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酒井法子事件とそごう心斎橋店閉店

先日来、酒井法子の覚せい剤事件がマスメディアをにぎわせています。
元清純派アイドルの衝撃の事件ですから関心とともに視聴率も高いようです。

まあ、経営コンサルタントの仕事には直接関係ないと思っていたのですが、直接的に影響が出ました。

と言いますのは8月の31日で心斎橋のそごうが閉店したのです。そして9月3日には梅田の阪急百貨店が立替工事が第一期完成してオープンとなるわけです。そういう中で読売テレビさんから取材があって岡が大阪地区の百貨店戦争に関してコメントをしたわけです。

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収録したものの、前代未聞の夏の衆議院選挙などで放送が延延となり、もともと8月28日夕方に放送の予定だったのですが、当日、酒井法子関係の事件で生中継が起こり、ドタキャンで放送延期になったわけです。

結局、一昨日の9月3日に放送になったのですが、思い出深い事件となりました。

放送は読売テレビ『かんさい情報ネットten!』(毎週月曜から金曜午後4時48分~、近畿2府4県放送)でした。

何度目かのテレビ出演でしたが毎回、放送局の方々の仕事の大変さがよくわかります。質の高い放送を作るためには企画と地道な準備が必要なのです。毎日、毎日の切れ目のない放送番組づくりは熾烈ですね。

しかし最近、百貨店や流通関係の取材がかなり多いです。誰しもがこれからの変化が見えない状態になっているのだと思います。船井流コンサルタントとしては原理原則と時流を両方見渡し、方向感ある仕事をしていきたいと思います。

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しかし、そごう心斎橋店の弊店日に同店を視察に行きましたが、わずか4年で閉店の百貨店というのはどう考えても戦略を間違えたという結論を出さざるを得ません。それがミレニアム・リテイリング・グループのポジションの変化の結果とはいえ、時代の波の中で漂わざるをえなかった同店の閉店は旧のそごう心斎橋店の実態をよく知るコンサルタントとしては複雑な気持ちでした。旧店は閉店前に中途半端に若者志向に走り、新店は極端に成熟化した年配層志向に走りという結果でした。そして中途半端に大丸と競合。まあ、不利な状況の中での悪戦苦闘の結果が閉店となったわけです。もっと心斎橋の町と一体化した面的志向の店作りに入っていけたらよかったのですが、それは今度は大丸さんが負う宿命なのだと思います。

  • 作成:2009-09-04 (金) - 岡 聡コンサルタントブログ
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