【二つの攻撃原則 2】 船井流キーワード 203
第二の原則
1)自分の力が10で相手の力が3以下→相手を真正面からたたく
2)自分の力が3で相手の力が10以上→弱者の成功法を用いる
1)の場合はそのまま真正面からたたけばいいわけだが、2)の場合はそうはいかない。そこで、できるだけ相手の力を分散させ、その分散させた一点において自分と相手との力関係を10対3にもっていき、集中攻撃をかける。これは弱者の成功法だといってもいい。
岡の解説
戦う時に基本的に重要なのは自分の戦力をまず知るということです。ランチェスターの理論がとても有名ですが、圧倒的な勝利を得ようとするならば3倍以上の戦力差をつければ、自分たちの軍も損害が少なくなりますし勝利がほぼ掌中に入ることになります。3倍の戦力差以上で徹底的に攻撃をかけることが重要なのです。逆の場合はいわゆるゲリラ戦法をとらなければなりません。敵の予想を覆し、その局地戦において自分たちが3倍の戦力で攻め込むことが重要なのです。勝てる部分に戦力を集中させ分断した敵を攻めるわけです。戦争だけでなく大企業に対して中小企業が何をしなければならないかが明確にわかります。そうはわかっていても中小企業が限られた戦力をある部分に集中的に投入するには勇気が必要です。そしてもっと必要なのはそういう判断ができる優秀なトップを擁しているということなのです
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