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2010年10月

【「伝えたこと」ではなく「伝わったこと」】 船井流キーワード 228 #funai365

【「伝えたこと」ではなく「伝わったこと」】 船井流キーワード 228

「伝えた(つもりの)側の思いではなく、相手の心に届いたものがすべて。「自分はそんなつもりでなかったのに」と言い訳したところで、それは伝えた側の責任。

岡の解説
世の中はコミュニケーションでなりたっています。話をしたつもりでも、「知らなかった」「自分には関係ない話だと思っていた」「そういう意味とはわからなかった」などという状況になるのは珍しいことではないのです。ですから大切な話は一度話した、一度伝えたからOKということではなく、意味が伝わったかどうかを確認することも重要です。例えば部下に伝えたことを本人に、再度確認のために話をさせてみるのも効果的です。そして何より大切なことは言葉の”本当の意味”が伝わったか、気持ちが伝わったかどうかが重要なことなのです。

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【貸し勘定で生きる】 船井流キーワード 229 #funai365

【貸し勘定で生きる】 船井流キーワード 229

常に貸しをつくる心構えで人と接すること。常に借り勘定でなく貸し勘定で生きる、これは重要だ。

岡の解説
小さな了見で損得を考えることは正しいことではありません。先輩やお客様から何かを頼まれても、それは仕事や契約とは直接関係無いということで断ったり、逃げたりすることは、長い目で見れば損をすることが多いものです。なぜなら給料は普通、自分の給料以上貢献した時に昇給すると考えるのが実力主義の世界ではもっとも合理的だからです。相手から奪うよりも与えること、ギブアンドギブがテイクアンドテイクよりも自分を豊かにし成功に近づけるコツなのです。ですから、日々、できるだけ世の中や相手に貸しを作ること、そういう考え方が嫌ならば、せめてできるだけ借りを作らないことを意識して生きたいものです。

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【自分の味方を増やす】 船井流キーワード 230 #funai365

【自分の味方を増やす】 船井流キーワード 230

どんな仕事もたくさんの人の支えがあって成り立つものなのですから、「○○さんの頼みなら」と一肌脱いでくれる味方が一人でも多くいた方が、目指すゴールに早く辿り着ける。そのためには、自分の仕事に誠実に取り組み、周囲の人たちを大切にし、温かい人間関係を作ることだ。

岡の解説
人は世の中を一人では生きてはいけない。支援されたり応援されることによって生きている、生かされているものなのです。応援者は借り勘定が多い人間では増やしていくのは難しいものです。逆にズルイ奴だという評価をされるとできるだけ応援したくないということになってしまいます。逆に貸し勘定が多いほうが応援を受けやすくなるわけですが、目に見える貸し借りがない場合でも、ファンが多かったり、好感を持たれている人間の方が応援を受けやすくなるはずです。また自分の味方を増やすためには普段の立ち振る舞いやマナー、ある程度以上の付き合いにより、自分の考え方をわかってもらえているかどうかが重要になるはずです。

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【客シコウ】 船井流キーワード 231

【客シコウ】 船井流キーワード 231

お客様との関係が密になればなるほど、商品やサービスを提供する側の力量も問われるようになる。
1)客指向 お客様に向き合い、その意を汲み取ろうとすること。
2)客志向 お客様の立場になって考える視点を持つこと。
3)客思考 お客様のイメージ通りのサービスが提供できること。
4)客嗜好 徹底的にお客様の好み(嗜好)に合わせること。

岡の解説
お客様との関係を深め、密とすることがビジネスの成功の基本です。そのためには客シコウしなければなりません。売り手の発想ではなく、ビジネスそのものをお客様の顕在的または潜在的なニーズやウォンツによりダイレクトに対応させていく必要があります。特に競争が厳しくなっている業種・業界においてはよりお客様シコウできる企業が優位に立ち、勝ち残っていくと考えられます。これからは日本、そしてアジアや世界をターゲットにし、それらのターゲットのお客様シコウを徹底し、お客様の目と発想でビジネスを見つめ続けることを意識していかなければなりません。

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【何のために働くのか】 船井流キーワード 232 #funai365

【何のために働くのか】 船井流キーワード 232

人生で一番、何を大切に思うか、まさに仕事感はそのまま人生観になる。一番幸せなのは、自分の仕事が楽しく、日々やりがいを感じながら生きること。しかし「今の自分は天職だ」と言い切れる人は、世の中でも少数派である。

岡の解説
人生において人間は1/3程度は寝ています。そしておきている時間の半分以上、多い人は7割、8割は仕事をしています。その仕事にあたっている時間を幸せだと感じれば、人生の大半は幸せと感じて生きていくことができます。だからこそ、天職だという仕事を早く見つけることが大切なのです。しかし気をつけないといけないことは世の中に”天職ですよ”と表示された絶対的な仕事があるのではないのです。それは「これが天職だ」と早く感じることが重要なのです。天職とは1)仕事をしていて苦しいとは思わない、2)喜んでくれる人が存在することが理解できる、3)仕事への誇りや自分自身のプライドが保てる、4)自分の幸せ感なりの評価、賃金がいただける、4)仕事が趣味のような感覚になっている、5)できれば長く続けたいと思える というようなことが条件となるでしょう。

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【深い思考】 船井流キーワード 233 #funai365

【深い思考】 船井流キーワード 233

深く考えるためには思考開始後二時間以上経たないと、頭がフル回転しない。一つのことを二時間以上ずっと考えるのは大変なことだ。しかし、この大変さを越えるからこそ、能力(脳力)は伸びるのだ。

岡の解説
物事を考えたり、やってみたりする時、何度やっても全然できないことが、ある瞬間から簡単にできるようになったり、わかるようになったりすることがあります。例えば自転車に乗ることなどもそうです。ある点まで蓄積した何かが大きなブレークスルーを生み出すのでしょう。大概の人間は最初の部分であきらめてしまいます。まず続かないのです。それを乗り越えれば新しい世界が開くことが分っていてもできないものなのです。ここで言う二時間は集中して考える二時間です。自分自身の心に問いかけ、意味を考えれば見えてくる答えがあるわけです。ですから、そういう瞬間をモノにするためには物理的に集中して考える環境と時間を確保しなければならないということも言えるでしょう。昨今の情報化社会、メディアの発達、社会のスピード化は集中して深く考える時間を奪いやすいので注意も必要でしょう。

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【準備を続ける】 船井流キーワード 234 #funai365

【準備を続ける】 船井流キーワード 234

その時は思わぬタイミングでやってくる。不意の機会を逃さぬように、いつでも対応できるよう準備をして備えることだ。いざという時必ずやってくる。

岡の解説
チャンスがきた時に普通、捕まえられる人と捕まえられない人とにわかれます。捕まえられない人は、1)チャンスをチャンスと思っていないため見過ごす。2)チャンスが来たことを理解していてもそもそも対応能力がない。3)チャンスが来たことを理解していて対応能力はあるものの準備が間に合わず見過ごさざるをえない というような形となっているはずです。いつか来るいざ鎌倉の日のために準備を整える癖付けをすることはとても重要です。逆を言えば、努力してコツコツと準備をしている人間にはチャンス=幸運 もやってくるが、努力してコツコツと準備をしていない人間にはチャンス=幸運 もほとんどやってこないと言えるということです。つまり幸運・ラッキーは努力しているからこそ訪れるものだと理解するのが良いはずです。

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【一流の人ほど腰が低い】 船井流キーワード 235 #funai365

【一流の人ほど腰が低い】 船井流キーワード 235

感謝の気持ちの大切さを知る人ほど、成功に近い人。

岡の解説
世の中は自分一人だけでは生きてはいけません。多くの人が応援し、力を貸してくれたからこそ成功したのだと感謝しなければならないのです。昇進も昇格も抜擢人事も誰かが認めてくれたからそういうことが起こるのです。周辺にそういう人がいなくても商売で売り上げをあげるためにはお客様が必要です。お客様は商品やサービスが必要であったからこそ購入してくれたわけですが、それは売り手を信用し応援してくれたとも言えるのです。多くの人のお陰を知り、たくさん感謝できる環境を作っていくことが大切です。玉子と鶏の関係と同じように感謝するからお客様のお陰がさらに発生し成功し、成功はお客様のお陰であると知っているからこそ感謝できるという幸せな好循環が生まれてくるはずなのです。また腰を低いことを責める人は少ないはずですが横柄で傲慢な態度は批判されることが多くなります。腰が低くして損なことは一つもないはずなのです。

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【時間を守る】 船井流キーワード 236 #funai365

【時間を守る】 船井流キーワード 236

生まれた環境や能力が違うのはどうしようもないこと。しかし時間だけは平等。時間に対する姿勢がその人の生き様や人となりを示す。

岡の解説
時間を守ると言うことは納期の約束を守るということです。約束を守りきるには5分前の精神で早め早めに場所に到着したり、完成・引き渡ししなければなりません。納期を守るためには納期から逆算しスケジュールを決めて作業の段取りを組みます。その時には物事の優先準備を決めなければなりません。それらの能力を持つ、意識を持つと言うことはとても重要なことです。時間を守る人は時間を守らない人よりも組織的、社会的に信用が高くなることは間違いない。一生懸命やりすぎて時間を守れない人がいる。ゴールに間に合わなければ全てが無になるどころか信用を失うことになります。内容が悪くても信用が失われることは少ないものです。チャンスがあれば再チャレンジもできます。しかし約束を破れば信用は完全に無くなります。そういう部分にも注意したいものです。

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【一度口を出た言葉は取り戻せない】 船井流キーワード 237 #funa365

【一度口を出た言葉は取り戻せない】 船井流キーワード 237

世の人は、食べ物などの口に入れるものの良し悪しは気にかけるのに、口から出るものについては驚くほど鈍感だ。人の口から出るものの方が、体に悪いことが多いのではないか。

岡の解説
言葉にはエネルギーがあります。そのエネルギーには正のエネルギーと負のエネルギーがあるはずです。正のエネルギーは他人を元気にし励ましますが、負のエネルギーは他人を悩ませ、やる気を奪います。また政治家などの発言を見てもつい口に出してしまった言葉が政治生命の命取りとなるようなことも多くあります。つい口から出た言葉で人間性や人格を判定されることにもなります。口から出す言葉は出す前にその意味をよく考えることが重要です。もちろん正のエネルギーを持つ言葉を多く口に出すことを意識することも重要でしょう。

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【すべての人から学ぶ】 船井流キーワード 238 #funai365

【すべての人から学ぶ】 船井流キーワード 238

人間は、環境に影響される生き物だ。あらゆる人から学ぶ姿勢は大切だが、どんな人から学ぶかを見極めるのは、自分の力量が問われることでもある。

岡の解説
人は見たこと(読んだこと)、聞いたこと(教えてもらったこと)から多くの事を学びます。書籍を読んだり、先生から教えてもらったりして能動的に学ぶだけでなく、普段の生活の中で自分の周囲にいる人から受動的に、自然に学ぶ部分もとても大きなものがあります。無意識に周囲の人の立ち振る舞いや考え方に影響され何が正しいか、何が美しいのか、何が世の中のためになるのかを知っていくわけです。だからこそ大人になるまでの親の躾や教えがとても大きなものなのです。社会に出て会社に入れば、その会社の社風、理念、働く人たちの価値観と仕事の仕方がとても大きな影響を与えます。ですから、お互いに褒めあい、学び合うことが多い環境を作ることはとても大切なことです。その中でも意識して高いレベルの学びがある人と付き合うかどうかは自分が決めることなのです。お得意先や友人でもそれは同じことです。

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【”さん付け”で呼ぶ】 船井流キーワード 239 #funai365

【”さん付け”で呼ぶ】 船井流キーワード 239

年齢、入社年次によってわざわざ呼びわけていたら煩雑だし、後輩が上司になることも珍しくない。その都度、呼称を変える方が不自然だし、全員、”さん付け”と決めておけば、立場や役割が変わったとしてもいちいち悩まなくて済む。しかし、「長幼の序」という言葉があるように、年長者は敬いたい。

岡の解説
全ての会社ができるわけではないでしょうが”さん付け”で呼び合える会社の環境は素晴らしいと思います。実力主義の世の中や、グローバル化が進む世の中では男性の社員に女性の上司や、後輩や外人が上司に、というようなことも珍しいことでは無くなって来ています。人事や評価は働く人のモチベーションに影響を与えます。その中で資格・呼称も微妙に影響を与えるのです。仕事を行う組織にはリーダーが必要です。そのリーダーシップを持つもの、組織の進むべき道を定める意思決定をしメンバーを支援し引っ張る力には後輩も先輩もあまり関係ないことが多いのです。”さん付け”で呼び合っても先輩や年長者を敬ったり気にかけることは人間として自然なことです。”さん付け”を実践してみるとそういう秩序は本来は”さん付け”運動とは別物だということもわかります。

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【夢はばらまけ】 船井流キーワード 240 #funai365

【夢はばらまけ】 船井流キーワード 240

自分の夢や願望は、なるべく多くの人に伝えよう。どんな些細なことでもいい、叶えたい願望は口に出し、ばらまくことが実現の鍵といえる。

岡の解説
夢をばらまくためにはまず夢を持たねばなりません。ハッキリとしたイメージが持てるぐらいの夢を描き、その実現に対して強い意志をもつことが重要なのです。そして、そういう夢を他人に語るためには相当の覚悟が必要になります。覚悟を持って夢を話していると徐々に自分の中でも実現させることへの確信が生まれてくるものです。聞いている人間もちょっとしたきっかけやお手伝いをしたくなるのも珍しくありません。そういう方のアドバイスやサポート、提供してくれる情報やチャンスが大きく人生を変えることも珍しいことではないようです。まずは夢を持ち、人にウキウキ語れるようになることが大切です。

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【気づき】 船井流キーワード 241 #funai365

【気づき】 船井流キーワード 241

成長のためには、気づきが必要だ。人から注意されたり、叱られたりという外からの刺激以上に、自らの気づきに勝る成長の機会はない。

岡の解説
人間の成長は気づきがあるかないかだと言えるのかもしれません。気づきは「知る」ではなく「わかる」ということです。つまり意味が腑に落ちたということです。情報化社会になった現代社会では知ったようなことは多いものです。しかし本当の意味がわかるかどうかが重要なことなのです。色々なことの深い意味がわかる、本質が見える。そういう時に一皮向けるのだと思います。より多くの気づきを得るには、気づきを得ようと意識して物事を見る、考えるということも大切なことです。

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【些細なことにも「ありがとう」】 船井流キーワード 242 #funai365

【些細なことにも「ありがとう」】 船井流キーワード 242

どんな些細なことにも「ありがとう」と言葉をかけることだ。どんなに親しい間柄にあっても、もともとは他人同士だ。家族も、独立して別の家庭をつくり、離れていれば他人に準じた関係となる。

岡の解説
小さなことが見えるかどうか、小さなことにキチンと対応できるかどうかは最終的には大きな差、決定的な差を生むものです。小さなことにも感謝の気持ちを持ち、言葉にできる人は、より大きな幸せを手にする可能性が高まるはずです。意識して「ありがとう」を言おうと思っても、慣れないとなかなかできるものではありません。できるだけ「ありがとう」を意識する。そのために他人の小さな気遣いがないかどうかを興味をもって見るようにする。そういう行動をとれば世界は今までと違って見えてくるものなのです。なぜなら、当たり前のように見えているものでも、多くの人の努力や気遣いで社会は創られているからです。

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【間違ったら素直に謝り、すぐに改善する】 船井流キーワード 243 #funai365

【間違ったら素直に謝り、すぐに改善する】 船井流キーワード 243

社会人として自分が一度口に出したこと、いったん決めたことを翻意するのは、信用問題にかかわるし、面倒なことも多い。しかしうまくいかないことを続けるのが良いはずはない。間違いに気づいたら、潔く改める勇気も必要。

岡の解説
人生は決断の連続でなりたっています。経験や知識を積めば、より正しい判断ができ結果、正しい決断ができます。しかし時には間違った決断をすることもあります。人生の全て、ベストな決断の連続で過ごせるとは限りません。決断の間違いに気づいたら、少しでも早く間違いを止める、訂正する”決断”をしなければなりません。決断とは正しいことをすぐやる勇気、正しくないことをすぐ止める勇気を持つといえるのかもしれません。もちろん判断だけしていても”決断”しないと何も変らずチャンスを逃すことになることも注意が必要です。

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【人生は長距離走】 船井流キーワード 244 #funai365

【人生は長距離走】 船井流キーワード 244

人生は長距離走だ。疲れたらやすめばいいし、結果を急がないことだ。もちろん、場合によっては目先の成果を求められることもあるが、長い目で見て「こうなりたい自分」になれたらいいと思えばよい。

岡の解説
上昇期があれば下降期があるのは自然なことです。それは個人の運気や生活でも同じことです。良いこと、悪いことに一喜一憂するのではなく、長い目で見て本当に正しいと思うこと、自分が信じるあり方に近づく意思を持ち続けることが重要なのだと思います。波の高低を気にするのではなく、正しい潮の流れに乗ることが重要なのです。潮の流れを読み、自分の行きたい場所にいくように自分の乗る人生の小船をコントロールする意思を持つことが大切です。

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【誰かが見ている】 船井流キーワード 245 #funai365

【誰かが見ている】 船井流キーワード 245

「お天道様が見ている」などという考え方は古いのかもしれないが、これを「自分の良心が見ている」と解釈したらどうか。他人は騙せても、自分を偽ることはできない。一人ひとりが正しい視点を持つことが、これからの時代よりいっそう重要だ。

岡の解説
経営においても、個人の人生においても悪いことをして長続きすることはあまりありません。必ず誰かがみているものです。そして悪いことがバレるのではないかと冷や冷やしながら隠し続けることは笑顔で楽しく毎日を過ごそうとする正のエネルギーを打ち消す負のエネルギーを作り出してしまいます。誰が見ている、誰がみていないに関係なく企業も人生もできるだけ正しいことをして生き続けることが重要なはずです。その正しいと思うレベルを上げ続ける努力こそが重要であり、正しいと思うレベルを引き下げ続けたり、正しくないことを正しいと言い訳したり、言い換えたりしてはいけないのです。

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【仕事の適当さは人生の適当さ】 船井流キーワード 246 #funai365

【仕事の適当さは人生の適当さ】 船井流キーワード 246

「命懸けで仕事をしろ」という言葉は、あまりにも時代錯誤に感じるかもしれない。しかし、起きている時間の約三分の二を仕事に費やしているのだから、それくらいの真剣さで取り組んで欲しい。「毎日がつまらない」と感じるのは、その人が自分の人生を真剣に生きていないからだ。

岡の解説
人生の中で仕事を持つということは重要です。今、仕事についている人は意識して感じることが少ないはずですが、仕事を欲している人からすると仕事はとても素晴らしいものです。まず仕事でたくさんの人と関係を持ち、その人たちに貢献することができます。なおかつ時間を投入する中で熟度が増していき、ある一定の知識や技術を持つことができるようになります。もちろん知識や技術が高まる中でより大きな収入を手にする確立も高まってきます。仕事のやりがい=人生の生きがいにもつながります。だからこそ、仕事を適当にして時間を無為に過ごせば人生も適当になりやすいのです。世の中で仕事を適当にしていて評価されることはまずありえないということにも注意が必要です。人間性も人柄も仕事を通じて表現できることが多いはずです。つまり仕事の進め方=その人の評価に直結しやすいことにも注意が必要です。

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【心で聴く】 船井流キーワード 247 #funai365

【心で聴く】 船井流キーワード 247

人の話を聞く時には、心で「聴く」こと。心を込めて聴くためには、相手に興味を持つことが大切だ。誰でも好きな相手の話は一生懸命に聴くものだ。

岡の解説
相手の話を聞く以上に「聴く」、相談や質問に答えるのではなく「応える」ということを大切にしようと考えます。要は本質は何なのか。何を伝えたいのか、知って欲しいのか、何をして相談しようとしているのかというポイントを押さえることが重要なのです。耳で聞いていて通り一遍の返事をする。言葉尻にだけ答えるという形では本音のコミュニケーションができません。常に言葉ではなく、気持ちに応えるということが重要なのです。

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【自分にしかできないこと】 船井流キーワード 248 #funai365

【自分にしかできないこと】 船井流キーワード 248

自分にしかできないことは何か?それが自分の使命だ。それを見つけたら、そのことに命懸けで取り組め。

岡の解説
自分にしかできないことは自分が形にする前に死んでしまったら、もう誰もできなくなってしまいます。ですからある一定の形にして、次の世代、あとの世の人のために何らかの形にして残すことが重要です。全ての人が自分にしかできないことで他の人のお役に立てることができるようになれば世の中は加速度的に発展して良くなるに違いありません。自分にしかできないことを形にしていけばその人の存在意義が明確になってきますし、そのことで食べていくことも容易になってきます。誰でもできることしかしない、誰でもできることもできない状態では食べていくこともままなりません。自分しかできないことで他人を喜ばせることをまずは自分の身近なところで始めてみることが大切です。

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【目の前の仕事に全力で励む】 船井流キーワード 249 #funai365

【目の前の仕事に全力で励む】 船井流キーワード 249

すごい仕事をする人間は、未来のあるべき姿がしっかり考えている。しかし同時に、今、ここで期待されている自分を裏切らない。

岡の解説
未来は現在の延長線上にあります。今を大切にしないということは明るい未来を創ることを諦める、または後伸ばしにするということです。だからこそ、時間がない、人がない、チャンスがないと考えて目の前の仕事のできない理由を説明するよりも、なんとか時間は作れる、人もなんとかできる。チャンスは必ずあると考えて全力でなんとかしようと取り組むことが重要なのです。要はとらえかたです。できないととたえるよりもできるととらえる、なんとかしようととらえることが重要なのです。

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【成功するクセづけ】 船井流キーワード 250 #funai365

【成功するクセづけ】 船井流キーワード 250

相手のことを一所懸命、親身になって考ろ。そのためには、メモをとる。必ず見送る。手紙を書く。この三つのクセをまずつけることだ。

岡の解説
小売業の基本は売り手発想だけではなく、お客様目線、お客様思考、つまりお客様中心主義をとることです。同様に人間関係においては、相手の目線主義、相手思考、相手中心主義を取ることです。そのためには相手のことを自分ごと、自分の身内の気持ちとなって考えることが重要です。身内ならば別れ際に最後の最後まで見送ることも当たり前ですし、大事なことの話をする時にはキチンと聞いてメモをとることも可笑しなことではありません。ビジネスにおいて相手に対して一所懸命になっていやがる人はあまりいません。相手のためを中心に考えて一所懸命やりきっている人はそう多くないのが実態だということを忘れてはいけないのでしょう。

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【失敗から学べ】 船井流キーワード 251 #funai365

【失敗から学べ】 船井流キーワード 251

失敗が多い奴ほど伸びる。その失敗から学べばいい。失敗から目をそらすと同じ失敗や嫌な出来事が、二度でも三度でも追いかけてくる。その出来事から学ばない限り、繰り返して起こる。

岡の解説
船井流では人が成功する、成功しないは能力の差以上に性格の差だと考えています。誰しも失敗はあるものですが、その失敗を引き起こしたことは何なのか。期限をメモしていなかったり、できない約束を安請け合いしてしまったりとその原因はさまざまです。だからこそ、失敗を忘れるのではなく、これからは失敗しないように普段から”こういうところに注意しよう”と学ぶことが重要なのです。人生は学びの多さで豊かにも貧しくもなります。失敗した時に嫌になったと嘆くよりも、勉強になったと考えるほうが良いのです。

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【実績が上がらない原因】 船井流キーワード 252 #funai365

【実績が上がらない原因】 船井流キーワード 252

実績が上がらない原因はただ一つだ。自分の仕事がお客様に喜ばれていない。それしかない。

岡の解説
実績は行動の結果です。なんらかの仕事の実績が上がらないという原因はその行動、仕事などがお客様の求めていた以上のものではないということなのだと思います。競争が激しくなった今は、お客様の求めているトントンレベルを実現してもその程度なら他者もできると考えるのが普通なので不満にはならなくても喜びもほとんどありません。お客様の期待以上を結果を産み出す行動をとらないと実績はあがらないのです。まずはお客様の真の期待を知り、他者以上にその実現のお手伝いを全力で行う。そういう取り組みをしないと実績が上がらない時代が今なのです。

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【上司】 船井流キーワード 253 #funai365

【上司】 船井流キーワード 253

部下を成功させる人を上司という。部下の失敗は、その部下を成功させてあげられなかった上の人間の責任だ。

岡の解説
船井流では組織はトップで99%決まると考えます。また自分の現在は自分自身が全て形作ったもの、自分の成功・失敗も全て自分に責任(原因)があると考えます。一個人として考えてみると、部下自身の成功、失敗はもちろ本人の責任であるわけですが、組織として考えてみると部下の成功しやすい環境づくりが上手くできなかった上司の責任で部下が失敗してしまった。部下の成功しやすい環境作りが上手にできたので部下が成功したと考えるのが正しいのでしょう。組織は個々人の力の和プラスアルファの大きな成果を産むことも珍しいことではありません。そういう組織を作るためには部下一人一人を機能させ、能力を最大限発揮させ、成功させることこそが組織のリーダー、上司の役割だと言えるはずです。部下に良き見本を示し、自信を与えることに上司は熱意をもたねばなりません。

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【自分との対話】 船井流キーワード 254 #funai365

【自分との対話】 船井流キーワード 254

自分と対話するとわかる。対話を始めたときには、答えが見ていることが。解決できない課題はやってこない。答えは自分が教えてくれる。

岡の解説
船井流では全ては必要・必然・ベスト、過去オール善と考えるのが基本です。今持っている課題も課題になった原因は自分が作ったものか、もしくは自分が問題意識を持って見つめたために発見した課題です。前者はもちろん自分の力で解決するのが筋ですし、できれば対処法的な解決ではなく、同じ間違いを繰り返し行わないように根本から解決したいものです。後者は現状を良くしたいと願ったからこそ見えてきた事実です。元々なんとかしたかったわけですから、これも自力でなんとかするように動かねばなりません。愚痴をいったりひていしたりしても現状は変わらないものです。良くしていくためにどうするのがベストなのかは自分の心の中に答えがあるはずなのです。

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【損得よりも善悪】 船井流キーワード 255 #funai365

【損得よりも善悪】 船井流キーワード 255

損得よりも善悪で物事は判断する。善なることでなければ続かない。

岡の解説
人生もビジネスも目先のことばかりが気になるのですがその実態は長期戦なはずです。目先の話においては損か得かが目に入りがちです。しかし得する話であっても世の中に善なるものでないと長続きするわけはありませんし、続いたとしてもやがて批判されたり問題が明るみに出るようになるはずです。そうならば先に得するか損するかを考えて行動するよりも、善なること行動を通じて結果として得になることを目指すことが重要なはずなのです。

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【仲間が元気になること、自分が元気になること】 船井流キーワード 256 #funai365

【仲間が元気になること、自分が元気になること】 船井流キーワード 256

多くの人や、仲間が元気になることができればいい。何より自分が元気になることであれば、命をかけて、仕事にのぞめる。

岡の解説
船井流では全ての人は自分の使命を果たすために産まれてきたと考えます。つまり一人として世の中で必要のない人間はいないわけです。自分の使命とは世のため、人のために尽くすこと、貢献することです。そて、世の中に尽くす、貢献するということは、多くの人を喜ばせ感動させること、つまり元気にするということなのです。ですから自分が他者に対して貢献しているかどうかを図りたければ相手が元気になったか、幸せになったかをみてみればわかるはずなのです。

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【マクロに大局をつかみ、ミクロに行動する】 船井流キーワード 257 #funai365

【マクロに大局をつかみ、ミクロに行動する】 船井流キーワード 257

マクロの大局をつかみ、少しずつ確実にミクロに行動する。マクロに見れば、正しい道がわかる。

岡の解説
自分の進む道を決めるとき、また日々の行動を決めるとき、その結果が自分の夢に近づくものであることが望ましいはずです。それを続けていてもいっこうに夢に近づかなければやがて喪失感や焦燥感が出てきてしまいます。そうならないためには一段高い視点に立ち、マクロに未来を考えることが重要です。その結果進む道が見えれば、日々はコツコツ一歩ずつ不屈の精神で前進していけば良いのです。マクロな視点で最終到達系を考えれば、必ず道は見えるはずなのです。

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【完璧グセ】 船井流キーワード 258 #funai365

【完璧グセ】 船井流キーワード 258

完璧グセは、一流の条件だ。一つひとつのことを完結させる。あとの人に迷惑をかけない。いやな気持ちを残さないことだ。

岡の解説
人間の生きる目的は人間性を高めることです。それは一流の人間と表現されるまで人間性を高めるということです。一流とは一般の人がなかなかそこまで到達できないレベルまで正しいことをやり切れる人のことでしょう。普段から完璧を目指して努力をしていると簡単なことはすぐにできるようになります。そして難しいことも時間をかけて続けて行けばやがて苦もなくできるようになるはずです。意識してより高い完璧を目指すことは大切なことなのです。また完璧グセは後始末、前始末につながります。

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岡 聡のマーケティング本と一緒に揃えると船井総研のマーケティングの”今”がわかります。
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