【取引先を喜ばせて儲ける】 船井流キーワード 63
商売では取引先をいじめて儲けようとするところがある。その方が楽だからだ。しかし2~3割の方は取引先を儲けさせないといけないという発想で経営されている。卸売業において無理を言われないようにするためには、売り先に対して完全に主体性をもっていないといけない。そのためには問屋のトップと小売業のトップの付き合いが必要だ。
岡の解説
売り手と買い手は利害関係にあります。製品、商品の競争が激しくなると価格はマーケットが決めることになり、自然と最終販売価格はある一定の範囲で決まっていくことになります。そして川下の販売価格の中で生み出される利益を川中、川上と分け合う形となります。メーカーと卸売り業者、小売業がサプライチェーンの中で利益を分け合うことになるわけです。誰かが儲ければ誰かの儲けは減るという構図なのです。ところがオンリーワンの魅力ある商品づくりなどに取り組むことができればお互いに儲かる構図の中で利益を分け合うことを実現することも可能なのです。厳しい時代だからこそトップは仕入先、販売先とともにどうすればお互いにWIN-WINで儲かる形を作ることができるか考え、話し合うことが重要だと思います。
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