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2010年09月

【人間が求める精神的な豊かさ】 船井流キーワード 198 #funai365

【人間が求める精神的な豊かさ】 船井流キーワード 198

人間が求める精神的な豊かさは、人間のヒューマン・タッチ(親近感)によってこそ、最も上手にもたらされると、心理学では証明されている。とすれば、ハイテク社会、情報化社会においては、一方ではハイタッチこそが、企業にとっての必要な要素としてますます求められる。要するに、ハイテクだけでは人間を上手に動かすことはできない。

岡の解説
マズローのいう欲求の五段階説の最上位は自己実現。つまりあれを持ちたい、これをやりたいという夢がかなう状態のことです。しかしこの五段階目を達成すると人間は満ち足りるのかというとそうでもないようです。自分自身の夢を実現した後は、他人や世の中に対してお役に立ちたい、貢献したいと思うようになるようです。他人の幸せづくりのお役に立つことこそが本当の精神的な豊かさにつながるようなのです。ハイテクは通常、合理化につながる仕組みづくりで使われます。人間が行うより短時間で合理的に仕事ができるようになります。しかしその合理化の影で人間の手作業の暖かさが失われやすいことに中止しなければなりません。そういう人間性、人間的臭いがまったく除去された作業や機械的仕事は嫌われやすいものなのです。WEBサイトなどでも単純に美しいサイトをつくるだけではなく、人間臭さが表現されていたり、WEB上での質問・注文・問い合わせなどに対してもより人間的な対応を心がけることが大切になってきます。ハイテク時代だからこそハイタッチを意識して仕事をする企業が好まれるようになるのです。

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【普通の人が頑張り続けるためには、成果が順調に上がる必要がある】 船井流キーワード 199 #funai365

【普通の人が頑張り続けるためには、成果が順調に上がる必要がある】 船井流キーワード 199

意志が強ければ、人は頑張りつづけることができるわけだが、頑張れば、たいていの目的は実現できる。だが、それをわかっていても、人間はやはり人間。すべての人が、意志強固に頑張り続けられるものではない。普通の人が頑張りつづけるためには、やはり成果が順調に上がる必要がある。

岡の解説
成果が上がれば楽しくなるものです。逆に成果が上がらなければ正しいと信じていても楽しくなく、場合によってはつらいものとなるのが人間です。つまり頑張る→成果が出る→だから頑張り続ける→更に成果が出るというような善循環の勝ちパターンサイクルができれば、楽しく物事に挑戦できるわけです。ならば、どれくらいで成果が出れば良いかということになります。小さなものでは3ヶ月程度で成果がでるようになれば最高だと思います。これは一ヶ月目にP(プランニング)をきっちりたててやる準備を行う。2ヶ月目にきっちりとD(ドゥ)できているか確認しながら続ける。そして3ヶ月目に実力が付いたか、成果が出るようになったかをC(チェック)=測定するというような流れなら自然であろう。まずは3ヶ月で小さくても良いから何か成果を出し、それを成功体験として楽しく取り組む癖付けを行うという事が大切なのだと思います。

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【商いのコツは客を増やすこと】 船井流キーワード 200 #funai365

【商いのコツは客を増やすこと】 船井流キーワード 200

客数が増えつづけている以上、経営体は安泰である。一般に客が増えると客単価が上がらなくとも、経営体にとって最も大切な売り上げが増え、経営体自体は拡大、成長を続けられるからだ。

岡の解説
売上高=客単価×客数 とよく表現されます。小売業の店頭のレジも1点1点の商品の売上を積み上げ、最終的な日次の精算では客数がいくら、客単価がいくらと集計されるのが普通です。ここで問題になるのが客単価アップを追及するのか、客単価を追及するのかです。どちらも重要ですが特に重視しなければならないのが客数です。客単価は景気や市場環境、需給に影響されがちです。大切な視点は「企業が成長していくためには客数アップは不可欠である」ということ、「客単価アップには限界があり、特にデフレ経済化では客単価向上を無理に狙うよりも戦略的に客単価を引き下げる視点も重要である」ということなのです。多くの生活者の支持を集めること=客数アップであり、商売で最も大切なことのひとつであると理解したいものです。

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【客の固定化】 船井流キーワード 201 #funai365

【客の固定化】 船井流キーワード 201

新しい客は増やさなければならない。しかし古い客、いままでのなじみ客を減らしてはならない。商売のコツは、今までの客を固定化しておきながら、新しい客を増やし、しかも、この新しい客も固定化することなのだ。人が固定化するために最も重要なことは、人間的つながりである。

岡の解説
新しい顧客を開拓するコストは手間はとても大きなものです。しかし新規客の開拓がなければ売り上げが増えないということは直感的、本能的に誰にでも理解できるため、実践は難しいながらも新規開拓に対しての意識はどの企業も高いものです。ところが人手や時間を新規開拓に振り向ければ振り向けるほど既存客を守るのがおろそかになるのが普通です。また新規客獲得ほど維持コストをかけない企業が多いのも普通です。既存客の売り上げは”あるのが普通”の感覚になるのはとても怖いことです。既存客のフォロー力を高め、固定化する努力も新規開拓の努力と同じだけ必要なことなのです。

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【二つの攻撃原則 1】 船井流キーワード 202 #funai365

【二つの攻撃原則 1】 船井流キーワード 202

第一の原則
1)相手の長所・短所の両面をたたけ
2)相手の長所をたたけ
3)相手の短所をたたけ

いずれにせよ、自分の力に応じた方法をとればいいわけだが、1)は競合者を丸ごとかみ砕くやり方だから、相当力がなければできないし、2)も、相手が最も力を入れている部分をたたき、欠点を浮き立たせるやり方だから、かなりの力を要する。3)は、まず相手の弱点をたたき、そのことによって自分に力がついてから2)に進む方法で、弱者にとっては、この方法しかない。

岡の解説
世の中にはどんな分野にも、良くも悪くも競争があります。この競争に打ち勝つには攻撃原則を正しく理解しておいた方が得です。攻撃をかける時にまず理解しておきたいのは現在の自分と競合者の相対的力関係がどの程度のものかを先に分析しておくことが重要だということです。そして自分の力があるならば、相手の長所・短所両面をいっきに攻めれば良いのです。どうしても相手の短所・弱い部分を攻めたくなるわけですが、強者はそういう戦略をとることが得策とはいえないのです。良く考えてみると短所をたたいても長所が残ったままだとその勝利は一時的勝利となり、温存された長所を機軸に反撃を受けるようになってしまいます。心理的には短所をたたく方が精神的にも体力的にも楽であるのは事実と思いますが、勇気を持って相手の長所を叩くことを優先しなければならないのです。当然、いっきに攻め込む必要があるわけですから、こちらも長所を前面に出して戦わなければなりません。つまり戦いとは長所と長所の戦いとなるのが自然であり、常に闘いに勝ち続けるためには自分の長所を磨き上げておくことが重要なのです。

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【二つの攻撃原則 2】 船井流キーワード 203 #funai365

【二つの攻撃原則 2】 船井流キーワード 203

第二の原則
1)自分の力が10で相手の力が3以下→相手を真正面からたたく
2)自分の力が3で相手の力が10以上→弱者の成功法を用いる

1)の場合はそのまま真正面からたたけばいいわけだが、2)の場合はそうはいかない。そこで、できるだけ相手の力を分散させ、その分散させた一点において自分と相手との力関係を10対3にもっていき、集中攻撃をかける。これは弱者の成功法だといってもいい。

岡の解説
戦う時に基本的に重要なのは自分の戦力をまず知るということです。ランチェスターの理論がとても有名ですが、圧倒的な勝利を得ようとするならば3倍以上の戦力差をつければ、自分たちの軍も損害が少なくなりますし勝利がほぼ掌中に入ることになります。3倍の戦力差以上で徹底的に攻撃をかけることが重要なのです。逆の場合はいわゆるゲリラ戦法をとらなければなりません。敵の予想を覆し、その局地戦において自分たちが3倍の戦力で攻め込むことが重要なのです。勝てる部分に戦力を集中させ分断した敵を攻めるわけです。戦争だけでなく大企業に対して中小企業が何をしなければならないかが明確にわかります。そうはわかっていても中小企業が限られた戦力をある部分に集中的に投入するには勇気が必要です。そしてもっと必要なのはそういう判断ができる優秀なトップを擁しているということなのです

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【弱い物いじめの法則】 船井流キーワード 204 #funai365

【弱い物いじめの法則】 船井流キーワード 204

競合社会においては、強者は弱者よりも絶対的に有利な立場に立つ。とすれば、初めから自分より強者に体当たりをしていくことは、競争法として最も下手なやり方だといわなければならない。弱者の企業は、より弱い者をいじめてシェアの拡大をはかり、強者へのプロセスを歩まなければならない。

1)自分のすぐ下の弱者を包み込む
2)強者に対抗できる自信をつける
3)はじめて強者と戦う

岡の解説
日本人は弱者びいきの民族であり「弱い者いじめ」という表現は誤解を生むかもしれないですが、好き嫌いを問わず世の中には競争、競合があるのが普通です。ですから自分の身を守ったり、会社を守ったりする場合に戦いの基本を知ることが重要です。強者に対して無手勝流で戦いを仕掛けても徒労におわったり、ともすると犬死というようなことにもなりかねません。戦わずに済むときはそれがよいのですが、やむを得ず戦わねばならないなら、勝てる戦い方を考えねばなりません。激烈なシェア争いをしている業界でこの法則を当てはめればよくわかると思います。まずは勝ちやすい下位の者との戦いを制し、力を蓄えて上位の強者と戦うのが正攻法だということを知っておきたいものです。

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【弱者ほど拠点が必要】 船井流キーワード 205 #funai365

【弱者ほど拠点が必要】 船井流キーワード 205

人間にも企業にも拠点が必要である。拠点とは、安心して帰れる場所、最後によりかかれるところ、そしてそこでは強者の生活が送れるところ、マーケティングでいえば、いつでも利益の出るところのことだ。仮に競争に敗れ、本拠地以外のすべてが強者によって奪われても、拠点があれば、そこに立てこもってゆっくりと英気を養い、次の攻撃方法を考えたり、準備をすることもできる。

岡の解説
本拠地、本丸をもっているといないとでは大きな違いがでます。それは得意分野やカテゴリー、専門テーマなどであり、言葉を変えれば主力商品ということもできます。たとえ、売り上げが大きくともそういう自分の得意分野、絶対的自信のある分野がないと、勢いがそがれると総崩れとなることが多いものです。また、そういうものを持っていないと精神的にも不安定になりやすいものです。営業部なら営業で得意な地域、商品部なら商品部で仕入れ・製造で得意なカテゴリーを持たねばならない。こういうことを考えると、「絶対的に自信のある得意分野やセグメント、カテゴリーをまずは持とう」という意識を早く持つことの重要性がわかるはずです。

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【3対1の攻撃の原理】 船井流キーワード 206 #funai365

【3対1の攻撃の原理】 船井流キーワード 206

「敵地で敵を攻め、必勝を得るには、敵の三倍の力が必要である」ということだ。先発メーカーに対して後発で参入しようとするときや、流通段階において、先発店舗のあるところに新規出店をする場合などに、この原理が適用される。戦う以上は完勝しなければならない。完勝のための条件は、最低限、敵の三倍以上の力である。

岡の解説
これはランチェスター戦略のサンイチ(3対1)の原理と呼ばれるものです(アメリカのORチームが3倍の兵力を投入すれば戦いに勝て損害量も軽微になると提唱したもの)。シェアを2社で争っている時、A社が73.88%のシェアを押さえると残りのB社のシェアは26.12%となります。この時の力関係は73.88÷26.12=2.83対1 つまり≒3となります。この数字が勝敗の分岐点なのです。実質2社の戦い合や個々の顧客での戦いは一騎討ち型となり3倍、地域や商圏での面的戦いでは確率戦型となり√3(約1.7)倍のシェア差があると逆転できない状態になるということです。ここで言う73.88%はランチェスター理論で言う上限目標、26.12%は下限目標です。船井流の1.3倍の心理的な差別化の数字の二乗は≒1.7.1.7の二乗は≒3ということになり、船井流の競合対策理論の根幹にもつながります。

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【4対8の守備の原理】 船井流キーワード 207 #funai365

【4対8の守備の原理】 船井流キーワード 207

「敵が攻めてきたとき、守備側に敵の40%以下の力しかなければ、普通は争うだけムダである。あっさり城をあけ渡そう」ということだ。事実、相手の4割以下の力で戦うことは、完敗を意味し、二度と立ち上がれなくなるまでたたきのめされるのが普通である。この場合は多少悔しくても城をあけ渡し、力を温存して後日を期したほうがよい。

岡の解説
4対8の力関係はランチェスター戦略でいう確率戦闘A'の二乗-Aの二乗=E(B'の二乗-Bの二乗)となります(A’…Aの初期兵力数  A …Aの残存数 E …武器の性能、効果 B’…Bの初期兵力数  B …Bの残存数  戦闘力=E×兵力数)。
つまり8×8=64、4×4=16、となり戦力比は64対16=4対1(相手の一人当たり受けている攻撃量は 1 / 8 × 4 = 4 / 8   こちらの一人当たり受けている攻撃量 1 / 4 × 8 = 8 / 4)。 残存数は64-16=48 √48=6.93となります。これは自分たち4人が全滅した時、相手は6.93人残るということです。つまり相手はほぼ1人しか死なないということです。このように2倍の兵力差は戦力比でいうと4倍となるわけで、圧倒的に不利な戦いに無手勝流で挑むと犬死になってしまうということなのです。

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【10対8の利益の原理】 船井流キーワード 208 #funai365

【10対8の利益の原理】 船井流キーワード 208

「同一市場で二社が共存する場合、一番にとっては、競合相手の二番の力を自分の80%以下に抑えていないと利益が出にくくなる」という意味の原理だ。したがって、一番にとって最も必要なことは、二番をたたくことである。

岡の解説
10対8ということは一番と二番の差は1.25倍です。つまり1.3倍の差がついていないということで、ほとんど消費者からみて差がない存在となり集客力でも明確な差がなくなります。そこでお互いに利益を削ってでも集客を強化しようということをやりあう関係となってしまい、利益を削りあう状況になるわけです。シェアが大きい、売り上げが高いといっても、圧倒的に二番以下の企業と差をつけることをより重要な目標とせねばなりません。10対8では戦いの決着もまだついていないのです。

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【2対10の安全の原理】 船井流キーワード 209 #funai365

【2対10の安全の原理】 船井流キーワード 209

「同一市場において数多くのものが競合する場合、自分の力が一番の力の20%以下なら、競合者は自分のことを問題とせず、見逃してくれる。したがってかえって安全である」ということを意味する。力がないときは、この原理内で情報を探り、布石し一挙に一番の3倍以上の力で攻め込むのが定石である。

岡の解説
同一市場に2者以上存在するわけですから、その関係はシェアの理論でいうと2÷12=16.66%以下、10÷12=83.33%以下ということになります。2者とすると一番は独占シェアをとっています。そしてその差は5倍です。ここまで差が開くと一番の企業は圧倒的な存在となり、自らがいつでもこちらを自由にコントロールするポジションにあり、生死を握っていることがわかるため逆に慌てて攻めてこないということです。ですから一番を脅かす近い存在よりもかえって安全なのだという考え方です。これは油断をして見逃してくれているということが前提となっている考え方です。

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【8対10の心理効果の原理】 船井流キーワード 210 #funai365

【8対10の心理効果の原理】 船井流キーワード 210

「競合力原理(3対1の攻撃の原理、4対10の守備の原理、10対8の利益の原理、2対10の安全の原理)はいわゆる統計的原則である。これらは、当事者が人間だからやる気とか自信などの心理的効果によって破られることもある。だがその限界は、下位者の力が上位者の8割まで達したときのみで、8割以下の力しかなければ、心理的効果はかえってマイナスに作用しかねない」ということだ。

岡の解説
人間が介在する戦いには心理的な要素が強く働きます。原理原則から考えるとそうなるわけはない場合でも、本来勝つはずの当事者が弱気になったり、迷いが出たり、苦手意識や引け目があったりすると負けてしまうことがあるわけです。そしてもっとも多くあるケースがトップが自分が率いる部隊や部下の信頼を勝ち取っておらず、兵自体がやる気がないという状態です。戦力はあるはずなのに戦意がとぼしければ勝つはずの戦いも勝てません。限界のケースは勝てないことがわかっている部隊のトップが追い詰められて捨て鉢の戦いを選び余計に損失を拡大させるというようなことです。トップが冷静に判断できないと部隊は頓死してしまうのです。

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【商売の原点①~安く売れる体質】 船井流キーワード 211

【商売の原点①~安く売れる体質】 船井流キーワード 211

同じものならできるだけ安く売れる体質をつくれ。
1)ローコスト店舗作り。
2)現金仕入れ、現金販売。

岡の解説
商売の中で儲けは仕入原価を低減し粗利を増やし、経費を抑えることによって生み出されます。一般的に経費内でウェイトの高いのが不動産費と人件費です。人件費は運営しながら多少はコントロールができますが、家賃と建物・什器類の減価償却費が高すぎると損益分岐点があがりすぎます。損益分岐点の引い儲かりやすい店を作ることは小売業で基本となるわけです。また仕入原価の低減にも現金払いは効果絶大です。掛けの仕入れも現金払いにして仕入れコストを下げてもらうという手もあります。安く売るためには安く売れる体質を考えることは基本の基本であり、競争力強化の大本になるはずです。

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【商売の原点②~客が最も欲する商品を売れ】 船井流キーワード 212 #funai365

【商売の原点②~客が最も欲する商品を売れ】 船井流キーワード 212

客が最も欲する商品を売れ。
1)客に最も近い人=販売員が仕入れる
2)仕入先を多くもち、仕入れ姿勢を柔軟にする
3)客や同業者を十分に調査し、客が何を欲しているかを知る
4)商売を天職と考え、客のために奉仕することに努める。高頻度仕入れ、返品交換、宅配などもいとわない。

岡の解説
お客様主権の時代となり、店あまり、商品あまりになっている業界ほど、現場でお客様ニーズを理解している人の情報が重要になります。理想はその人が自分で直接売りたい商品を仕入れることです。チェーンストアの場合には売れる商品情報をバイヤーに伝えることが重要です。そして多様なニーズに対応するためには常に新しい仕入先の開拓を意識することが重要です。また、自店に無く競合が取り扱っている商品が無いかの調査も必要となります。そして何より大切なことは商売とはお客様に奉仕すること。つまり、お客様のためになり、役に立つことを考えることを苦と思わず、よりお客様が求める「必要な時に、必要な物」を揃え、提供する努力を厭わないことが重要なのです。

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【商売の原点③~新しく商売を始める気持ちになれ】 船井流キーワード 213 #funai365

【商売の原点③~新しく商売を始める気持ちになれ】 船井流キーワード 213

新しく商売を始める気持ちになれ。新人には、経験も、資金も、なじみ客も、なじみの仕入れ先もない。
1)仕入先、同業者、客をすべて先生と考え、教えを請う。
2)同業者の二倍も三倍も努力する。
3)ムダはなるべくしない。
4)カッコよさより、少しでも客が喜び、売り上げが増えるように努める。
5)毎日感謝し、ありがたいと思う。
6)もし失敗したら、すぐに訂正する。

岡の解説
商売を長く続けるとマンネリ観が出てきて、新しい事への挑戦意識が薄くなりがちです。特に新しい取り組みを店頭で行うということだけではなく、時代の変化に対応した新しい商売のあり方に取り組む先進事例の収集や、同業者以上にお客様に貢献するための努力などもそうなのです。周囲の目を気にしたり、妙なプライドに左右されたりして、人は”守り”の体制に入っていきやすいものなのです。商売とは常に当たり前のことを当たり前以上にやるために努力すること。自分たちの当たり前の基準バーをあげ続けることを意識することが重要なのです。もちろん、適正なリスクをとることを恐れてはいけません。

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パソコンが調子が悪かったため少々投稿が不規則になっています。

  • 2010-09-16 (木)

基本1日1ブログですが、少々パソコンの調子が悪かったため不規則な投稿になっています。

【商売の原点④~売り場を最大限に効率よく使え】 船井流キーワード 214  #funai365

【商売の原点④~売り場を最大限に効率よく使え】 船井流キーワード 214

せまい売り場を最大限に効率よく使え。
1)売るのは店や内装ではなく商品。できるだけ売り場に商品を入れる。
2)商品が売れなければ困るわけだから、一品一品吟味して仕入れる=アイテム濃度、商品密度が濃くなる

岡の解説
小売業でお客様に喜んで頂き上手に利益を上げるためには、売場生産性(坪効率)と労働生産性(人時生産性)を高め、従業員の守備面積を適正に広げる努力を行うことが重要です。家賃は売場(坪)にかかる訳ですから坪家賃に対して高い売上、粗利を獲得できるようにすることが基本です。そのためには意味がないスペース、無駄なスペースを作ってはいけないのです。基本は商品の密度を高め、より豊富な品揃えと十分な在庫を持つことがポイントです。

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【商売の原点⑤~倒産してはならない】 船井流キーワード #funai365 215

【商売の原点⑤~倒産してはならない】 船井流キーワード 215

1)超安全を見越した資金繰りをまず立てる
2)労働費の関係から、零細店の間は、できるだけ家族労働中心で頑張る。
3)商売に不必要な経費はなるべく使わない。
4)成功している同業者先輩を徹底的にまねる。
5)余裕ができるまで、自分の不得意なものには儲かると思っても手を出さない。

岡の解説
企業は社会的責任、株主への責任、従業員への責任をもっています。ですから持続的継続的に存続させていかねばなりません。そのためには簡単に倒産させてはいけないのです。ところが帳簿上利益が出ていても資金繰りが悪ければ企業はあっけなく倒産してしまいます。それは大企業でも中小企業でもかわりません。中小企業は特に、ちょっとした景気の変動の波も経営に大きな影響を与えますので最初はできるだけ人件費を切り詰め、家族労働で我武者羅に働くことが必須です。その上で人件費以外の経費もできるだけ抑え、利益がでやすい環境を作らねばなりません。そういう癖付けは企業が成長しても重要です。企業が大きくなると人件費や他の経費は膨張していくのが普通です。切り詰めることが常に良いとは言えないにしろ、高コスト体質よりも低コスト体質の方が良いのは当然です。しかし一度高コスト体質になるとなかなか低コスト体質には転換しにくいものです。ですから安定的な経営を続けて利益を出している先輩企業に運営のコツを教えてもらうことも、とても大切なことです。そして理解しておくべきことは、利益企業はコスト管理も徹底しているということなのです。

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【躾・マナーを徹底する】 船井流キーワード 216 #funai365

【躾・マナーを徹底する】 船井流キーワード 216

社員の躾・マナーがしっかりした会社で、業績が悪い会社はない。ビジネスにおける躾・マナーとは、たとえ仕事が何歳であろうと、その人に合わせた振る舞いができることをいう。

岡の解説
躾やマナーとは人間と人間の関わり合いでできている社会において、関わった人に基本的な立ち振る舞いや会話で迷惑をかけない、不快にさせないということだと思います。ところが社会には子供から若者、大人、年配者まで。また異なる文化や宗教や人種、価値観を持つ人、同じく国の人から外国人。社会的地位の低い人から高い人など多様な状態となっています。できるだけ多くの人を不快にしないようにするにはまず相手の価値観に自分を合わせることができるという能力も必要です。また違う価値観が同時に存在する場合、どちらの価値観にも合格点であるようなレベルに自分をコントロールしなければなりません。例えば髪の色やアクセサリー、服装などに関して、どちらの片方から見ても合格点となるバランスをとることはとても重要なことなのです。そういう気配りを欠くと片方は合格でも、もう片方からは躾やマナーがなっていないということになるのです。

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【信頼は一生もの、失うのは一瞬】 船井流キーワード 217 #funai365

【信頼は一生もの、失うのは一瞬】 船井流キーワード 217

目に見えない”信用”という財産を手にいれるためには"日々の積み重ね”以外に方法はない。些細な約束でも必ず守り、腹が立つ場面でも感情的にならず、相手を包み込んで理性的にふるまう度量が必要だ。しかし、こうして積み重ねた信用も、失うのは本当に一瞬のことなのだ。

岡の解説
何事も積み上げるには骨が折れるし、時間もかかる。しかし崩すのは一瞬なのです。それが普通なのですから信頼を得る努力もコツコツと積み上げる必要があるのです。多くの人に理解され、多くの人に信頼されてこそ、多くの人に応援してもらえるものであるはずです。人生はファンや応援してくれる人が多くなればなるほど豊かになっていくものです。信頼は一生役に立ち、自分を守り奮い立ててくれるものだと思います。しかしその信頼を得続けている状態を作るためには日々、コツコツと約束を守り続ける必要があるということを忘れてはいけないのです。

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【プロ意識を持つ】 船井流キーワード 218 #funai365

【プロ意識を持つ】 船井流キーワード 218

プロの仕事は、必ずしも恵まれた条件とはいえない中、与えられた環境の中で人から「さすが」と言われる成果を出すことに凄さがある。こうしたプロと仕事がしたければ自分自身もプロになり、一流になることだ。人間は、自分が定義したとおりの存在になります。まずはプロ意識を持つこと、自分を一流だと思うこと、その思いを行動に移すことから、すべてが始まる。

岡の解説
プロとアマチュアの違いはそれを仕事としてお金を稼げる、お金を稼げないということの他に、プロはどんな悪条件でもアマチュアの絶好調レベルを安定してたたきだせるということだと思います。つまり負けにくく勝ちやすいわけです。反対にアマチュアは稀にラッキーパンチが打てるだけということになり、よほどの幸運が無ければ勝ち残り続けることは難しくなるわけです。つまり本当のプロとはどんな条件、どんな得意先、クライアントであっても安定して対応できお金を稼げる人のことなのです。そう考えると本当のプロフェッショナルレベルの領域への道はかなり遠く難しいもので誰しもが到達できるものではないということがわかります。しかしそういう”本当のプロ”でなくともお金をいただく限りはプロ意識をまずもって、本当のプロを目指すことは誰しもができることなのです。

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【ピンチはチャンス】 船井流キーワード 219 #funai365

【ピンチはチャンス】 船井流キーワード 219

誰しも「絶対絶命のピンチ」の経験があるものだ。人間はピンチの時に一番頭を使う。大切な場面を切り抜けるために頭をフル回転し、何とかしようとスイッチが入る。ピンチを切り抜けた経験は、後に大きな自信と財産になる。一度経験したピンチを自らの学びとした人は、次に同じような失敗は繰り返しません。これが「ピンチは成長のための最大のチャンス」の意味だ。

岡の解説
ここでいうピンチとは修羅場と言い換えることができます。ピンチや修羅場を経験することは決して悪いことではありません。その経験を切り抜けたという事実が大きな自信につながることが多いことと、同じような局面になった時の対処法がわかるからです。未経験のことは見方によればすべてピンチです。つまりこれまでやったことがない、出会ったことがない事態に対してどう考え、切り抜けるかという思考が人間を育て、大人にしていくことなのだと思います。ピンチが一度も無いという人もいるとは思いますが、そういう人ほど崩れやすいものです。その一瞬の自分の判断に掛け、その掛けに勝つという経験は他では得がたい経験になるのです。

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【続けられる人】 船井流キーワード 220 #funai365

【続けられる人】 船井流キーワード 220

続けられる人は、「続けられる仕組みをつくった」人か、「すでに習慣にしてしまった人」たちだ。

岡の解説
成功とは何度失敗してもあきらめずにやり遂げた状態を言います。天才といわれる人も一足飛びに輝かしい成果をあげたわけではないはずです。大方の人は少し失敗したり、失敗にたどり着く前に実行している途中に嫌になってしまい投げ出してしまうのです。ここで大切な発想はこの2つの考え方です。続けるためには”続くような構造、仕掛け”を作ればよいわけです。一番良いのは小さな成功体験が得られるようにしてワクワクしながら夢を追いかけるようにすればよいのでしょう。続けることが苦しいからやめるわけですから、続けることが楽しくなるように工夫をすれば良いわけです。色々なことに興味を持つタイプの人はそういう取り組み方を考えることが特に必要です。そういうタイプではなく真面目でコツコツする人は1日何分やるとか、何時にやるとかを決めてとにかくやり続けることが重要なのです。そのうちに自然とできるようになるものなのです。

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【すべての答えは現場にある】 船井流キーワード 221 #funai365

【すべての答えは現場にある】 船井流キーワード 221

自ら現場に足を運んで、触れて、感じて汗をかいて得たものが、本当の意味での自分の血肉になる。また一見、自分とは関係のなさそうな世の中の些細な動きからも、一定のルール可は可能だ。

岡の解説
世の中の仕事は突き詰めれば、何らかの課題解決をおこなっているわけです。発明家は今できないことをできるような仕組みや考え方を発明しようとしているわけですし、営業マンは自分の売上予算を達成するという課題解決にむかっているわけですし、違う考え方をすれば企業が自分から仕入れたくなるようにするという課題解決に取り組んでいるわけです。それらの課題はなかなかハッキリとは見えないものです。現状を把握し課題をまず発見することが解決につながるわけですから、まずは課題解決のためのヒントを現場に求めることが重要です。不調の時は原点に返り、現場に足を運ぶことをお勧めします。

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【自分との約束を守る】 船井流キーワード 222 #funai365

【自分との約束を守る】 船井流キーワード 222

「約束を守る」にも二種類ある。一つは他人との約束、もう一つは、他でもない自分との約束を守ること。他人との約束を守れても、自分との約束を守るのは難しい。他人との約束以上に大切なのは、自分で決めたことをやり切ること、自分との約束を守ることである。

岡の解説
仕事関係、あるいは遊びや趣味の仲間や家族と約束をすることは案外多いものです。社会は約束中心に動いているからです。信用や信頼は約束を守ることをベースに形作られているものです。社会で生きていくためには他人との約束が生まれます。それを守ることによって秩序も維持されているのです。しかしそれらの約束はお互いが最低限気持ちよく生きていくために必要なものです。これに対して自分との約束は意識しないと生まれません。言い方を変えるとそれは「覚悟」と言えるものなのでしょう。自分自身が誰にチェックされるわけでもなく、物事を実行しようと決意する。自律し、成長する原動力はこの自分との約束から生まれるものであることに間違いはないと思います。

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【成功体験を積む】 船井流キーワード 223 #funai365

【成功体験を積む】 船井流キーワード 223

小さくても、自分なりの成功体験のある人は「以前はあれだけの努力で達成できたのだから、次回も同じようにやれば必ず上手くいく」と小さな自信が持てる。一日一つの小さな積み重ねは、三年後には千個以上の積み重ねになる。これが、小さな成功体験の大切さだ。

岡の解説
成功体験は、次の挑戦の大きな自信と意欲になります。これは小さな子供をみていればわかります。逆に失敗体験は、次の挑戦への迷いや自信の無さにつながりやすいものです。世の中では誰しも成功を願っているわけですから、まずは小さな成功体験を積むことが重要です。そのためには自分が面白いと思うものや得意なものであればよいでしょう。そういう範囲のものは夢中で取り組むことができます。そういうものの中で早く小さな成功体験を積むようにしむけていくことが他人に対しても、自分に対しても重要なことなのです。部下に対しては早く小さな成功体験を積めるように環境をつくっていってあげることが重要ですし、自分としては小さな成功体験を積めるように意識して小さくてもよいので目標を打ち立て、まずは達成し勝ちグセをつけることが重要なのです。

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【ぶれない自分軸を持つ】 船井流キーワード 224 #funai365

【ぶれない自分軸を持つ】 船井流キーワード 224

気持ちがぶれない人というのは自分軸をきちんと持つ人だ。他者からの評価や自分が人からどう思われたいかの視点であれば一生、自分軸は定められない。

岡の解説
若いうちはそうでもないのですが、ある一定以上に歳を重ねると、人が言う話に何でもそうですね、そうですねと納得だけしているだけではおかしなことになります。もちろん、素直にどんな話でも聞くことは大切なのですが、自分の価値観に照らし合わせて自分としての考え方を持つと言うことはとても重要です。そういった自分なりの価値観=軸を持つためには徹底的にやってみて納得するか、大きな失敗などをした経験から学び身に付けるというようなやりかたがあると思います。またできるだけ何でも自分ならどうするか、自分ならどう考えるか、今起こっている現象から何を感じたかということを考えてみる訓練をすることが重要だと思います。そういう風に考える時間が増えることによって理性と共に自分軸も育ってくるものだと思います。

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【整理整頓】 船井流キーワード 225 #funai365

【整理整頓】 船井流キーワード 225

「整理」とはいらないものを捨てること、「整頓」とは整理して残ったものを使いやすく並べ替えること。

岡の解説
整理しないと多すぎて、探すだけでも時間がかかってしまい、いざというときに使えません。整頓しないと使い勝手がいまいちよくならないでしょう。資料だけでなく体験、経験も整理整頓が必要です。体験、経験の中から次に使う可能性があるものだけを、できるだけわかり易く残すことが重要です。その体験、経験から何を学んだかを反芻することです。船井流ではその中から次に使える発想やアイデアをルール化して残すことを推奨しています。次に学びと学びを比較し、使えるように整理することが重要です。その時、優先順位、実行手順などを考えれば強力なノウハウ、ドゥハウになります。これは整頓です。何を残し、何を捨てるのかを日々考え、使えるように整頓することはとても重要なことでしょう。

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【自己投資】 船井流キーワード 226 #funai365

【自己投資】 船井流キーワード 226

投資にもいろいろあるが、一番直接的でリターンが大きいのが、未来への時間とお金の投資である。

岡の解説
世の中のモノの存在には全て理由があります。起こることも必要必然ベストなのです。現在の自分は過去の自分が未来を信じて行動した結果なのです。これは原因と結果の法則という考え方で振り返ればよくわかります。現時点で不調なのは、過去の自分が怠けていたかピントはずれの動きをしてしまっていたからだし、現時点で好調なのは過去の自分が努力し、準備したことが花開いたわけです。人生も会社経営も豊かになるためには適切な投資を行い、拡大再生産を実現する必要があるわけですが、投資でもっとも重要なのは自己投資です。実力ある未来の自分を創るためにはお金だけでなく稼げる力をつけるための、知識や技術、人脈作り、経験を積むなどという行為に投資しなくてはいけません。お金がない場合は明るい未来を作るために自分が求めるテーマに時間をかけて学習するということがもっとも効率がよいはずなのです。

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【実績を上げる人】 船井流キーワード 227 #funai365

【実績を上げる人】 船井流キーワード 227

1)天才または才能のある人
2)運のいい人(ラッキーパンチ)
3)凡人で継続的で濃密な努力のできる人

凡人が人並み以上の成果を収めるためには、1 圧倒的な時間をかける、2 効率を上げる、 3)新しい分野に活動範囲を広げるなどの方法がある

岡の解説
環境が変わっても持続的に実績を上げていくためには、実績をあげる原理原則を知る必要があります。ここでいう原理原則とは実績を上げるために必要な確率の高いアクションとは何かをしるということです。
才能を天賦の才ととらえた場合、自分ではなんともしようがないものです。大半の人は凡人レベルですからその人が成功するためには努力を続けることがまず必要なのです。努力を続けているとたまにしかやってこないラッキーにめぐりあう確率も向上します。しかしそういうラッキーがなくても現在の実力以上のところに目標をかかげ、継続して努力をしていれば、自然と知識や能力は上がっていくのは間違いないはずです。そのためには質と量の関係で言う量をこなさなければなりません。つまり圧倒的な時間と圧倒的な体験数を引き上げていけば実績はやがてあがっていくはずなのです。勉強もしかりです。そして同じ事に取り組むのなら少ない時間と手間でこなす工夫に取り組むことです。これで効率が上がります。効率が上がれば余裕時間で別のことにまた取り組めます。また新しい分野=真空マーケットや領域を押さえれば実績が上がりやすいものですが、それさえも、「そういう分野で成功確率が高いものは何であるか」ということの継続的情報収集と分析に取り組む必要があるはずなのです。

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岡 聡のマーケティング本と一緒に揃えると船井総研のマーケティングの”今”がわかります。
「店長」大全では一章とコラムを執筆しています。
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