(震災のためアップが遅れました)2011.2.15分
今年は久しぶりに平日がバレンタインデーとなったため、その商戦も華やかに終了したようです。バレンタイン当日が休日だと、義理チョコなどの需要も大幅ダウンするようです。今年は百貨店や洋菓子店は一安心といったところでしょうか。
ご存知のようにバレンタインデーは欧米では、男女問わず、恋人や親しいヒトに花、ケーキ、カードなどの贈り物をする日なのですが、日本では諸説ありますが、神戸のモロゾフ、東京のメリーチョコレートなどがチョコレートを愛情の証として贈ろうという販促を始めたことが起源と言われています。最近ではお返しのホワイトデーなども定着したうえ、日本発祥の一大イベントが韓国でも実施されるようになってきています。バレンタインを商機として新しい需要の創造に挑戦しているわけです。
バレンタインデーの取り組みで本年、注目すべき取り組みが初めて行われました。それはフラワー業界が、FVT(フラワーバレンタイン)という企画です。
http://www.flower-valentine.com/
女性に限らず、男性も愛するヒトに花を贈ろうという提案です。ホームページだけでなく映画館、各種メディアでも積極的に告知して取り組みがありました。
ブログでも大阪阪急梅田駅構内のフェニックスさんでの取り組みを紹介していますのでご覧ください。
http://oka.secret.jp/2011/02/post_147.html
現在のにぎやかなクリスマスのイメージもコカコーラ社が、真っ赤なサンタの絵の描いた各種ノベルティを作って配布したことが普及のきっかけとなっているわけですからフラワーバレンタインも何年後かには国内マーケットに定着しているかもしれません。いずれにせよ物が売れない時代というだけで縮こまっているだけでなく、業界でまとまって需要創造に取り組む姿勢は大いに評価すべきものではないかと思います。
お客様が納得し、乗っても良いなという企画であれば、物は売れ始めます。来年以降、フラワー業界のFVT(フラワーバレンタイン)企画がどう育つか楽しみにしたいものです
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