船井総合研究所が創立40周年記念事業として本年2月に開催した第1回船井総研グレートカンパニーアワードの女性活性化賞を受賞された私のクライアントである三日月百子さんの受賞後の動向をご報告させていただきたいと思います。
三日月百子さんは「月曜日から日曜日まで毎日300円で女の子が楽しめるお店」というコンセプトをそのまま会社名にした会社です。300円の「三」「百」、女の子の「子」、月曜日の「月」、日曜日の「日」を人の名のように並べ替えてつけられた社名を持っています。その発想は創業者である物河社長がマツモトキヨシという人の名前のついた会社を創ってやろうと発想したことがもとになっているという社名からもユニークな会社です。
この会社の凄いところは約30億円の売上を女性比率98%で運営していること。男性は社長まで含めてたった5名です。発想から運営まで人を信じ、人に奉仕する物河社長らしい企業作りが進んでいます。そういう部分に共鳴し、自信をもって推薦したオンリーワンをたくさんもった会社なのですが、この会社がグレートカンパニーアワードを受賞してからが凄いのです。
グレートカンパニーアワード受賞の記事は下記から閲覧できます。
http://www.funaisoken.co.jp/site/column/column_1275288657_0.html
先日、6月1日にテレビ東京さんが興味を持たれて、特集コーナーで紹介してくださいました。その模様は動画でテレビ東京さんのサイトの下記のサイトで閲覧できます。
http://www.tv-tokyo.co.jp/nms/shincyouryu/post_685.html
http://www.tv-tokyo.co.jp/nms/plus/
また船井総合研究所の経営戦略セミナーでのアワード受賞式であったことから、船井幸雄グループの船井メディアさんの雑誌の7月号にも特集記事として紹介される予定です。
世の中、不景気で小売業も成熟化し構造不況業種的に新味がない業界として語られることが多い中で、99年京都での1号店出店からわずか11年で全国に67店舗を展開するまでになった三日月百子さんの成長ストーリーと25歳の女性が幹部として働くイキイキワクワクの会社作りが不可能ではないという事実を目の当りにすると、日本人の自信の喪失が余計に世の中を不景気にしているということ、私がよくお話しする「不景気はリーダーの頭で創られる」ということが実感できるのです。これは逆を言えば「好景気はリーダーが頭の中で考えて、独自のビジネスモデルを創れば、やってくるものだ」ということなのです。
独自のユニークなビジネスモデルはやはり、メディアやお客様からも強く支持され興味を持ってとりあげられます。今後もどんどんと露出が続く会社のはずですので、話題の大きさに負けない企業作りをしようと幹部の方々とも話し合っています。
狭いようで日本にはまだまだ元気でユニークな会社が存在します。そういったユニークな会社に光りを当て、強みを引き出しグレートカンパニー創りのお手伝いをしていく・・・。そういう存在にわれわれ船井総研の立ち位置を確立していきたいと、日々思っています。
なおフナイトップリーダークラブ2010年6月例会で三日月百子の物河昭社長の初講演があります。岡も同行しますので、興味のある方はお申し込みをどうぞ!
2010/06/29 13:00~17:00
『ワクワクをコンセプトにお店を創る』
大阪府 梅田スカイビル タワーイースト36階
http://www.funaisoken.co.jp/site/seminar/semina_1272348659_3.html
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