店を作ることは小売業で基本となるわけです。また仕入原価の低減にも現金払いは効果絶大です。掛けの仕入れも現金払いにして仕入れコストを下げてもらうという手もあります。安く売るためには安く売れる体質を考えることは基本の基本であり、競争力強化の大本になるはずです。
- 作成:2010-09-14 (火)
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【商売の原点①~安く売れる体質】 船井流キーワード 211
【商売の原点①~安く売れる体質】 船井流キーワード 211
同じものならできるだけ安く売れる体質をつくれ。
1)ローコスト店舗作り。
2)現金仕入れ、現金販売。
岡の解説
商売の中で儲けは仕入原価を低減し粗利を増やし、経費を抑えることによって生み出されます。一般的に経費内でウェイトの高いのが不動産費と人件費です。人件費は運営しながら多少はコントロールができますが、家賃と建物・什器類の減価償却費が高すぎると損益分岐点があがりすぎます。損益分岐点の引い儲かりやすい店を作ることは小売業で基本となるわけです。また仕入原価の低減にも現金払いは効果絶大です。掛けの仕入れも現金払いにして仕入れコストを下げてもらうという手もあります。安く売るためには安く売れる体質を考えることは基本の基本であり、競争力強化の大本になるはずです。
- 作成:2010-09-14 (火)
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【商売の原点②~客が最も欲する商品を売れ】 船井流キーワード 212 #funai365
【商売の原点②~客が最も欲する商品を売れ】 船井流キーワード 212
客が最も欲する商品を売れ。
1)客に最も近い人=販売員が仕入れる
2)仕入先を多くもち、仕入れ姿勢を柔軟にする
3)客や同業者を十分に調査し、客が何を欲しているかを知る
4)商売を天職と考え、客のために奉仕することに努める。高頻度仕入れ、返品交換、宅配などもいとわない。
岡の解説
お客様主権の時代となり、店あまり、商品あまりになっている業界ほど、現場でお客様ニーズを理解している人の情報が重要になります。理想はその人が自分で直接売りたい商品を仕入れることです。チェーンストアの場合には売れる商品情報をバイヤーに伝えることが重要です。そして多様なニーズに対応するためには常に新しい仕入先の開拓を意識することが重要です。また、自店に無く競合が取り扱っている商品が無いかの調査も必要となります。そして何より大切なことは商売とはお客様に奉仕すること。つまり、お客様のためになり、役に立つことを考えることを苦と思わず、よりお客様が求める「必要な時に、必要な物」を揃え、提供する努力を厭わないことが重要なのです。
- 作成:2010-09-15 (水)
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【商売の原点③~新しく商売を始める気持ちになれ】 船井流キーワード 213 #funai365
【商売の原点③~新しく商売を始める気持ちになれ】 船井流キーワード 213
新しく商売を始める気持ちになれ。新人には、経験も、資金も、なじみ客も、なじみの仕入れ先もない。
1)仕入先、同業者、客をすべて先生と考え、教えを請う。
2)同業者の二倍も三倍も努力する。
3)ムダはなるべくしない。
4)カッコよさより、少しでも客が喜び、売り上げが増えるように努める。
5)毎日感謝し、ありがたいと思う。
6)もし失敗したら、すぐに訂正する。
岡の解説
商売を長く続けるとマンネリ観が出てきて、新しい事への挑戦意識が薄くなりがちです。特に新しい取り組みを店頭で行うということだけではなく、時代の変化に対応した新しい商売のあり方に取り組む先進事例の収集や、同業者以上にお客様に貢献するための努力などもそうなのです。周囲の目を気にしたり、妙なプライドに左右されたりして、人は”守り”の体制に入っていきやすいものなのです。商売とは常に当たり前のことを当たり前以上にやるために努力すること。自分たちの当たり前の基準バーをあげ続けることを意識することが重要なのです。もちろん、適正なリスクをとることを恐れてはいけません。
- 作成:2010-09-16 (木)
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【商売の原点④~売り場を最大限に効率よく使え】 船井流キーワード 214 #funai365
【商売の原点④~売り場を最大限に効率よく使え】 船井流キーワード 214
せまい売り場を最大限に効率よく使え。
1)売るのは店や内装ではなく商品。できるだけ売り場に商品を入れる。
2)商品が売れなければ困るわけだから、一品一品吟味して仕入れる=アイテム濃度、商品密度が濃くなる
岡の解説
小売業でお客様に喜んで頂き上手に利益を上げるためには、売場生産性(坪効率)と労働生産性(人時生産性)を高め、従業員の守備面積を適正に広げる努力を行うことが重要です。家賃は売場(坪)にかかる訳ですから坪家賃に対して高い売上、粗利を獲得できるようにすることが基本です。そのためには意味がないスペース、無駄なスペースを作ってはいけないのです。基本は商品の密度を高め、より豊富な品揃えと十分な在庫を持つことがポイントです。
- 作成:2010-09-17 (金)
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【商売の原点⑤~倒産してはならない】 船井流キーワード #funai365 215
【商売の原点⑤~倒産してはならない】 船井流キーワード 215
1)超安全を見越した資金繰りをまず立てる
2)労働費の関係から、零細店の間は、できるだけ家族労働中心で頑張る。
3)商売に不必要な経費はなるべく使わない。
4)成功している同業者先輩を徹底的にまねる。
5)余裕ができるまで、自分の不得意なものには儲かると思っても手を出さない。
岡の解説
企業は社会的責任、株主への責任、従業員への責任をもっています。ですから持続的継続的に存続させていかねばなりません。そのためには簡単に倒産させてはいけないのです。ところが帳簿上利益が出ていても資金繰りが悪ければ企業はあっけなく倒産してしまいます。それは大企業でも中小企業でもかわりません。中小企業は特に、ちょっとした景気の変動の波も経営に大きな影響を与えますので最初はできるだけ人件費を切り詰め、家族労働で我武者羅に働くことが必須です。その上で人件費以外の経費もできるだけ抑え、利益がでやすい環境を作らねばなりません。そういう癖付けは企業が成長しても重要です。企業が大きくなると人件費や他の経費は膨張していくのが普通です。切り詰めることが常に良いとは言えないにしろ、高コスト体質よりも低コスト体質の方が良いのは当然です。しかし一度高コスト体質になるとなかなか低コスト体質には転換しにくいものです。ですから安定的な経営を続けて利益を出している先輩企業に運営のコツを教えてもらうことも、とても大切なことです。そして理解しておくべきことは、利益企業はコスト管理も徹底しているということなのです。
- 作成:2010-09-18 (土)
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【躾・マナーを徹底する】 船井流キーワード 216 #funai365
【躾・マナーを徹底する】 船井流キーワード 216
社員の躾・マナーがしっかりした会社で、業績が悪い会社はない。ビジネスにおける躾・マナーとは、たとえ仕事が何歳であろうと、その人に合わせた振る舞いができることをいう。
岡の解説
躾やマナーとは人間と人間の関わり合いでできている社会において、関わった人に基本的な立ち振る舞いや会話で迷惑をかけない、不快にさせないということだと思います。ところが社会には子供から若者、大人、年配者まで。また異なる文化や宗教や人種、価値観を持つ人、同じく国の人から外国人。社会的地位の低い人から高い人など多様な状態となっています。できるだけ多くの人を不快にしないようにするにはまず相手の価値観に自分を合わせることができるという能力も必要です。また違う価値観が同時に存在する場合、どちらの価値観にも合格点であるようなレベルに自分をコントロールしなければなりません。例えば髪の色やアクセサリー、服装などに関して、どちらの片方から見ても合格点となるバランスをとることはとても重要なことなのです。そういう気配りを欠くと片方は合格でも、もう片方からは躾やマナーがなっていないということになるのです。
- 作成:2010-09-19 (日)
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【信頼は一生もの、失うのは一瞬】 船井流キーワード 217 #funai365
【信頼は一生もの、失うのは一瞬】 船井流キーワード 217
目に見えない”信用”という財産を手にいれるためには"日々の積み重ね”以外に方法はない。些細な約束でも必ず守り、腹が立つ場面でも感情的にならず、相手を包み込んで理性的にふるまう度量が必要だ。しかし、こうして積み重ねた信用も、失うのは本当に一瞬のことなのだ。
岡の解説
何事も積み上げるには骨が折れるし、時間もかかる。しかし崩すのは一瞬なのです。それが普通なのですから信頼を得る努力もコツコツと積み上げる必要があるのです。多くの人に理解され、多くの人に信頼されてこそ、多くの人に応援してもらえるものであるはずです。人生はファンや応援してくれる人が多くなればなるほど豊かになっていくものです。信頼は一生役に立ち、自分を守り奮い立ててくれるものだと思います。しかしその信頼を得続けている状態を作るためには日々、コツコツと約束を守り続ける必要があるということを忘れてはいけないのです。
- 作成:2010-09-20 (月)
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【すべての答えは現場にある】 船井流キーワード 221 #funai365
【すべての答えは現場にある】 船井流キーワード 221
自ら現場に足を運んで、触れて、感じて汗をかいて得たものが、本当の意味での自分の血肉になる。また一見、自分とは関係のなさそうな世の中の些細な動きからも、一定のルール可は可能だ。
岡の解説
世の中の仕事は突き詰めれば、何らかの課題解決をおこなっているわけです。発明家は今できないことをできるような仕組みや考え方を発明しようとしているわけですし、営業マンは自分の売上予算を達成するという課題解決にむかっているわけですし、違う考え方をすれば企業が自分から仕入れたくなるようにするという課題解決に取り組んでいるわけです。それらの課題はなかなかハッキリとは見えないものです。現状を把握し課題をまず発見することが解決につながるわけですから、まずは課題解決のためのヒントを現場に求めることが重要です。不調の時は原点に返り、現場に足を運ぶことをお勧めします。
- 作成:2010-09-24 (金)
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【自分との約束を守る】 船井流キーワード 222 #funai365
【自分との約束を守る】 船井流キーワード 222
「約束を守る」にも二種類ある。一つは他人との約束、もう一つは、他でもない自分との約束を守ること。他人との約束を守れても、自分との約束を守るのは難しい。他人との約束以上に大切なのは、自分で決めたことをやり切ること、自分との約束を守ることである。
岡の解説
仕事関係、あるいは遊びや趣味の仲間や家族と約束をすることは案外多いものです。社会は約束中心に動いているからです。信用や信頼は約束を守ることをベースに形作られているものです。社会で生きていくためには他人との約束が生まれます。それを守ることによって秩序も維持されているのです。しかしそれらの約束はお互いが最低限気持ちよく生きていくために必要なものです。これに対して自分との約束は意識しないと生まれません。言い方を変えるとそれは「覚悟」と言えるものなのでしょう。自分自身が誰にチェックされるわけでもなく、物事を実行しようと決意する。自律し、成長する原動力はこの自分との約束から生まれるものであることに間違いはないと思います。
- 作成:2010-09-25 (土)
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【成功体験を積む】 船井流キーワード 223 #funai365
【成功体験を積む】 船井流キーワード 223
小さくても、自分なりの成功体験のある人は「以前はあれだけの努力で達成できたのだから、次回も同じようにやれば必ず上手くいく」と小さな自信が持てる。一日一つの小さな積み重ねは、三年後には千個以上の積み重ねになる。これが、小さな成功体験の大切さだ。
岡の解説
成功体験は、次の挑戦の大きな自信と意欲になります。これは小さな子供をみていればわかります。逆に失敗体験は、次の挑戦への迷いや自信の無さにつながりやすいものです。世の中では誰しも成功を願っているわけですから、まずは小さな成功体験を積むことが重要です。そのためには自分が面白いと思うものや得意なものであればよいでしょう。そういう範囲のものは夢中で取り組むことができます。そういうものの中で早く小さな成功体験を積むようにしむけていくことが他人に対しても、自分に対しても重要なことなのです。部下に対しては早く小さな成功体験を積めるように環境をつくっていってあげることが重要ですし、自分としては小さな成功体験を積めるように意識して小さくてもよいので目標を打ち立て、まずは達成し勝ちグセをつけることが重要なのです。
- 作成:2010-09-26 (日)
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【整理整頓】 船井流キーワード 225 #funai365
【整理整頓】 船井流キーワード 225
「整理」とはいらないものを捨てること、「整頓」とは整理して残ったものを使いやすく並べ替えること。
岡の解説
整理しないと多すぎて、探すだけでも時間がかかってしまい、いざというときに使えません。整頓しないと使い勝手がいまいちよくならないでしょう。資料だけでなく体験、経験も整理整頓が必要です。体験、経験の中から次に使う可能性があるものだけを、できるだけわかり易く残すことが重要です。その体験、経験から何を学んだかを反芻することです。船井流ではその中から次に使える発想やアイデアをルール化して残すことを推奨しています。次に学びと学びを比較し、使えるように整理することが重要です。その時、優先順位、実行手順などを考えれば強力なノウハウ、ドゥハウになります。これは整頓です。何を残し、何を捨てるのかを日々考え、使えるように整頓することはとても重要なことでしょう。
- 作成:2010-09-28 (火)
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【自己投資】 船井流キーワード 226 #funai365
【自己投資】 船井流キーワード 226
投資にもいろいろあるが、一番直接的でリターンが大きいのが、未来への時間とお金の投資である。
岡の解説
世の中のモノの存在には全て理由があります。起こることも必要必然ベストなのです。現在の自分は過去の自分が未来を信じて行動した結果なのです。これは原因と結果の法則という考え方で振り返ればよくわかります。現時点で不調なのは、過去の自分が怠けていたかピントはずれの動きをしてしまっていたからだし、現時点で好調なのは過去の自分が努力し、準備したことが花開いたわけです。人生も会社経営も豊かになるためには適切な投資を行い、拡大再生産を実現する必要があるわけですが、投資でもっとも重要なのは自己投資です。実力ある未来の自分を創るためにはお金だけでなく稼げる力をつけるための、知識や技術、人脈作り、経験を積むなどという行為に投資しなくてはいけません。お金がない場合は明るい未来を作るために自分が求めるテーマに時間をかけて学習するということがもっとも効率がよいはずなのです。
- 作成:2010-09-29 (水)
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【実績を上げる人】 船井流キーワード 227 #funai365
【実績を上げる人】 船井流キーワード 227
1)天才または才能のある人
2)運のいい人(ラッキーパンチ)
3)凡人で継続的で濃密な努力のできる人
凡人が人並み以上の成果を収めるためには、1 圧倒的な時間をかける、2 効率を上げる、 3)新しい分野に活動範囲を広げるなどの方法がある
岡の解説
環境が変わっても持続的に実績を上げていくためには、実績をあげる原理原則を知る必要があります。ここでいう原理原則とは実績を上げるために必要な確率の高いアクションとは何かをしるということです。
才能を天賦の才ととらえた場合、自分ではなんともしようがないものです。大半の人は凡人レベルですからその人が成功するためには努力を続けることがまず必要なのです。努力を続けているとたまにしかやってこないラッキーにめぐりあう確率も向上します。しかしそういうラッキーがなくても現在の実力以上のところに目標をかかげ、継続して努力をしていれば、自然と知識や能力は上がっていくのは間違いないはずです。そのためには質と量の関係で言う量をこなさなければなりません。つまり圧倒的な時間と圧倒的な体験数を引き上げていけば実績はやがてあがっていくはずなのです。勉強もしかりです。そして同じ事に取り組むのなら少ない時間と手間でこなす工夫に取り組むことです。これで効率が上がります。効率が上がれば余裕時間で別のことにまた取り組めます。また新しい分野=真空マーケットや領域を押さえれば実績が上がりやすいものですが、それさえも、「そういう分野で成功確率が高いものは何であるか」ということの継続的情報収集と分析に取り組む必要があるはずなのです。
- 作成:2010-09-30 (木)
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【自分の味方を増やす】 船井流キーワード 230 #funai365
【自分の味方を増やす】 船井流キーワード 230
どんな仕事もたくさんの人の支えがあって成り立つものなのですから、「○○さんの頼みなら」と一肌脱いでくれる味方が一人でも多くいた方が、目指すゴールに早く辿り着ける。そのためには、自分の仕事に誠実に取り組み、周囲の人たちを大切にし、温かい人間関係を作ることだ。
岡の解説
人は世の中を一人では生きてはいけない。支援されたり応援されることによって生きている、生かされているものなのです。応援者は借り勘定が多い人間では増やしていくのは難しいものです。逆にズルイ奴だという評価をされるとできるだけ応援したくないということになってしまいます。逆に貸し勘定が多いほうが応援を受けやすくなるわけですが、目に見える貸し借りがない場合でも、ファンが多かったり、好感を持たれている人間の方が応援を受けやすくなるはずです。また自分の味方を増やすためには普段の立ち振る舞いやマナー、ある程度以上の付き合いにより、自分の考え方をわかってもらえているかどうかが重要になるはずです。
- 作成:2010-10-03 (日)
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【準備を続ける】 船井流キーワード 234 #funai365
【準備を続ける】 船井流キーワード 234
その時は思わぬタイミングでやってくる。不意の機会を逃さぬように、いつでも対応できるよう準備をして備えることだ。いざという時必ずやってくる。
岡の解説
チャンスがきた時に普通、捕まえられる人と捕まえられない人とにわかれます。捕まえられない人は、1)チャンスをチャンスと思っていないため見過ごす。2)チャンスが来たことを理解していてもそもそも対応能力がない。3)チャンスが来たことを理解していて対応能力はあるものの準備が間に合わず見過ごさざるをえない というような形となっているはずです。いつか来るいざ鎌倉の日のために準備を整える癖付けをすることはとても重要です。逆を言えば、努力してコツコツと準備をしている人間にはチャンス=幸運 もやってくるが、努力してコツコツと準備をしていない人間にはチャンス=幸運 もほとんどやってこないと言えるということです。つまり幸運・ラッキーは努力しているからこそ訪れるものだと理解するのが良いはずです。
- 作成:2010-10-07 (木)
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【時間を守る】 船井流キーワード 236 #funai365
【時間を守る】 船井流キーワード 236
生まれた環境や能力が違うのはどうしようもないこと。しかし時間だけは平等。時間に対する姿勢がその人の生き様や人となりを示す。
岡の解説
時間を守ると言うことは納期の約束を守るということです。約束を守りきるには5分前の精神で早め早めに場所に到着したり、完成・引き渡ししなければなりません。納期を守るためには納期から逆算しスケジュールを決めて作業の段取りを組みます。その時には物事の優先準備を決めなければなりません。それらの能力を持つ、意識を持つと言うことはとても重要なことです。時間を守る人は時間を守らない人よりも組織的、社会的に信用が高くなることは間違いない。一生懸命やりすぎて時間を守れない人がいる。ゴールに間に合わなければ全てが無になるどころか信用を失うことになります。内容が悪くても信用が失われることは少ないものです。チャンスがあれば再チャレンジもできます。しかし約束を破れば信用は完全に無くなります。そういう部分にも注意したいものです。
- 作成:2010-10-09 (土)
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【すべての人から学ぶ】 船井流キーワード 238 #funai365
【すべての人から学ぶ】 船井流キーワード 238
人間は、環境に影響される生き物だ。あらゆる人から学ぶ姿勢は大切だが、どんな人から学ぶかを見極めるのは、自分の力量が問われることでもある。
岡の解説
人は見たこと(読んだこと)、聞いたこと(教えてもらったこと)から多くの事を学びます。書籍を読んだり、先生から教えてもらったりして能動的に学ぶだけでなく、普段の生活の中で自分の周囲にいる人から受動的に、自然に学ぶ部分もとても大きなものがあります。無意識に周囲の人の立ち振る舞いや考え方に影響され何が正しいか、何が美しいのか、何が世の中のためになるのかを知っていくわけです。だからこそ大人になるまでの親の躾や教えがとても大きなものなのです。社会に出て会社に入れば、その会社の社風、理念、働く人たちの価値観と仕事の仕方がとても大きな影響を与えます。ですから、お互いに褒めあい、学び合うことが多い環境を作ることはとても大切なことです。その中でも意識して高いレベルの学びがある人と付き合うかどうかは自分が決めることなのです。お得意先や友人でもそれは同じことです。
- 作成:2010-10-11 (月)
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【”さん付け”で呼ぶ】 船井流キーワード 239 #funai365
【”さん付け”で呼ぶ】 船井流キーワード 239
年齢、入社年次によってわざわざ呼びわけていたら煩雑だし、後輩が上司になることも珍しくない。その都度、呼称を変える方が不自然だし、全員、”さん付け”と決めておけば、立場や役割が変わったとしてもいちいち悩まなくて済む。しかし、「長幼の序」という言葉があるように、年長者は敬いたい。
岡の解説
全ての会社ができるわけではないでしょうが”さん付け”で呼び合える会社の環境は素晴らしいと思います。実力主義の世の中や、グローバル化が進む世の中では男性の社員に女性の上司や、後輩や外人が上司に、というようなことも珍しいことでは無くなって来ています。人事や評価は働く人のモチベーションに影響を与えます。その中で資格・呼称も微妙に影響を与えるのです。仕事を行う組織にはリーダーが必要です。そのリーダーシップを持つもの、組織の進むべき道を定める意思決定をしメンバーを支援し引っ張る力には後輩も先輩もあまり関係ないことが多いのです。”さん付け”で呼び合っても先輩や年長者を敬ったり気にかけることは人間として自然なことです。”さん付け”を実践してみるとそういう秩序は本来は”さん付け”運動とは別物だということもわかります。
- 作成:2010-10-12 (火)
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【些細なことにも「ありがとう」】 船井流キーワード 242 #funai365
【些細なことにも「ありがとう」】 船井流キーワード 242
どんな些細なことにも「ありがとう」と言葉をかけることだ。どんなに親しい間柄にあっても、もともとは他人同士だ。家族も、独立して別の家庭をつくり、離れていれば他人に準じた関係となる。
岡の解説
小さなことが見えるかどうか、小さなことにキチンと対応できるかどうかは最終的には大きな差、決定的な差を生むものです。小さなことにも感謝の気持ちを持ち、言葉にできる人は、より大きな幸せを手にする可能性が高まるはずです。意識して「ありがとう」を言おうと思っても、慣れないとなかなかできるものではありません。できるだけ「ありがとう」を意識する。そのために他人の小さな気遣いがないかどうかを興味をもって見るようにする。そういう行動をとれば世界は今までと違って見えてくるものなのです。なぜなら、当たり前のように見えているものでも、多くの人の努力や気遣いで社会は創られているからです。
- 作成:2010-10-15 (金)
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【人生は長距離走】 船井流キーワード 244 #funai365
【人生は長距離走】 船井流キーワード 244
人生は長距離走だ。疲れたらやすめばいいし、結果を急がないことだ。もちろん、場合によっては目先の成果を求められることもあるが、長い目で見て「こうなりたい自分」になれたらいいと思えばよい。
岡の解説
上昇期があれば下降期があるのは自然なことです。それは個人の運気や生活でも同じことです。良いこと、悪いことに一喜一憂するのではなく、長い目で見て本当に正しいと思うこと、自分が信じるあり方に近づく意思を持ち続けることが重要なのだと思います。波の高低を気にするのではなく、正しい潮の流れに乗ることが重要なのです。潮の流れを読み、自分の行きたい場所にいくように自分の乗る人生の小船をコントロールする意思を持つことが大切です。
- 作成:2010-10-17 (日)
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【仕事の適当さは人生の適当さ】 船井流キーワード 246 #funai365
【仕事の適当さは人生の適当さ】 船井流キーワード 246
「命懸けで仕事をしろ」という言葉は、あまりにも時代錯誤に感じるかもしれない。しかし、起きている時間の約三分の二を仕事に費やしているのだから、それくらいの真剣さで取り組んで欲しい。「毎日がつまらない」と感じるのは、その人が自分の人生を真剣に生きていないからだ。
岡の解説
人生の中で仕事を持つということは重要です。今、仕事についている人は意識して感じることが少ないはずですが、仕事を欲している人からすると仕事はとても素晴らしいものです。まず仕事でたくさんの人と関係を持ち、その人たちに貢献することができます。なおかつ時間を投入する中で熟度が増していき、ある一定の知識や技術を持つことができるようになります。もちろん知識や技術が高まる中でより大きな収入を手にする確立も高まってきます。仕事のやりがい=人生の生きがいにもつながります。だからこそ、仕事を適当にして時間を無為に過ごせば人生も適当になりやすいのです。世の中で仕事を適当にしていて評価されることはまずありえないということにも注意が必要です。人間性も人柄も仕事を通じて表現できることが多いはずです。つまり仕事の進め方=その人の評価に直結しやすいことにも注意が必要です。
- 作成:2010-10-19 (火)
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【自分にしかできないこと】 船井流キーワード 248 #funai365
【自分にしかできないこと】 船井流キーワード 248
自分にしかできないことは何か?それが自分の使命だ。それを見つけたら、そのことに命懸けで取り組め。
岡の解説
自分にしかできないことは自分が形にする前に死んでしまったら、もう誰もできなくなってしまいます。ですからある一定の形にして、次の世代、あとの世の人のために何らかの形にして残すことが重要です。全ての人が自分にしかできないことで他の人のお役に立てることができるようになれば世の中は加速度的に発展して良くなるに違いありません。自分にしかできないことを形にしていけばその人の存在意義が明確になってきますし、そのことで食べていくことも容易になってきます。誰でもできることしかしない、誰でもできることもできない状態では食べていくこともままなりません。自分しかできないことで他人を喜ばせることをまずは自分の身近なところで始めてみることが大切です。
- 作成:2010-10-21 (木)
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【成功するクセづけ】 船井流キーワード 250 #funai365
【成功するクセづけ】 船井流キーワード 250
相手のことを一所懸命、親身になって考ろ。そのためには、メモをとる。必ず見送る。手紙を書く。この三つのクセをまずつけることだ。
岡の解説
小売業の基本は売り手発想だけではなく、お客様目線、お客様思考、つまりお客様中心主義をとることです。同様に人間関係においては、相手の目線主義、相手思考、相手中心主義を取ることです。そのためには相手のことを自分ごと、自分の身内の気持ちとなって考えることが重要です。身内ならば別れ際に最後の最後まで見送ることも当たり前ですし、大事なことの話をする時にはキチンと聞いてメモをとることも可笑しなことではありません。ビジネスにおいて相手に対して一所懸命になっていやがる人はあまりいません。相手のためを中心に考えて一所懸命やりきっている人はそう多くないのが実態だということを忘れてはいけないのでしょう。
- 作成:2010-10-23 (土)
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【失敗から学べ】 船井流キーワード 251 #funai365
【失敗から学べ】 船井流キーワード 251
失敗が多い奴ほど伸びる。その失敗から学べばいい。失敗から目をそらすと同じ失敗や嫌な出来事が、二度でも三度でも追いかけてくる。その出来事から学ばない限り、繰り返して起こる。
岡の解説
船井流では人が成功する、成功しないは能力の差以上に性格の差だと考えています。誰しも失敗はあるものですが、その失敗を引き起こしたことは何なのか。期限をメモしていなかったり、できない約束を安請け合いしてしまったりとその原因はさまざまです。だからこそ、失敗を忘れるのではなく、これからは失敗しないように普段から”こういうところに注意しよう”と学ぶことが重要なのです。人生は学びの多さで豊かにも貧しくもなります。失敗した時に嫌になったと嘆くよりも、勉強になったと考えるほうが良いのです。
- 作成:2010-10-24 (日)
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【実績が上がらない原因】 船井流キーワード 252 #funai365
【実績が上がらない原因】 船井流キーワード 252
実績が上がらない原因はただ一つだ。自分の仕事がお客様に喜ばれていない。それしかない。
岡の解説
実績は行動の結果です。なんらかの仕事の実績が上がらないという原因はその行動、仕事などがお客様の求めていた以上のものではないということなのだと思います。競争が激しくなった今は、お客様の求めているトントンレベルを実現してもその程度なら他者もできると考えるのが普通なので不満にはならなくても喜びもほとんどありません。お客様の期待以上を結果を産み出す行動をとらないと実績はあがらないのです。まずはお客様の真の期待を知り、他者以上にその実現のお手伝いを全力で行う。そういう取り組みをしないと実績が上がらない時代が今なのです。
- 作成:2010-10-25 (月)
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【上司】 船井流キーワード 253 #funai365
【上司】 船井流キーワード 253
部下を成功させる人を上司という。部下の失敗は、その部下を成功させてあげられなかった上の人間の責任だ。
岡の解説
船井流では組織はトップで99%決まると考えます。また自分の現在は自分自身が全て形作ったもの、自分の成功・失敗も全て自分に責任(原因)があると考えます。一個人として考えてみると、部下自身の成功、失敗はもちろ本人の責任であるわけですが、組織として考えてみると部下の成功しやすい環境づくりが上手くできなかった上司の責任で部下が失敗してしまった。部下の成功しやすい環境作りが上手にできたので部下が成功したと考えるのが正しいのでしょう。組織は個々人の力の和プラスアルファの大きな成果を産むことも珍しいことではありません。そういう組織を作るためには部下一人一人を機能させ、能力を最大限発揮させ、成功させることこそが組織のリーダー、上司の役割だと言えるはずです。部下に良き見本を示し、自信を与えることに上司は熱意をもたねばなりません。
- 作成:2010-10-26 (火)
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【自分との対話】 船井流キーワード 254 #funai365
【自分との対話】 船井流キーワード 254
自分と対話するとわかる。対話を始めたときには、答えが見ていることが。解決できない課題はやってこない。答えは自分が教えてくれる。
岡の解説
船井流では全ては必要・必然・ベスト、過去オール善と考えるのが基本です。今持っている課題も課題になった原因は自分が作ったものか、もしくは自分が問題意識を持って見つめたために発見した課題です。前者はもちろん自分の力で解決するのが筋ですし、できれば対処法的な解決ではなく、同じ間違いを繰り返し行わないように根本から解決したいものです。後者は現状を良くしたいと願ったからこそ見えてきた事実です。元々なんとかしたかったわけですから、これも自力でなんとかするように動かねばなりません。愚痴をいったりひていしたりしても現状は変わらないものです。良くしていくためにどうするのがベストなのかは自分の心の中に答えがあるはずなのです。
- 作成:2010-10-27 (水)
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【損得よりも善悪】 船井流キーワード 255 #funai365
【損得よりも善悪】 船井流キーワード 255
損得よりも善悪で物事は判断する。善なることでなければ続かない。
岡の解説
人生もビジネスも目先のことばかりが気になるのですがその実態は長期戦なはずです。目先の話においては損か得かが目に入りがちです。しかし得する話であっても世の中に善なるものでないと長続きするわけはありませんし、続いたとしてもやがて批判されたり問題が明るみに出るようになるはずです。そうならば先に得するか損するかを考えて行動するよりも、善なること行動を通じて結果として得になることを目指すことが重要なはずなのです。
- 作成:2010-10-28 (木)
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【人生の目標をお金や物ではなく自分の使命に】 船井流キーワード 261
【人生の目標をお金や物ではなく自分の使命に】 船井流キーワード 261
人生の目標をお金や物ではなく、自分の使命に見出していくことだ。これは価値観を物質ではなく、自愛的発想の中に求めると言うことだ。良心との対話のすえに、脱エゴ的発想を体現することが完全にできるようになった人間は、真の自由になる。さまざまなこだわりから解放され、自己の本質が命じるまま、あるがままに生きることがかのうになる。
岡の解説
よく考えてみるとお金や物を持つことイコール幸せではないということがわかります。もちろんお金や物がないと幸せ以前に生きていくことが難しくなることも事実です。しかしイコールではないわけです。お金をもっていても物を満ち溢れるほど所有していても幸せでない人はいるわけです。本当の幸せは何かをやりとげたり、社会に貢献したり、他人を助けること、家族や仲間と共に楽しく過ごす時間を持つことから産まれるはずです。ですから、お金や物もそういうことを実現するための手段として考えた方がよいのでしょう。そして結局は自分がどうなりたい、どうありたいかを知ることが重要で、本当は何を求めているのかをハッキリさせ、その実現に使命感をもって取り組むことこそが重要なのでしょう。
- 作成:2010-11-04 (木)
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【信頼関係を築く方法】 船井流キーワード 263 #funai365
【信頼関係を築く方法】 船井流キーワード 263
信頼関係を築くいちばんの方法は、相手がいちばんしてほしいことを、相手がいちばん喜ぶ方法で、そして相手が一番望んでいるときにすることだ。これを可能にするのも、相手に対する思いやりであることは、いうまでもない。
岡の解説
ビジネスにおいて、そして人生においても成功法は、応援者やファンをつくりという事につきます。では、どのようにファンを創るかです。その前提はまず信用、信頼してもらうことです。信用、信頼をおいてもらえない人は豊かになることはできないはずです。信用は嘘をつかない誠実に対応するということがベースとなります。しかし信用以上の信頼、つまり頼りにできる状態を作るためには自己中心に物事を考えるのではなく、徹底して相手思考(お客様思考)で、相手が望むことを先回りし、気をきかせて実行することが重要となります。自分だったらどうして欲しいかということを相手の立場にたって考えるクセ付けをすることが重要でしょう。
- 作成:2010-11-06 (土)
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【知らないことを否定しない】 船井流キーワード 268 #funai365
【知らないことを否定しない】 船井流キーワード 268
知らないことを否定しないことだ。あるかもしれないし、ないかもしれない。それを最初から否定するというのは、自ら色眼鏡をかけ、多くの学ぶ可能性を閉ざしてしまうことだ。世の中には、常識や固定観念の範疇で説明できないような、びっくりするようなことが、たくさんある。だからこそ、知らないこと、わからないことに対して心を閉ざさないことが、大切なのだ。
岡の解説
人は成長するにあたって人は知識を増やしていきます。ゼロ段階から学びをはじめ、どんどんと情報、知識を吸収していきます。しかし世の中は広く、一人の人間が知っていることは小さな範囲にすぎないはずです。しかし成長するとわかったようなつもりになって、過去の知識や経験、信念などの範囲からはずれるものを徐々に認めなくなるようです。それでは成長はありません。頭から否定するのではなく、無知の知を知り、より多くの事に好奇心を持ち、そういうことがある、そういうものがあるということを学ぶ姿勢を保つことが重要なことなのです。
- 作成:2010-11-11 (木)
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【前任者からの業務の引き継ぎの留意点】 船井流キーワード 278 #funai365
【前任者からの業務の引き継ぎの留意点】 船井流キーワード 278
1.自身の働き振りを通してみなからの「信頼」を得られるよう、真摯につとめること
2.前任者のやり方を否定しないこと
3.前任者のやり方を踏襲するだけでなく、正すべきところは正す「勇気」をもつこと
岡の解説
自分が責任者になった時、新しいやり方に挑戦して「変わった」ことをアピールしたくなるものです。組織や企業は成長しなければなりませんから当然のことです。しかし組織や企業は「一体化」なくしては機能を発揮して活動し利益を生み出すことは難しいものです。まずは自分が責任を持つ組織や企業から信用、信頼されることが重要です。また、過去を否定すると今その活動に取り組んでいる組織や人を否定することになるため、過去全体を否定するのではなく「これから変えていくこう」と宣言することの方がスムースにいくようです。そして「変える」ことを目的にすると表現し説明するのではなく「皆が良くなる方向に変える」ことを目的に仕事をしていくことを丁寧に説明していくことが重要なのでしょう。
- 作成:2010-11-22 (月)
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【社内でのコミュニケーション】 船井流キーワード 282 #funai365
【社内でのコミュニケーション】 船井流キーワード 282
社内でのコミュニケーション
1.会議 多数でフォーマルな意見を交わす場
2.討論 一対四とか一対六で上司の本音を語る場
3.対話 第三者のいないところで一対一で部下の本音を聞く場
3-1)カウンセリング 人の悩みをなくしてあげること-徹底的に話を聞いてあげる
3-2)コーチング 「その人が望むところまで送り届ける」という意味
岡の解説
組織は一体化した方が大きな成果が出るものです。そしてその一体化のスタートはコミュニケーションを良くする事につきます。コミュニケーションが悪くて一体化すること、成果がでるということはありえないことなのだと思います。ここで大切な視点はコミュニケーションはその時に求められているもの、話をする相手の状況によって変化させなければならないと言う視点です。つまり上司がワンパターンのスキルしかなければ、メンバーの状況に応じた効果的なコミュニケーションが図れないということです。会話の中から大きな気づきや働く動機を得られるか、自分自身で答えを見つけられるか、自分自身でハードルをクリアすることの重要性とその方法、アイデアを形作ることができるか。それらは上司のコミュニケーション・スキルに大きく影響されるもののはずなのです。
- 作成:2010-11-26 (金)
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【仕事】 船井流キーワード 284 #funai365
【仕事】 船井流キーワード 284
仕事とは、「知識と能力のインプットゲーム」だ。このインプットタームにいかに真剣に取り組むかによって、歳をとってからの生き方に大きな差が生じてくる。より高いアウトプット・パフォーマンスを望むなら、より多くのインプットが必要なのは当然のことだ。
岡の解説
人の能力は脳力ともいわれます。しかしその脳を数パーセントしか活用されていないとも言われます。つまり年齢に関係なくキャパシティに大きな余裕があるということです。まさにアタマは使えば使うほど良くなるものということです。大きな仕事をやり遂げることを普通望みます。しかしよく考えると大きな仕事をやり遂げるには高い能力が必要なはずです。大きなアウトプットを望むなら大きなインプット、多くのインプットが必要であることを忘れてはいけないのです。
- 作成:2010-11-28 (日)
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【上手に生きるコツ】 船井流キーワード 290 #funai365
【上手に生きるコツ】 船井流キーワード 290
1.与えること
2.プラス発想
船井幸雄四十代のモットー「勉強好き、素直、プラス発想」
岡の解説
人間の欲求は日々高まり、高い次元の生き方や暮らしを求めるのが普通です。ある程度、安定した生活や仕事ができるようになった時、更なる高みを自然に求めていくためには周囲に人にできるだけ与えること=ギブ・アンド・ギブができるようになった方が良いようです。また何事もプラスで考え前向きにとらえて人と付き合っていくことが重要なのです。逆を言えば、常にプラス発想するように努力し訓練することこそが大きな成功や安定した生活をもたらすということなのだと思います。
- 作成:2010-12-04 (土)
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【人生が愉しいか否か】 船井流キーワード 297 #funai365
【人生が愉しいか否か】 船井流キーワード 297
人生が愉しいか否かは、遭遇した現実よりも、「そのとき、どう考えたか」にかかっている。だからプラス発想ができないと、どんなに恵まれても少しも愉しくない。よくもわるくも人間は習慣によって左右されるから、プラス発想のクセづけをしないと、いつまでたっても暗い人生をすごすことになりかねない。
岡の解説
誰にも命には限りがあります。だから人生の本当の目的は出世やお金を貯めることではなく、心を許せる家族や仲間と、愉しく心豊かに長く生きるということなのでしょう。だから本末転倒して、出世をしたり、お金がまたっても愉しくなければ意味がありません。だからこそ全てのことに日々感謝し、プラス発想で物事を考えるということができれば、それは人生を愉しくし、豊かにいきることを実現しているということなのでしょう。明るく愉しく生きるのも、暗く苦しく生きるのも、その本人の者の考え方、とらえ方だけなのです。
- 作成:2010-12-11 (土)
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【嫉妬や羨望は損をする感情】 船井流キーワード 298 #funai365
【嫉妬や羨望は損をする感情】 船井流キーワード 298
嫉妬や羨望はまず第一に体にわる。人相をわるくし、老化を早め、健康を害する。その理由は不快な気分が体内に有害物質を生じさせるからだ。毎日、嫉妬や羨望ばかりしていると、確実に人生が狂う。本来もっている自分の長所はみな死んでしまい、欠点ばかりが目立つようになる。他人のことで自分が不愉快になり、命を縮めていたのでは勘定があわない。他人のことで自分も楽しもう。そのほうが得というものだ。
岡の解説
嫉妬や羨望は対象となる人と自分とを比較から発生します。成功者と自分を比べ自分が劣っていると認識して敗北感を味わい、嫉妬するのです。これは自分より劣っている人間に対して優越感を持つという感情にもつながり、弱者に対して横柄になり攻撃的になることにもつながるはずです。成功者に憧れ、夢を見ることはとても大切なことですが、嫉妬したり羨望のまなざしで見つめるのではなく、成功者がなぜ成功したのか、今の自分の生き方とどう違う生き方をしたのか、そこから学び、自分なりの長所を生かして自分なりの成功をどう掴むのか、過去の自分、今の自分よりも未来の自分を成長、成功させるために取り組むべきことは何なのかをつかむことが重要です。自分の未来は成功者との関係性以上に、自分の考え方と行動で決まるものなのです。
- 作成:2010-12-12 (日)
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【創造の理】 船井流キーワード 309 #funai365
【創造の理】 船井流キーワード 309
生命体は「意識」と「意志」を持つ。進化した知的な生命体は、知的意識や知的意志をもつ。高度な生命体の知的な思いは「つねに実現」する。これが創造の理であり、世の中をつくり、動かしている基本ルールである(ゴールデンルールともいう)。
岡の解説
地球上で最も進化した存在である人間には、「意識」と「意志」があります。誰かが日々の何かに問題「意識」を持ち、こうすればよくなる。ならばそうしようという「意志」をもって実現に動いてきたからこそ、今の社会と世の中があるはずです。誰かが何かを夢見て実現しようという「意志」を持ち、何かを産み出していくからこそ、世の中は進化、生成発展していっているのです。世の中はすばらしく発展し、「意識」や「意志」を強く持たずとも生き抜いていくことも可能となりました。しかし「意識」や「意志」をもたない、亡くすということは人間だけに与えられている「人間らしさ」を放棄することなのかもしれません。「人間らしさ」とは現状をなんとかなる、なんとかすると考え、強い「意志」を持ってやり遂げようとすることなのだと思います。
- 作成:2010-12-23 (木)
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【真善美】 船井流キーワード 312 #funai365
【真善美】 船井流キーワード 312
真善美とは本物ということ。真善美は最高の状態、理想の状態を表す言葉だ。本物を求めるとは、最高、最良を求めることだ。それは天の理に近づくことだ。
*船井幸雄は真善美が本物だということを尾山悦造氏(十和㈱=現㈱アスティ、フジ創業者)から教えられている。
岡の解説
船井流では本物とは単純、万能、即行性があって、副作用がほとんど無い。そのような本物は真を追求したもの、善いこととは何かを追求したこと、そして本当に美しいこととは何なのかを追及したものとなるのです。そういう物が本物であり、本物を追求すれば、自然と真善美の要素を持つようになっていくというのです。人間も真善美とは何かをアタマにいれ、本物の人間としての生き方を考えることが重要なのでしょう。世の中でスゴイといわれる人はシンプルで、自分なりの美学をもって生きているということともマッチすると思います。
- 作成:2010-12-26 (日)
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【情報化社会】 船井流キーワード 313 #funai365
【情報化社会】 船井流キーワード 313
情報化社会というのは、特定の人に限らず誰もが知りたいと思えば、その意欲と熱意に応じて、知りたいと願っている情報がいくらでも、自分のところに飛び込んでくる社会だ。
興味を持ったら、それらの情報がとびこんでくる。興味の深さと、強さ、行動力、それに実行力。自分の興味に応じて、どんなものでもいい、いくらでも入ってくるのが情報化社会のいいところだ。
岡の解説
現代は情報化社会と言われています。昔は限られた人間しか社会や会社の重要な情報は手にすることができませんでした。重要な情報・事柄を知っている、握っていることがトップや幹部の条件だったわけです。ところが重要な情報・事柄にもその気になれば誰でも比較的容易にアクセスできる時代になったわけです。つまり情報を知っているだけではトップや幹部になれない時代になったわけです。その情報・事柄から何を感じ、どう判断し、どう実行するかがいよいよ勝負になったわけです。情報化時代にはこれは良いと思ったときには即動き、対応していく力が重要といえるでしょう。
- 作成:2011-01-05 (水)
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【最終到達系はだいたい両端にある】 船井流キーワード 318 #funai365
【最終到達系はだいたい両端にある】 船井流キーワード 318
競争が激しくなってきたら、最終到達系しか存在し得ない。最終到達系というのは、どんな場合でも絶対に残る、というもので、これ以外のものは競争激化でだんだん存在できなくなる。最終到達系というのは、だいたい両端にある。真ん中がいらなくなるわけだ。中間系はいらなくなるという原則がある。流通業界ではメーカー、小売業はなくならない。卸というのは、だんだん苦しくなってくる。
岡の解説
目先のことだけにとらわれているだけでは大きな事を成すことは難しいものです。大局と時流を捕らえ、未来をダイナミックに思い描く中で、あるべき姿につながっていくように、今を生きることが重要です。そういう中で最終到達系発想とは二極化がより進み、曖昧な存在や事業が淘汰される可能性が高いことを説明しています。中間でカバー率を高めてボリュームを抑えて存在している企業は徐々に特徴を際立たせ、機能を拡大・向上させていく両端の企業に侵食され、ボリュームを失っていくことになるのです。中間は両端の特徴を際立たせ続ける企業に包み込まれていくのです。
- 作成:2011-01-10 (月)
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【ショッピングを楽しませる三つの方法】 船井流キーワード 319
【ショッピングを楽しませる三つの方法】 船井流キーワード 319
1.レジャーの一環として、ショッピングを楽しませる、東京ディズニーランド型
2.客と店の人が、とことん個人的に親しくなる(特定客商法)
3.掘り出し物がたくさんある売り場をつくる(あそこ行くと何があるかわからないから、行ってみたいという気になる。教育的効果、知的満足効果もある)
*基本的には、レジャーとショッピングというのは、なかなか一体化しない
岡の解説
小売業は決してなくなることはないはずです。しかし年々、物があふれ、さまざまな購買体験を消費者が積む中で、買い物の楽しさを提供することが難しくなっています。特に最寄品である生活必需品の買い物(バイイング)は消費者にとって楽しいものではなくなっています。生活必需品だけでなく、買回り品においてもウキウキ楽しいお買い物である(ショッピング)の提案を意識しておこなうことは重要なことなのです。そのためには買い物の場をテーマパークの要素を入れ、楽しい雰囲気と仕掛けのある場にしてしまうこと、売り手が買い手のニーズにあった仕入れ・販売の提案をすること、常に変化してお客様の期待を超えるエキサイティングな商品提案が施されていることが重要になるのです。
- 作成:2011-01-11 (火)
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【商品ではなく、客をつかんだほうが勝ち】 船井流キーワード 320 #funai365
【商品ではなく、客をつかんだほうが勝ち】 船井流キーワード 320
客を固定化して、その一人ひとりの欲しいものを、全部提供できるようになったら、商戦は勝ちだ。
岡の解説
競争がどんどん激しくなり、レベルの高い戦いになるよ、よい商品やサービスがたくさん市場に投入されます。その結果、転換点を超えると「物余り、客数不足」という状態が発生するようになります。メーカーにしても小売業・営業会社にしても商品は大事なことですが、商品を目先、目先の視点で売って利益を確保しているだけではジリ貧になっていきます。まず自からだと何でも買ってくれるような密着度が高く濃密な関係のお客様をつうり、そのお客様にワンストップでいろいろな商品、サービス、情報を提供していくという視点が重要なのです。つまるところ、ビジネスは良いお客様をつかまえなければ始まらないのです。
- 作成:2011-01-11 (火)
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【「自由」の時代は経済力が国をひっぱる】 船井流キーワード 323 #funai365
【「自由」の時代は経済力が国をひっぱる】 船井流キーワード 323
政治力は規制のシンボルみたいなものだ。経済力は自由のシンボル。民度が高いところでは、経済のほうが政治よりも自由であり、人間性にかなう。結局のところ、政治力というのは自由を抑制するのだ。経済力がどんどん強くなってくると、規制緩和というのは非常に増えてくる。
岡の解説
民度が低い古い時代には優れたリーダーの政治的主導で経済は花開いたのかもしれませんが、民度が高くなると人々は各自が創意工夫してビジネスを展開するようになり経済が活性化します。その時点になると政治的配慮で制定された古い時代の規制は時代遅れのものとなりますので、それらは緩和、撤廃していくべきものとなるのだと思います。自由な国ほど更なる経済の活性化にむけて政治が引っ張られ利用されていきます。元気な経済があっての国は繁栄し、国民は豊かになるのです。経済あっての政治の世界だということを忘れてはいけないのだと思います。これは国だけではなく企業でも同様のはずです。アイデアがあってもなかなか動けない。チャレンジしようとしても規制がかかったり、根回しが必要になる。トップが保守的になり守りに入る。そのような状態は変えていかねばなりません。企業においても余計なルールや規則を緩和し、社員が自由に物事に取り組める体質作りを行わなければならないのです。
- 作成:2011-01-14 (金)
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【自由というトレンド】 船井流キーワード 325 #funai365
【自由というトレンド】 船井流キーワード 325
自由になるということは、具体的には、規制が緩和されるということだ。人間にとって一番大事なのは、自由である。自由を勝ち取るためには、自分の生命、死をも超越するぐらいだ。世の中の風潮自体が自由になりつつある、大きな世界のトレンドである。
岡の解説
人間は一人一人、自分らしく生き、自分自身の自己実現をいつかは図りたいと考えているものです。人に制約されるよりも良心や正義に反しない範囲で、自分が正しいと考えることに取り組んで動くべきなのだと思います。政治も世の中の仕組みも企業の運営も、提供する商品も、より人間に自由を与えたり、自由を感じさせたりすることが大切なのでしょう。同様に衣料品、食品、住関連、サービス。素材、デザインもすべての開発の原点、コンセプトもより「自由」を表現していくものがトレンドとなっていく可能性が高いのではないでしょうか。
- 作成:2011-01-16 (日)
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【自由、競争、自主的な参加】 船井流キーワード 330
【自由、競争、自主的な参加】 船井流キーワード 330
人間にとって自由、競争、自主的な参加などは、効率の基本である。また生きがいの基本である。これらを否定すれば、アタマでは納得しても、人は心から行動をおこさない。
岡の解説
効率を良くするためにチェックする指標を策定し、その改善に努めることは重要なことなのです。ただしその効率を良くする行動を強制したり、納得しない状況で作り出そうということには無理が出るものです。効率化を目指すためには人間の本能や人間らしさを否定せずに取り組むことが重要なことなのです。自分が正しいと思うことに取り組むのが自由であることのすばらしさ、自主的に行うことの楽しさ、共に高みを目指す友やライバルがいることの励みなどは人間らしさの本質なのだと思います。より人間らしく生きること。人として正しいと思えることへ挑戦している自信。それが生きがいとなっていくのだと思います。機械的な進め方での効率化は可能な限り避けるべきなのでしょう。
- 作成:2011-01-21 (金)
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【情報化時代】 船井流キーワード 331
【情報化時代】 船井流キーワード 331
情報化時代は情報の価値が低くなるということである。コンピューターは、あらゆる情報を簡単に整理し提供してくれる。普通の情報というのは流通手段が発達すると価値が低下するし、情報の加工や蓄積ノウハウも金銭価値を持たなくなってしまうものである。
岡の解説
情報化時代になると、これまでは限られた人間だけが保持して活用できていた情報が、誰でも何処でもいつでも簡単に使えるようになってくる。情報化時代は都会も田舎も、そして先進国も発展途上国にも、上司にも部下にも同種の情報が入りやすくなってきます。○○時代というのは○○が価値を持つようになると考えがちですが、特別なもの以外は価値が相対的に下がってしまうということに注意したいものです。情報化時代には大量の情報の量を押さえ、その大量情報から新しい価値を生み出さない限り、普通の情報では勝負できない、優位性をもてないということなでしょう。
- 作成:2011-01-22 (土)
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【成功パターンを身につけている経営者】 船井流キーワード 333 #funai365
【成功パターンを身につけている経営者】 船井流キーワード 333
1)積極的であり、よいと思うことはすぐ実行する
2)人に物をあげるのが好きである。人から嫌われない
3)すなおであって、どんなことでも否定しない。そのうえよく勉強する
4)マスコミ利用がうまい
5)強運の友人が多いし、楽天的である
6)位相差ノウハウと、だれもが納得する哲学を持っている
7)大きなロマンを持ち、負けん気が強い
8)あけっ放しであり、インテリ的でない
いうなれば、失敗しても失敗と感じず、たえず成功のためのプラスシナリオを書きつづけられる人たちといえよう。
岡の解説
組織をつくり拡大しながら事業を大きくし成功させている経営者は、ビジネス自体が人と人との関係づくりが要諦となっているから一般的な人よりも顧客と従業員である多くの人を引き付ける名人であると言えます。人との関係作りが成功パターンともなっており、まさに人に対する高い影響力、プラスの影響力を持っている人の発想と行動のパターンこそが成功を引き出しているといえるのだと思います。それは人の力を信じ、他人を愛する大きな力をもっている人こそが成功を実現するのだと思います。
- 作成:2011-01-24 (月)
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【戦略が正しければ、戦術、戦闘も正しくなる】 船井流キーワード 337
【戦略が正しければ、戦術、戦闘も正しくなる】 船井流キーワード 337
戦略が正しい以上、戦術、戦闘については、まず心配は不要。正しい戦略のところには、人材、商品、客が集まり、戦術、戦闘も強化される。逆に戦略がまちがったり、劣ったりすると戦術、戦闘が、いかに優れていてもやがて、それも二流のものになる。
岡の解説
戦術、戦闘の上位方針が戦略です。つまり戦術、戦闘は戦略に従わざるを得ないわけです。だからこそ、日々の業績を追う戦術、戦闘もその上に、正しい戦略がどうしても必要となるわけです。戦略さえ正しければ、最初に間違っていた戦術、戦闘もやがて軌道修正されていくわけです。逆に戦略を間違えれば、正しかった戦術、戦闘も道を踏み外しだすわけです。こう考えると戦略的意思決定を行う経営層、特にトップリーダーが正しい戦略決定を行うことがいかに大切かがわかります。そして正しい戦略の意志決定を行うためには歴史を学び、筋の通った哲学を身につけ、理念ある行動を常日ごろからとっておかねばならないのです。
- 作成:2011-01-28 (金)
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【最先端技術】 船井流キーワード 338 #funai365
【最先端技術】 船井流キーワード 338
最先端技術には、企業が潰れない以上、とりくんだ方が勝ちだ。「企業をつぶれないようにしておいて、最先端のものにとりくもう。できることなら、他人がなるほどと思ってやりはじめる十年くらい前からはじめてみよう。企業をつぶれないようにしておいて、自分の体質にあうことで、世のため人のためになることに、どんどんとり組もう。なんでも、やってみよう。
岡の解説
常に世の中は生成発展して進化していきます。その過程で技術革新が自然に起こってきます。技術的革新はベンチャー的な要素を多分に含みますので、当然すべてが最終到達系のモノとして完成されたものとはなりません。つまり何割かはまだまだ実用化には早いでしょうし、正しい技術となりえていないかもしれません。また成功確率が極めて低く使い物とならないのかもしれないのです。しかし企業経営は現時点で成功率が高いものばかりに取り組んでいても保守的になりすぎ、成長速度が低下していきます。将来の事業の中心となりえる可能性を持つ技術や分野には積極的なチャレンジを行うことが重要なのです。その取り組みは失敗しても経営に決定的な打撃を与えない範囲で取り組む必要があることは忘れてはなりません。
- 作成:2011-01-29 (土)
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【将来像】 船井流キーワード 340 #funai365
【将来像】 船井流キーワード 340
将来像を想定したり、大きな夢、野心を持つと、それが人間をかりたてがんばらせもする。想念が、それを実現させてくれるのだ。気をつけなければならないことは、えがく想念や将来像が悪いものであってはいけないということだ。体質に合うもの、自分が好きになれるものにしぼって将来像や夢をもってほしい。
岡の解説
人間は、人生をより計画的に生きていくほうがよいのです。そのためには、自分が時間をかけてでも挑戦したい大きな夢や野心を持つことが大切です。その夢を実現するために今日、明日何に取り組むかを決めていくわけです。夢や野心がないと日々がんばっていきていても、事を成すことはできないかもしれません。そして夢にむかって継続して取り組んでいくことはできれば自分が好きなことの方が良いはずです。好きなことなら挫折せずに続けられるからです。いくら大きな夢であっても嫌いなことだと夢の実現のための具体的な行動が頓挫してしまうかもしれません。逆を言えば嫌いなことで夢に向かって努力する場合、嫌いなことをまず好きになるということが成功の早道なのかもしれません。
- 作成:2011-01-31 (月)
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【最善性】 船井流キーワード 343 #funai365
【最善性】 船井流キーワード 343
環境条件が許せば、できるだけ大枠で最善性を考えるのが正しい。自分のためだけの最善より、自分と仲間のための最善の方が大枠だし、自分と仲間と敵のための最善を考えたら、もう万全である。
岡の解説
力をつけ最善=ベストを考え、今という瞬間をベストに過ごす、乗り切る生き方を人はしたいものです。その時の考え方は、部分最適より全体最適、現在最適より将来最適、自分最適より全員最適である方がすばらしいことに間違いはありません。そう考えるとここでいうように敵をも許し、彼らの最適=ベストまで考えるレベルまで力をつけること人間は挑戦しなければならないということなのです。多くの場合の最善は自分にとっての最善だけを考えているケースが多いはずですので、意識して実践する努力をしなければならないテーマだと思います。
- 作成:2011-02-03 (木)
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【戦略の基本】 船井流キーワード 347 #funai365
【戦略の基本】 船井流キーワード 347
戦略の基本は、やりやすきものからやり、勝ちやすきところから勝つことである。しかし、やりにくきもの、勝ちがたきものを征して、その戦略は、はじめて完結する。
岡の解説
戦いに打ち勝つためには、まず最初に勝てる相手を見つけ、勝てる勝負を挑むことが重要です。大きな志があったとしても最初から強力、巨大な相手に勝つことは難しいものだからです。勝ちやすきところから初めて勝ち続け、経験と力を身につけ、自分自身が戦う相手と立ち並ぶ状態になった時に、強力、巨大な相手に戦いを挑むことが重要なのです。これがシェアの原理、競争の原理から見て当たり前の戦い方なのです。日本人は判官びいきやが大好きですし、神風神話、弱者の大逆転物語などが大好きですが、戦略の正攻法は手堅いことからスタートするものでなければならないわけです。そして徐々に難しいことを解決、制覇していくべきなのです。
- 作成:2011-02-06 (日)
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【精神支柱原則】 船井流キーワード 348 #funai365
【精神支柱原則】 船井流キーワード 348
われわれ人間には、どんな場合でも精神的な支柱が必要である。苦しい時はもちろん、躍動期においても、何らかの精神的支柱がなければ、人間は自信のある行動をとることができないものなのである。
岡の解説
西欧では精神的な支柱として宗教が大きく存在しますが、日本ではそういう部分が少ないので、宗教に変わり、自分が拠り所と出来る哲学や主義が重要となるはずです。常に理念を持ち正しい価値基準にそって行動することが重要なことだと思います。
- 作成:2011-02-07 (月)
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【社員にとって、意欲をもって働ける条件】 船井流キーワード 349 #funai365
【社員にとって、意欲をもって働ける条件】 船井流キーワード 349
企業内で人間が働く場合、社員にとって、意欲をもって働ける条件というものが、かならずいくつかあるはずである。
1.トップの社員への信頼
2.会社の知名度(ブランド)
3.会社への信頼
この三つのうちのどれもがないと、社員は意欲をもって働けない。三つ全部そろっていれば、もちろんそれにこしたことはない。
岡の解説
会社は社員が一体感をもって働き、仕事に集中できないと大きな成果を生み出すことはできません。その一体感を生み出す根本が、トップの社員への信頼、社員の会社への信頼です。つまり経営者と社員がお互いに信頼していないとなかなか戦略も現場に落ちないし、実行力も鈍るということです。さらに自信をもって働くためには会社の知名度が重要になるのです。会社の知名度がないと販売においても商品にしても実力以前に厳しい評価となりがちです。つまり二流以下の評価になりがちであるため、社員はよほどの覚悟を持たないと自信をもって働くことができないのです。だからこそ、少しずつ少しずつ会社の知名度と評価を高めるように会社全体で取り組むことが重要なのです。会社の知名度や評価は自然に高まることは少ないものです。経営者と社員が知名度アップ、評価アップを意識し日々取り組むことでそれらは向上していくのです。さらに力をあわせて戦略的な向上にも取り組んでいくべきでしょう。それがさらに意欲的に働ける環境を作り出していくのです。
- 作成:2011-02-08 (火)
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【正攻法の原点】 船井流キーワード 353 #funai365
【正攻法の原点】 船井流キーワード 353
それは、枝葉末節でなくて、根幹に迫ることである。根幹に迫るためには、物事や現象を、的確に把握しなければならない。正しい予測を行わなければならない。その場主義とか現象面のミクロ的把握では、枝葉末節に迫ることができても、それによってかえって百年の計を誤る可能性が多い。もっとも大事なことは、客観性であろう。
岡の解説
船井流では奇襲法を良しとはしていない。なぜなら奇襲は仮に勝利を収めたとしても次に成功するとは限らない。奇襲法は味をしめて何度もやることではないのです。運よく成功したとしても味をしめてはならないわけです。これは運を大切にする船井流の考え方と相違するようにも見えますがそうではありません。なぜなら船井流は運を大切にし、チャンス=運が目の前にやってきたときに間違いなく掴めるように万全の準備をし、力をつけておこうという考え方です。正しく状況を把握し、客観的に考えあるべき姿に同等と立ち向かう力をつけること、それこそが正攻法の原点であり、基本の学習法、生き方でもあるわけです。
- 作成:2011-02-12 (土)
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【正攻法時代の生き方】 船井流キーワード 364 #funai365
【正攻法時代の生き方】 船井流キーワード 364
正攻法時代の行き方は「10の力で3のことをやる」のが常道である。しかし、弱者が強者となるためには時には「3の力で10のことに挑戦しなければならない」のである。この「時には」は、なるべく少ないほうがよい。できれば、生涯に一度の「時には」で強者になってしまうのが、もっとも望ましいのである。
岡の解説
船井流では奇襲法に憧れ、酔いしれるのではなく、原則的には正攻法で生きることを目指すべきであると考えます。そして正攻法の生き方、攻め方の基本は包み込みであり、計画的に準備を行い、力をつけて相手を包み込んでしまえば、争いによって自らを傷つけることなく百戦百勝となると考えるのです。しかし包み込むには力をつけなければなりません。ある一定の力をつけるまで、弱者の状態の時には一世一代の勝負をかける必要もあるということなのです。しかしそのような大勝負は一生に一度程度で済ますのが良い。そういうリスクはできるだけ追わない方がよいと考えるべきだということなのです。
- 作成:2011-02-25 (金)
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